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01片思い・1

私の名前は、神田麻奈美。

私の、好きな人の名前は、藤井拓。

私は、5年間ずっと片思い中。彼は、

振り向いてくれない。きっと私の

存在も知らないでしょう・・・。

「麻奈美お昼よう」

「うん」

この子は、私の友達の西川蘭。

蘭は、自分よりも3歳年上の恋人

が、いる。

だから、いろいろ相談にのれる。

ご飯を、食べていると、蘭が

じっと私を、見ていた。

「そろそろ拓君に告白したら?」

私は、食べているものを噴出しそうになった。

「な・・・なんでそーなるの?」

「すきなんでしょう?」

「う・・・うん」

私は、正直に言うしかなかった。

「早く告白したら?拓君かっこいいから

彼女なんてすぐできちゃうよ?」

それは、分かってるけど・・・。

どうせ私なんか・・・。

「いい?これから1週間以内に

告白するんだよ」

私は、「うん」としかいいようがなかった。

ぜったいむりだよ・・・。

拓君は、私の存在全然気ずいて

ないんだもん・・・。

・・・え?私は影が薄いのかって?

ううん毎回拓君の近くで

いろいろとアピールしてる・・・。

だけど・・・。

全然ふりむいてくれない・・・・。

本当に蘭の言うとうり

知らないうちに拓君に

恋人ができていたらどうしよ・・・・。

だんだん心配になってきた・・・。

昔着たことがある。

拓君は、結構な遊び人で

振られた人もかなり多いらしい。

でも拓君が本気で恋をするのは、

その学校のマドンナだった。

この学校にもマドンナが1人いる。

足立由美。私たちより1年年上の

中学3年生。それにうわさじゃ

今度は、そのマドンナを、ねらってるらしい

確かに足立先輩は、綺麗過ぎる

セミロングでいつも頭の上で

おだんごをしている。

私たち1年2年とは、比べ物にならない


先生の言葉が右耳から左耳へと

すりぬけていく・・・。

「・・・・田」

「神・・・・田」

「神田!!」

「はっはい」

「次の英文読め」

「聞いてませんでした」

「もうすぐきまつだぞ!!」

「すみません」

拓君が私の方を、向いて

〔バーカ〕と言っていた。

私は、拓君が少しだけ認めてくれた気がして

嬉しかった。


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