出てこない
風呂場のマリー、ロコ、ルル、プラム、オロチちゃんの声が格子戸を通して、表で薪をくべている俺と三人の美少女の耳にありありと響いてくる。
風呂場と湯船での話題は、美少女の可愛らしさと美しさとを、張り合うようなことと、いつも会っているクリスちゃんとマリーとルルだけが会っているティーナちゃんとの疑問に花が咲いている。
「それにしても、この家には、超美人しかいないのね」
「うんうん、ティアラさんも、三人娘もどうして、こんなに可愛いの」
「本当ね」
「でも、クリスちゃんだったわよね」
「やっぱり、そうよね」
「ティーナちゃんだって」
「マリーは、ティーナちゃんを知ってるの?」
「今日、教会で会ったアルカティーナ様の子供の姿よ」
「えっ、マークのおばさんの?」
「そのはずなんだけど・・・・」
我がファミリーの疑問は、俺自身の疑問でもある。
俺の横で、一緒にお風呂番をしている三人娘は、自分達の可愛らしさの話が聞こえてくるので、とっても機嫌がいい。
「私たちって、可愛いのかなぁ」
「うふふっ、大人になったらキレイになれるかなぁ」
「お母さんみたいになれるかしら?」
「ああ、きっと三人とも美人さんになるさ。絶対だよ」
「ヤッター」
三人は、飛び跳ねながら、大喜びだ。
だって、本当のことだもんね。女神様だもん。超、超絶美人だ。俺は、知っていますのよ。
カワイイ以外の聞こえてくる話は、どうやら三人娘の耳には届いていない様子である。
一方、風呂場では、ある一つの結論が出たらしい。マリーが格子戸越しに声を掛けてくる。
「マーク、そこにいるんでしょ」
「ああ、いるよ。湯加減はいかかですかな」
「うん、ちょうどいい感じよ」
「それは、よかった」
「そうじゃないのよ、マーク、こっちに来てちょうだい」
「えっ」
「こっちに入ってらっしゃい」
「俺は、あとでいいよ」
「そうじゃないのよ、早くね」
「・・・・・」
マリーが大きな声で呼ぶので、俺は、三人娘と顔を併せながら、薪から手を放して風呂場に向かうことにした。
三人娘も興味津々と後をついてくる。中に入って風呂場の戸を開くと、湯船にマリーとルル、オロチちゃん。洗い場にロコとプラムが丸裸で、胸と腿の付け根を押さえて待っている。
「わっ、おっきなオッパイ」
「お姉ちゃんたちのオッパイぷるんぷるん」
「いいなぁ、お母さんみたいにボインボイン」
三人娘の目は、ファミリーのオッパイに釘付けのようだ。俺の目にも、同様、動揺。
もう一か所、金・赤・青・緑・茶も、とっても魅力的。手が邪魔だけどね。
「マーク、早くこっちにきなさいよ」
「お兄ちゃん、お兄ちゃんも、着物を脱ぎなさいよ」
「そうね、脱がしてアゲル」
「えっ、ちょっと」
「それそれ~っ」
「私たちも、脱ぎましょう」
「そうね、もう、みんなで入っちゃいましょう」
「そうね、楽しそう」
三人娘が、俺を裸にひん剥いてしまう。そして、自らも衣を脱ぎ去って、まばゆい程の美しい裸体を恥ずかしがる様子もなくオープンそのものを露わにしてくれる。
その眩しさに対抗するように、マリーとルル、オロチちゃんが湯船から出てきて、洗い場の二人を加えて五人で、俺と三人娘を取り囲んだ。
俺も眩しい。だって、今は、上も下もどこも隠してない。むしろ、見せつけるような五人は、これまた、最高に美しい。
「マーク。オッパイ呼び鈴でクリスティー様を呼び出して」
「そうよ。ツンツンで」
恥じらいの色を見せているが、五人は、オールヌードだぞ。生パイパイのツンツン呼び鈴は、初めての事では、ないだろうか。
見たことはあるけど、直接ツンツンできちゃうの。違った意味で、大変興味がわいてくるのは、俺だけでしょうかね。
「そうか。呼べばいいのか、じゃあ、メダルも試そう」
「メダル?先に、オッパイでしょ?したくないの?」
「もちろん、決まってるでしょ。したいに・・・、オロチちゃんもしていいの?」
「うん、私も仲間にいれて」
「お兄ちゃん、私たちも、オッパイ仲間にいれて」
「えっ、ちょっとまってね。それは、あとだ」
俺は、人差し指をひと舐めしてから、クイクイっと指先を動かした。
「イヤ~ん、エッチな指の動かし方」
「どうして、舐めたの?」
「静かに、集中してるんだから、もっかい舐めとこう」
「おのおの方、準備は、よろしいかな」
「・・・・」
「やさしくよ」
「じらさないで」
「では、いざ参る」
俺は、舐めた人差し指の指先をスナップを利かせる要領で、五人の生乳首をツンツンツンっと、弾いていく。ラストのオロチちゃんは、摘まんじゃえ~。
「あはっ~んっ」
「あっ、オロチちゃんだけっ」
あらっ?いつもなら、掌くらいのちっちゃな祠が現れて、クリスティーの少女バージョンのクリスちゃんが出てくるはずだったはず。はずでしょ~。
俺は、慌てちゃうぞ。
透かさず、今度は、もともとのやり方で、オロチちゃんを除く四人の乳首を順番に、人差し指と親指でチョンと摘まんで、クリっと捩じる感じの呼び鈴方式よりも、濃厚な鍵開け方式で再挑戦した。
「あっ、バカ~ん」
「イヤ~ん」
「いた~い」
「乳首が取れちゃう~」
おかしい?何も起こらない。俺達のクリスちゃんは、出てこない。俺を見上げるように、立っているのは、お向かいさんのクリスちゃんだ。俺の指に、腰のあるスクイーズみたいな心地よい感触が残っているだけだ。
一応、もう一度、指を舐めておこう。
俺が、指を舐めながら、状況をみていると、
「マークのバカ、乱暴だから、なにも起こらないじゃないよ」
「マーク、イヤン、捩じったわね」
「呼び鈴ってより、鍵開け方式を試したんだよ」
「やさしくって、いつも言ってるでしょ」
「でも、どうして、出てこないんだろう」
「ねぇねぇ、お兄ちゃん、私たちにも、やって」
「うんうん、お姉ちゃんたちばっかり、ズルイ」
「お姉ちゃんたち、気持ちよさそうだったわ、ア~ンっ、だって」
ティーナちゃんを先頭に、マナちゃん、クリスちゃんが、まだ膨らんでいないカワイイ膨らみを突き出すように迫ってくる。
「ちがうよ、これは・・・・、できないよ」
「どーしてよ、差別だ~」
「これは、大きくなってからだよ、オッパイも、そうそう、ティーナちゃんも言ってたでしょ、おけけが生えないと」
「そうなんだぁ、じゃぁ~、我慢するわ」
だいたい伯母さん達にできるわけないでしょ。マナちゃんは、お母さんということだし。でも、ちょこっとだけ?試してみたくなっちゃっうのは、どうしてかな。
そんなことより、どうして、クリスティーは、でてこないんだ。
今度は、首から下げているメダルに、この前より、濃厚に口づけてみた。
どうしてだ。イヤーん、メダルのアルカティーナのティーナちゃんもでてこない。やっぱり、俺を見上げて立っている全裸のティーナちゃんだけしかこの風呂場には、いない。
何かが、いままでと違う。
どうしてだ。この先どうすればいいのかしら。冷静に考えるしかない。
でも、このオッパイぷるるん、キレイなツルリンコ、眩しく、美しいヌードの天使がひしめきあう風呂場では、冷静になろうはずもない。
でしょ。
本当に、どうしたら、いいのさ。
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