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僕は神になる  作者: テラロク
ノット城風雲
22/25

根絶やし

 オーゲーストのバトルベルトを取ったのもこのためだ。肝心な時ポーションで回復したら厄介になる。

 あそこへ辿る時、自分の慎重を感謝する。2人の中、まだ1人が生きている。ロアンだ。ヤツはオーゲーストを盾に生きならいた。

「た、助けてくれ……腰に………ポーションが……うん⁉︎」

 片腕が消え、残る腕はオーゲーストの死体に押さえられた。どうやらもう邪魔な要素はなくなったらしい。

 僕の顔を見たらロアンの顔は一瞬の疑問から怒りへ変わる。

「お前が……や、やっぱり……なぜ、こんなことを……俺はじつの――」

 プツ

 問答するつもりはなく、僕はロアンとオーゲーストの首を刎ねた。いつも誰が来る状況で問答の暇はない。

 ヒレンでは死は絶対の終わりじゃない。神々と神術の存在は蘇生のやり方は多くなっている。普通でも珍しくもない。

 ノット城はプリースターは居ない、でもダーロウマのような都会は必ずある。

 でも肉体は破壊して、特に頭が刎ねたら蘇生術は効かなくなる。完全蘇生術と祈祷術しか効かない、これは高位のプリースターと元素術師しか覚えない、ダーロウマに居る確率は50%以下だ。

 それにもう一つ前提は莫大なカネを掛かる必要がある。無料の術は居ない。プリースターの神術も同じ。

 ロアンとオーゲーストの人なりではノット城領民の中これほどの対価を掛かって助けようとする者がいない。でも賭けるべきじゃない。通合悪い可能性は出来るだけ最低限に落とすべき、例え多くの状況証拠を残るのもやむなし、この程度の工作はただ誤魔化し、誤魔化す相手は信じるかどうか。

 2人の首を袋に入れ、その装備も見逃さない。ロアンのバトルベルトとポーション、オーゲーストのバトルブーツとロングソードを全部取る。あと止まらず、前に用意した戦馬を乗ってゴブリンキャスター逃げた方へ行く、ゴブリンキャスターはここの兵たちに捕まる訳にはいかん。

 その時、周辺の兵たちがやっとのこの騒ぎを気付いた。駆けつけだら首なしの焦げ死体と気絶した護衛たちを見て何が起こったが分からなかった。

「お前たちがザーランダー隊長に知らせよう、キミたちがここを見張れ、誰も近付くか、この2人も治療せよ。残る者は俺と暗殺者を追え」

 主見ある小隊長の指示で寄せ集めの騎兵たちが追撃に出た。

 ザーランダーは事を聞いて駆け戻るのは翌朝の事だ。

 伝令兵が着く時、ザーランダーはカミ村の包囲を崩して、ゴブリン残兵を掃討の最中だ。まとも報告するために多くの時間が掛けた。

 ザーランダーは事件現場を半分ほど留まり、すぐ厳しい顔でゲイブンの馬車へ直線的に行く。彼女はもう事の始終を大概的に分かっていた。今は確証を取るだけだ。

「隊長、これはゲイブン様があなたに」

 ダールンが敬意を満ちってその本をザーランダーに渡す。

「ゲイブンが?」

 ザーランダーは締める表情でダールンから本を貰い受ける。

「これ以外何があるか?」

「……あぁ⁉︎ 忘れ掛けた! ゲイブン様は必ずその本を読むと……それとこの手紙を」

「分かった。キミはここで待っていろ、あと聞きたいことがある」

「はっ」

 ザーランダーが本を持ってゲイブンの馬車へ入って、中はもう綺麗さっぱり片付いだ。なんの有用情報を得られない。

「一体なんのつもりだ? ただどこの魔族に操られたら助けるだけのこと!」

 彼女は分かっている。これはゲイブンの仕業だ。でも感情的に、自分で幼い頃から育て来たゲイブンが自分の兄を手に掛けたほど殺伐になるとは信じたくなかった。例えロアンはそんな立派な人間じゃないでも……

 ザーランダーはゲイブンが残した本と手紙を見る。まず手紙を読むとすぐ捨てた。内容はダールンを育つべき、今後ノット城の若者たちに字を教えるべきだと……

 ザーランダー次は本の牛皮縄を解き、その1ページ目でまだ一つの手紙がある。ザーランダーはすぐにそれを開封する。


 敬愛する姉さんへ

 貴女がこの手紙を見る時、僕はもう遠く離れた。

 僕を探す必要がない。自分がして来たことを良く分かっている。貴女が僕を必要の時、必ず帰って参じます。

 この長年世話の恩を報いるためにこの本を残した。助けになるかどうか分からないか。

 今後、貴女がノット家の騎士ではなく、テーゼル民たちの騎士だ。彼らは救い、呼び覚まし、導く騎士が必要だ。自分やりたい事をやりたまえ、永遠に御支えします。

 最後、僕が帰る前に他所に嫁がないでください。

告白

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