陰謀開始
「御安心を、ザーランダー隊長を渡す前にこの本を必ずお守りします。ただぼく、字を読めなくで」
……これは僕のミスだ。ヒレンの文字教育は殆ど普及していない。
「僕は一つ手紙を書く、共にザーランダー隊長に渡してくれ、これからキミに字を教育を受ける。真面目勉強してくれ、キミは立派になれる」
「あ、ありがとう、ありがとうございます!」
数秒で手紙を書け、ダールンに渡した。
ではお前は馬車で待っていろ。外は何を起こるでもザーランダー隊長来る前に出るなよ」
「隊長は来ないなら?」
「うん⁉︎」
この可能性は漏れたか……
「馬車隊が動き出すまで待っていろ、その時は物をザーランダー隊長に渡せ」
「はい」
馬車から出た後、ゴブリンキャスターを人気無い場所に連れ、その両手の縄を解ける。
「ファイアボールは?」
「い、いつでも」
「よし、ここで待とう」
お互いここに座り込んで、何も話さなかった。
ザーランダーが騎兵銃と出陣したから1時間後――
『クソ! あの領民共、俺を蔑ろして』
ロアンの声を聞こえる。オーゲーストに仕込んだ盗聴アイテムはまだ気付かれないらしいな。
『ロアン様、今ザーランダー隊長以外俺たちの無事を保証出来る配下はいませんので……少なくでもダーロウマに着く前に――』
『分かっている。その時ダーロウマ城主と交渉して、刃向かう領民、ザーランダー、そしてゲイブンを始末する。今後誰も俺を命令する者は――
……兄弟の情けをロアンから捨てる以上、もう容赦しない。
「そろそろだ。あの豪華の馬車を狙い、あの見張り番と避けるように、撃つ後すぐにその馬を乗って逃げよう、ここから出たらお前は自由だ。もう捕まるな、さくなきゃ僕でも殺すしかないそ」
最初は去る前に自分でこの2人始末するつもりだったが、このゴブリンキャスターを拾ったから、ゴブリンキャスターの手でやると決めた。こんな回りくどいのはザーランダーのためだ。兄殺しの汚名は出来るだけ掛からない、謀略は分かる人が分かるでもザーランダーの方に帰られる余地を残したい。今この主従は馬車にいるのは最高のタイミングだ。
「お、お願いします! なんでもしますから命だけは!」
ゴブリンキャスターは必死に命乞いする。コイツは分かっている。一番安全のやり方は出を出した後コイツを始末する事だ。僕はナイフをゴブリンキャスターを喉を指す。
「ここ殆どの兵が別のゴブリン集落へ襲った。逃げる時僕は後ろでお前を追撃する、他の兵に捕まらなきゃお前を生かす、もし従わないなら前に言った通り……」
ゴブリンキャスターは覚悟を決めたように、立ち上がり、呪文を唱えて拳サイズのファイアボールを形成、他人の命と自分の命、モラルがないゴブリンにとって簡単だ。
ファイアボールはゴブリンキャスターの手から離れ、速く飛びながら大きくなり、最後頭サイズで馬車の窓から馬車の中身へ飛び込み――
ボン!
馬車は爆発し、中から2人の人影を飛び、地面に落とした。見張り番も爆発の衝撃で飛ばされた。
「逃げろ!」
ゴブリンキャスターをこう叫んで、僕は叫ぶ――
「出合い、出合い、あのゴブリンは男爵様を殺したぞ‼︎」
ゴブリンキャスターはこの状況を見てすぐ僕は用意した馬を乗り、陣地の外へ逃げた。ザーランダーはロアンに配備した重装歩兵はこれを見てすぐに近くの馬を乗り、ゴブリンキャスターへ追撃しに行く。
彼らは居なくなった後僕は隠れ場から出て、見張り番の気絶を確認し、馬車から飛んだロアンとオーゲーストの確認に行く。
馬車の外では彼らの即死は確認出来ない。ヒレンでは死者蘇生は出来る。瀕死だけなら尚更だ。
足纏い始末




