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新しい祠


 港から船を出して、久しぶりの海の上で、心地よい揺らぎの中で島の海岸線を進んでいる。

 風も緩やかで心地よい。ダハスのある島は、思った以上に大きな島のようで、反対側には、丸一日を要する道のりだ。プラムが言う通りダハスの人々が、手を付けずにいた禁断の土地だろうことが、分かるような感じである。

 街を抜けると海岸線は、木々が生い茂り、切り立った岸壁のような所もあれば、岩礁が連なる箇所、砂浜が広がる部分と多様な光景を見せてくれて、島は、大陸の縮図のような印象を与えてくれる。


「ねぇ、マーク。二人っきりになれたのは、初めてね」

「そうだったかな」

「ロコ、私もいるのよ。三人よ」

「ごめんなさい。オロチちゃん。人間だけで言うと、って」

「まあ、いいじゃないか。三人で、頑張ろうよ、オロチちゃん、ロコ」


「いい子にしてたら、また、チューしてくれるの?」

「そうだね、まぁ、して欲しいなら」

「わーい。オロチちゃん。聞いた?」

「うん。マークからチューしてくれるってね。ロコ」

「うん、マークから」

「俺・から」


「・・・、そうだな。ロコ、笛を吹いてみてくれるかい」

「うん」


「キュルルルル」


 この前と同じように、大地が岬の先から湧き上がる光景が見える。そして、大地が広がっていく先の方に光を放つ箇所が遠く見える感じがする。


「この前と一緒だね」

「只、今日のは、何か光ったものが見えなかったかい?」

「確かに、奥の方が光っていたわ」

「その光は、何なの?」

「わからないけど、これから行く所なのかもしれないな」


「岬には、どうして、私とオロチちゃんしか連れてこなかったの?嬉しいけど」

「全員一緒は、危険な感じがしたんだ。あと、オロチちゃんは、この島の中心の山の守りだから、通じるものがあるかもって」

「私は、でも、あの穴に居ただけよ、外は、初めてよ」

「いや、この島は、全体的に普通の島ではないと思うんだよ」

「そうかなぁ」


「ルル、マリーを残せば、別の手段も考えられるでしょ」

「プラムは?」

「プラムは、この島の反対側に来るのは、島の人間として、どうかもって」


 そのころ、ダハスの部屋でも、マリーとルル、プラムが地図を眺めて頭を付け合わせている。


「いい、マークのことだけを考えて、頭の中を集中させるのよ」

「わかったわ」


「あっ、マークが見える」

「えっ、見えるのプラム?」

「本当だ、三人で甲板に座っているわ」


「ルルも?」


「ううっ~ん。あっ、見えた。ロコが笛を吹いたわ」


 三人は、マリーの掛けた髪の暗示を実践している最中。どうやらコツを掴んだようである。


「見るだけじゃなくて、伝えられないかしら?」

「そうなると、念じるパワーをもっと掛けると、もしかしたら」


「ううっ~ん」

「ううっ~ん」

「ううっ~ん」


「なんか出ちゃいそう~っ」


 三人は、全身で、何かを生み出すがごとく、力んだ表情と格好を取った。とその時、一瞬ではあるが、三人の中心に小さなホタルの光のような三つの灯が輝いた。


「んっ、空から、三人が見ている」

「えっ、あっ」

「私も感じる」

「マークの巾着の紐が、光っているわ」


 五人の髪の毛の結ばれた巾着の紐が、黄緑色に灯っている。


「なるほど、マリーの魔法通信かな?大丈夫だよ。危ない時は頼むよ」

「マリー、ルル、プラム。マークとのお出掛けは、ワクワクしちゃうわよ」

「命に代えても、マークを守るわ。このガラガラを失っても」

「みんな、この旅は、一日中こんな感じよ」


 そう言うと、ロコとオロチちゃんが、両脇から俺のほっぺたにチューをした。


「もーっ、ロコ!オロチン!」


「マリー、今のは、何かしら?」

「この念力が、通じた証拠が、今のチューなの?」

「プラムもルルも感じたのね、上手くできたけど・・・」


「三人に見つからないようにって、思ってたけれど、監視してるなら、見せつけちゃうんだから」

「賛成ね。ガラガラ振っちゃうわ」


 巾着の紐から、煙が立ち上っている。苛立ち?怒り?の感覚が伝わってくる。

 大丈夫かな、紐が燃えちゃったら、暗示通信も出来なくなるのでは?みんな、見守ってくれているんでしょ。連れて来なかった意味が分らないのかなぁ。


 あっ、ビリビリっと小さい雷が通じた感じ。


「マーク!」


「マリー、何にもないのに、聞こえちゃう以心伝心?みたいだね」

「聞こえるのね。ロコとオロチンにチューして、許さないから」


「いいかい、俺達がうまくいかなければ、三人の出番だ。その為の覗きは、許すよ」

「チューは、絶対許さない。それ以上をしたら、どうなるか分かっているわね」


「じゃーねー。マリー、ルル、プラム。私の全てをささげて、お嫁さんにしてもらうわ」

「では、私も、人間の姿で、寵愛を授かることに専念するわ」


「しっかり、お留守番頼むよ」


「マーク!待って!」


 プラムは、アンクレットに手を当てて、じっくり懇願した。

 えっ、驚いたことにプラムの身体が、彼女自身の足首のアンクレットに見る見る飲み込まれていく。


「あっ、プラム、大丈夫。何処へいくの?」

「危ない、待って、プラム」


 ルルの伸ばした手をプラムも掴もうとしたが、その身体は、アンクレットに吸い込まれてしまった。


 そして、アンクレットのみが、部屋の床に波打つように揺れながら踊っている。その、アンクレットを手に拾い上げたルルが、マリーと顔を突き合わせていると、パッっとアンクレットがルルの掌から跡形もなく消え去った。


 おおっと、次の瞬間、甲板上のオロチちゃんの足元からアンクレットが飛び出し、追いかけるようにプラムが徐々に実体を露わにしてきだした。まるで早回しの3Dプリンターのように、少しずつ、積み重なるように、プラムの身体は、俺とロコとオロチちゃんの間に現れ始め、そして、完全な姿になった。


 テレポーテーションなの?


「えっ、マーク!飛び越えて、着ちゃったの?かしら?」

「イヤーン、プラムが来ちゃった。マークとデート中よ」

「すごーい、プラム。テレポーテーションじゃん」


 一方、ダハスの部屋では、


「プラムは、どこに?」

「マリー、プラムが・・・」

「ルル、プラムが船にいるのが見えるわ」


 なるほど、きっと、やっぱり、ダハスの街がある、この島の裏側の岬には、ダハスの姫であるプラムが出向く必要があるのであろう。置き去りにしては、イケナイ存在なのだろう。


 プラムを加えた俺達四人で、岬に臨むことになった。海岸線を添うように船を進めてきたが、細長く海に突き出すような地形が見えてきた。


 これが、目的の岬と思われる。


「プラム、ここが目指す岬だろうか?」

「私も、見たことはないけど、多分」

「笛の幻影と似ているもの、ここがそうなのよ」

「そうだね。ロコ、この岬に船を着けられるかい?」

「うっ~ん、この船をどこかに泊めて、小舟で岬の先に行きましょう」


 ロコは、島の突き出し部分の付け根あたりに船を着け、錨を降ろすように俺達に伝えた。


「ロコ、いいぞ、ここは、波も静かだし、船も安定している」

「よかった。褒めてもらえた」

「プラムとオロチちゃんは、ドラゴンナイトを持って、俺と船に備えてある小舟でいくぞ」

「はい」

「わかったわ」

「えっ、私は?」

「ロコは、この船を守って、小舟が危ない時は、念を送るから、なんとか頼む」

「お留守番か。了解です。私も念を送って、リサーチしてるね」


 四人で船から小舟を水面に降ろして、三人で乗り込んだ。小舟は、とても小さいが、俺が左側、プラムとオロチちゃんが右側に陣取って、三人で呼吸を合わせるように櫂を漕いで進んでいく。


「マーク、石がドクドクしてきたわ」

「本当かい」


 プラムが、肩から掛けている物入からドラゴンナイトを取り出した。石は、呼吸をするかのようにドクドクしていて、オレンジ色に光っている。その輝きは、呼吸に合わせるかのように光度を上げたり、下げたりを繰り返している。


「なるほど、この点滅を頼りにして、岬の先に進んでいこう」

「マーク、頭良い」

「俺は、頭を使ってないよ。あれ、オロチちゃんのガラガラと、プラムのアンクレットも光ってる」

「あっ、本当ね。ドラゴンナイトに呼応しているのかも?」

「不思議ね、でも、痛くも、熱くもないわよ」


 三人は、櫂を握りなおして、石の輝きが強くなる方向へと小舟を進めていく。


 その頃、ダハスの部屋では、マリーとルルが地図をそっちのけに、相談していた。


「ルル、ルルの金属は、何でも作り出せるんでしょ?」

「何でもって訳ではないと思うけど」


「使っても、使っても、減らないんでしょ?」

「大きな金属の船までは、できないと思うけど、作れたら、無くなっちゃうと」


「じゃぁ、小さな頑丈な船を造って、私の魔法で大きくすればいいかもね」

「マリー、頭良いわね」


「でも、そんなに大きくできるほど、まだ今は、魔法を修練していないわ」

「そうなんだ」


「もっと、頑張らなくちゃ」

「・・・・」


「そうそう、船の話じゃないのよ、ルル」

「えっ」


「ルルの不思議な金属で、プラムのアンクレットと同じものを作って欲しかったのよ」

「同じ物は、無理よ、ちょっと。似てるマガイモノなら」


「それでいいのよ」

「私たちも、一緒に行きたかったもんね。アンクレットがあれば、無理やりプラムみたいに」


「そうなのよ」

「でも、ドラゴンナイトは、埋め込めないわよ」


「それは、後で、オロチちゃんに分けてもらいましょうよ」

「今回は、使えなくてもってことね」


「今後の為よ」

「でも、アンクレットは、ドラゴンナイトが引き寄せるんじゃないかしら?」


「いつでも、マークの所に行けるとは・・・」

「全員持てば、いいのかも」


 何やら二人は、話が纏まったようで、ルルは、首から掛けている巾着の中から不思議な金属片を取り出し、細かく三つの絡まりを切り出した。残りは、既に元の大きさと分量に戻っている。本体は、巾着に戻して、その小さな三つの塊をクリスティーから貰った金槌で細長く伸ばしていく。そして、器用に輪っかにすると、指先と爪でプラムのアンクレットにそっくりな装飾の彫刻を施していく。


「素晴らしいわ、ルル。ホンモノじゃないの」

「この穴にドラゴンナイトを埋め込むと、大分似せられると思うけど」

「効果までは、保証できないってことね」

「うん」

「多分、いけると思うわ」

「ありがとう、ルル。三つでいいわよね」

「マリーとロコと私。プラムは持っているし、オロチちゃんは、アンクレットになれるんだし」

「そうね」


 一方、島の反対側では、岬の剣先を目指して、櫂を漕ぐ腕に力を込めている三人がいた。

 波は、穏やかな割には、なかなか進んでいないように感じられる。漕いでも漕いでも岬の半分くらいのままだ。


 しかし、振り返ると細長い岬が見て取れて、俺達の船も、既に見えなくなっている。

 

 その時、一羽のカモメが、小舟の先端に舞い降りてきた。カモメは、俺達を見つめて、飛び立つこともなく同行する様子だ。なるほど、おそらくロコが寄越したお使いだろう。


「カモメちゃん、ロコに言われてきてくれたんだね、宜しくたのむよ」

「マークも動物と話せるの?」

「プラム、そうじゃないよ、俺が話せるのは、オロチちゃんだけだよ」

「私だけ、うれしい」

「オロチちゃんとは、みんな話せるわよ」


 その時、大きな白波が行き成り沸き立ち、小舟を大きく揺らしてきた。その波は、みるみる大きな壁のように盛り上がり、中から、赤く鮮やかに光る斑点を持つ、細長い足が何本も伸び出てきた。


 それは、牢屋の鉄格子のように小舟を取り囲み、行く手を遮っているようだった。


「危ない、二人とも、身を伏せるんだ」

「何かしら?」

「魔物なの?」


 光を点滅させながら、デッカイ餃子のような本体が姿を現した。


 見たこともないような大きさのオバケ鰹の烏帽子だ。電気クラゲの怪物だ。

驚いたようにカモメは、空に舞い立ち、彼方へと飛び去っていった。


「貴様たちは、ここに何しにきた」

「俺、クラゲと話せるようになったらしい」

「バカっ、マーク。みんなも聞こえているわ」

「多分、心に伝えてきているのね」

「それにしても、デカイなオバケクラゲだ」


「この先には、行かせられぬぞ」

「どこかで聞いたセリフだね。オロチちゃん」

「マークのイジワルぅ」


「何故、この先には、いけないのだ」

「ここから先は、大地の途切れ目だ。こちらからも、あちらからも、行き来はさせぬ」

「こちらからも?あちらからも?」

「アルカティーナ様が封印された場所だ」

「アルカティーナ?」


 アルカティーナとは、アルカ教徒が崇める女神様だ。

 そして、クリスティーのクリス教とは、また異なる教えなるものだ。


 そうか、だからダハスの言い伝えでは、反対側は、聖なる場所というよりも踏み入れられない場所なのだろう。しかし、封印とは、何だろう。各地、各地で、アルカ教会もクリス教会もあるし、こんなにも強硬的に相いれない場所があるだろうか。


 カモメから一報を受けると、ロコは、錨を上げて、座礁しないように距離を取りながら、岬の先に船を走らせ始める。


「我々は、岬の先に行かなくてはならない」

「行って、どうするのだ」

「光に導かれるのみだ」


「なんと、鍵をもっているのか」

「鍵?」

「何故、鍵が」


「マーク、私にお任せを、早く先へ」


 オロチちゃんは、そう言うと初めて会った時の大きさの大蛇の姿になって、小舟の周りの触手をガラガラの尻尾で払いのけ、餃子のような本体に身体を巻きつけた。


 ビリビリビリと音を伴って、落雷のような閃光が大蛇の身体を纏わりついている。


「うわっ、ギョエ~」


 オロチちゃんの悲鳴だ。これは、電気クラゲの電気の閃光なのだ。

 もがきながらもオロチちゃんは、ガラガラを振り自らの身体を真っ赤に燃え上げさせた。それはまるで、火の山のドロドロのように見えた。同じ守り神同志の力比べのように感じられた。


 しかし、このままでは、オロチちゃんが危ない。


「オロチちゃん、無理するな、燃え尽きちゃうぞ」

「ブルスカ・オロチン・バック~」


 プラムが大声で叫んだ。ぼっと炎をまき散らすように回転しながら、オロチちゃんは、プラムのアンクレットに吸い込まれていく。空中の炎が消え去ると、半分燃えて、解けたようなオバケクラゲの鰹の烏帽子が海面に浮かんでいた。


 倒したのか?


「貴様たちは、何者だ」


 力なく鰹の烏帽子は、言った後、大人しくなった。


「プラム。ありがとう」

「オロチちゃんは、大丈夫かしら」

「呼び出して」

「オロチン・カモーン」


 アンクレットからオロチちゃんが、小舟の底に転がり落ちてくる。

 ピクリとも動かない。


 ヘビの姿のままだが、鱗の上からでも見て取れるほど、全身が網目状に腫れ上がっている。このままでは、危ない。

 プラムは、物入から小瓶を取り出し、プリメアの雫をオロチちゃんの全身に降り注いだ。ジュワジュワと赤く燃えた鉄に水を掛けたように、蒸気に小舟が満ち満ちていく。蒸気が消え失せていくと舟底には、茶色の乱れ髪を振りまくように緑の肌の美少女が眠っていた。


 蛇の姿ではないオロチちゃんは、痛々しく憔悴しきっているように見えるが、プリメアの雫が効いたのか、網の目の腫れも引き、火傷もない様子で、一命を取り留めたようだ。

だが、目を覚ます気配はない。


「マーク」


 少し離れたところに、ロコが船を近づけてきた。


「ロコ、ありがとう、小舟をそっちに寄せるよ」

「了解、怪物が出たんでしょ」


 ロコは、カモメからの危険信号を受けとって、ここまで、危ない浅瀬を来てくれたのだろう。プラムと櫂を漕いで、俺達の船に小舟を寄せて、オロチちゃんをそっと抱き上げて船に乗せた。


「オロチちゃんは、どうしたの?やられちゃったの?」

「オロチちゃんは、怪物と戦って、私たちを守ってくれたのよ」

「酷い怪我と衝撃をこの身体に受けて・・・、今は、まだ目覚めていない」


「ええっ~、どうしたらいいの?」

「プリメアの雫でプラムが手当てしてくれたから、息はしている、今は、そっとしておくしか」

「マーク、ちゃんと考えてよ、オロチちゃんを助けて」

「分かっている、今は、このまま眠らせてあげよう。ロコ、オロチちゃんを頼むぞ」


 俺は、オロチちゃんを甲板に寝かせると、プラムの待つ小舟に引き返した。そして、再度、小舟を岬の先へとプラムと櫂を漕ぎだした。すると突然、俺達の周りが真っ白の光に包まれて、たちまち何もない空間になってしまった。


 只々、真っ白な世界、海も空も、俺達の船も、小舟もない空間に、存在しているのは、俺、プラム、ロコ、横たえたオロチちゃんの四人と木で造られた小さな祠だけだ。


 祠??


 新月には、まだ日にちがあるのでは?それにクリスティーの祠の出現は、真っ白な世界ではなくて、真っ暗な世界だったはず。


 祠は、俺達が手も触れていたいのに、自動扉の如く、ゆっくりと開き、更なる眩しい光を解離しながら、中から、これまた、ずば抜けて、見目麗しい、綺麗な栗色ブルネットの髪を靡かせて、女神クリスティーよりも、もしかしたら美しいと感じられる、間違いなく、女神様と思われる姿の女性が現れた。


「これより先は、罷りならぬと、使いが申さなかったか?」

「あなたは、どなたですか?」


「まず、そなた達は、何者だ」

「俺達は、この岬の先にドラゴンナイトを捧に来た者です」


「何、ドラゴンナイト、鍵を持っているのか」

「鍵じゃありませんよ。石っころですけど」


「もしや、クリスティーの」

「女神クリスティーをご存知ですか。なら、話が早い。クリスティー様に導かれてきました」



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