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ネクロマンサー異世界旅行記  作者: エンペラー
4/9

4話魔法ってどうやって使うんですか?

「まあここに人はおらんからのぅ、今から魔法を少し教えてやるとするかのぅ」

「今からですか!」

「不服かのぅ?」

「いえ、よろしくお願いします」

「じゃあ早速始めるとするかのぅ」

鬼姫(キキ)はゲートから吉田理事長からもらった黒板を取り出す。

「吉田黒板ですね」

「もっといい呼び方があったじゃろうに」

「えーいいじゃないですか吉田黒板あったり前田のクラッカーみたいな感じで」

「ふつうに黒板の方が言いやすいじゃろ」

「確かにそうですね。まあ吉田黒板に変わりはありませんので」

「よし、このまま明日まで黒板談義でも続けるとするかのぅ?」

「黒板でいいのでやめてくださいすみません」

「わかればいいんじゃ、わかればのぅ」

「で、えーと……。そうだ魔法だ。魔法ってどんなのが使えるんですか?」

「そうじゃのぅ……。お主の使えるところなら身体強化と武器強化とあとは種族魔法かのぅ」

「身体強化と武器強化はイメージつきますけど僕の種族魔法ってなんですか?」

「お主はネクロマンサーじゃろ。ネクロマンサーのイメージってどんなのじゃ」

「そりゃあアンデッドの召喚とかじゃないですか?」

「そう、その通りじゃ」

「だったら俺はアンデッドが召喚できるんですか!?」


白蛇が目を輝かせた。


「もちろんできるぞ」

「これで俺がこの世界の魔王になれるんじゃないですか」

「やってやれん事も無いじゃろうがこの世界の召喚系の種族が何もお主だけじゃ無いからのぅ」

「そうなんですか!?」

「まあ召喚師とか、お主と同じようにネクロマンサーもおるからのぅ」

「これ俺だけの特権じゃなかったんですか」

「まあそんなけ魔力があれば差がつくじゃろ」

「召喚系のジョブって魔力関係あるんですか?」

「魔力が多ければ多いほど召喚できるアンデッドの量が増えるからのぅ、なぜ増えるかわかるかの?」

「アンデッドが魔力でできてるからとかですか」

「そうじゃ。要は魔力さえあればいくらでも作れるんじゃ」

「じゃあ俺最強ですね」

「そうじゃな。お主ならほぼ無限に召喚し続けてられると思うぞ」

「地獄の軍団の天才軍師こと白蛇です。こんな感じですかね」

白蛇はエアメガネあげをしインテリ感を出して鬼姫の方を見る。

「妾をしては最強の剣豪とかを目指して欲しいんじゃがのぅ」

「最強クラスの鬼が隣にいるんですけど……」

「不死身なんじゃから修行すれば越えれるかもしれんぞ」

「鬼姫も不死身じゃん」

「そういやそうじゃったな」


どうやら本当に不死身ということを忘れていたらしい鬼姫を見て白蛇は呆れる。


「なんか最近死を感じることがあまりにも無さすぎて忘れとったのぅ」

「普通に生きてたらそんなこと早々ありませんよ」

「そんな事ないぞ。お主の住んどった日本だってほんの70年ぐらい前には世界と戦争しとったじゃろ」

「終戦が1945年終戦でしたからそうですね70年前ぐらいですね」

「じゃろ、それに400年前には関ヶ原じゃろが」

「400年はそんな最近じゃないですよ」

「妾のような鬼族に言わせれば400年なんてお主の10年ぐらいの感覚じゃからのぅ」

「少し前健康番組で言ってましたけど長生きすると1年の感覚が短くなるらしいですからね」

「まぁそんなもんじゃろ」

「なんかスケールが大きい話ですね」

「なぁに、お主も不死身となった身じゃろ。お主も100年も生きればわかるようになるわい」

「でも時間が早く過ぎるように感じるってもったいないですね」

「そんなこともないぞ。なんせゲームの発売日がすぐくるんじゃからのぅ」

「その発想はなかった、鬼姫天才だね」

「じゃろぅ、なんせそれぐらいしか楽しみがなかったからのぅ」


どこか遠いところを見つめるようにして鬼姫が話す。


「なんか……うん悲しいね」

「まぁ日本では半世紀ぐらい平和じゃからのぅ」

「戦い大好きですね」

「さぁてそろそろ魔法を教えてやるとするかのぅ」


忘れてしまう前に鬼姫が話題を戻す。


「おっ!待ってました!」

「まずは身体強化魔法から教えるとするかのぅ」


鬼姫はコンクリート製の地面に直置きした吉田黒板にチョークで《身体強化魔法》と、書き始める。


「それってやっぱりそのまま漢字の意味通りなんですか?」

「そうじゃ。これを使えば10歳児が100メートルを5秒で走りきるなんてことも出来るんじゃ」

「そんなに強化されるんですか!」

「そうじゃ。それにこの魔法にはもう一つ力があるんじゃ、それは体を頑丈にする効果じゃ」

「それって殴られても怪我をしないとかですか?」

「まぁそうじゃのぅ……。ライフルの狙撃が頭に当たっても大丈夫になるぐらいじゃ」

「それ使えば僕は正義のヒーローにもなれますね!」

「まぁ、こんな初歩的な魔法を使えないやつを探す方が大変じゃがのぅ」

「それって算数で言うとどのくらいの難易度なんですか?」

「うーむそうじゃのぅ。乗法ぐらいかのぅ」

「そんなに簡単なんですか!」

「まあ魔法を使う基本みたいな魔法じゃからのぅ」

「なんか身体強化って言うとなんかこう第二形態的な終盤の隠し球みたいなイメージですけどね」

「RPGとかじゃかじゃ序盤で使えるじゃろ、」

「そうでしたっけ?強化系魔法全然使わなかったんですよ」

「さてはお主脳筋じゃのぅ」

「よくわかりましたね!」

「やっぱりのぅ」

「でもパワーこそ正義じゃ無いですか」

「確かにパワーがあれば高い攻撃力正で敵を圧倒できる」

「ですよね」

「じゃが、バフを乗せることで攻撃力、攻撃倍率上昇、属性効果、クリティカルこれの相乗効果に勝てるものはないわい」

「それだと雑魚狩りとかレベリングとかが面倒じゃ無いですか?」

「普通はそうなるじゃが、ここで盗賊系統のクリティカルが出やすく足の速いキャラで先制攻撃で倒すこれぞ完璧よ」

「いやでも……確かにそうかも」

「じゃろ、ゲームを極めてた妾に勝とう何ぞ100年早いわ」

「むぅ、ゲーム力を上げなければ……」

「まあゲームの話題はこのぐらいにしてそろそろ魔法を教えるとするかのぅ」

「おっ!待ってました!!」

「まぁこの魔法は正直言って誰でも出来るぐらい簡単な魔法じゃ、お主よ1度体の力を抜いてみぃ」


言われた通りに白蛇は指先からゆっくり胴体、つま先と力を抜いていく。


「よし、うまく力が抜けておるようじゃな、次は目を閉じて全身に神経を集中させるんじゃ」


すると今まで気にしていなかった風や音、気温などが白蛇の全身を駆け巡る。


「そのまま向こうの方まで走ってみるんじゃ」


そう言って鬼姫は荒んだ街灯を指差す。


「あの電柱ですね」


白蛇はいつもどうりに走り出した。しかし体が軽い、まるで風船をつけているんじゃないかと錯覚するほど軽いのだ。いつもと同じ様に走っているだけなのに明らかに速さが違う。

鬼姫が遠くから話しかける


「凄いじゃろ」

「スゲー」

「ぱないじゃろ」

「パネー」

「たまげたじゃろ」

「タマゲター」

白蛇はそんな会話をしながらテクテクと戻ってくる

「……なんか今の会話IQ2ぐらいじゃったのぅ」

「てか、この身体強化魔法凄くないですか!」

「まぁこの世界の戦闘で最も使われているからのぅ」

「そんなに使われてるんですか!」

「この魔法が簡単で汎用性が高いからのぅ」

「確かにこの魔法があるのと無いのでは全然違かったですよ!」

「まぁ慣れればさっきの様に力を抜くくだりとかもしなくて良くなるからのぅ、まぁさっきの感覚を忘れんようにするんじゃ」

「了解です!そういや鬼姫が使ったらどんな感じになるの?」

「そりゃあ、格の違いを見せつけることになるのぅ」

「ちょっとやってみてくださいよ!」

「いいじゃろう、凄すぎてショック死するかもしれんのぅ」

「そんなにですか!」

「まぁそこでみておれ」


そう言い鬼姫は下駄と足袋を脱ぎ出した。


「なんで脱ぐんですか?」

「下駄の底が削れるんじゃよ」

「へーそうなんだ」

「じゃあそろそろいくかのぅ」


鬼姫はカッと眼を見開く、すると紅く光るツノが2本額から5センチほど生えてくる。


「さぁて少し本気を出すとするかのぅ」

「そういや裸足で走ってガラスとかコンクリとかで怪我しないんですか?」

「そのための身体強化魔法じゃろ、体の頑丈さも上がっとるからのぅ、まぁみておれ」


そう言い鬼姫はクラウチングスタートの姿勢を取る。

馬乗り袴の中が見えないかと期待したが案の定見えない。


「じゃあ行きますよOn your marks…… Set……GO!


掛け声とともに鬼姫が走り出す。地面が粉々に割れバンッと言う轟音と共に鬼姫の姿が消える。そして街灯の方に目をやるとそこには……

どうだと言わんばかりのドヤ顔で鬼姫が立っていた。


「……は?」

「どうじゃ?凄いじゃろ」

「どんなけイカレタ速度出てるんですか?」

「測ったことないがマッハ3ぐらいかのぅ」

「元死神の触手先生かよ」

「そんなに速くは動かんぞ、触手先生の半分のマッハ10ですらお主が怪我するぞ」

「マッハ10ってそんなにやばいんですか?」

「もしマッハ10で唾を吐けば分厚い鉄板だろうが貫けるからのぅ」

「アンチマテリアルライフルかよ」

「下手したらそんなのよりも威力が出るかも知れんのぅ」

「音速こえー超こえー」

「まぁそこまで妾を本気にさせる奴なんかそうそうおらんがのぅ」

「そうそうおらん……て少し居るのかよ」

「まぁ敵対するこたはないと思うんじゃがのぅ」

「絶対やめてくださいよそんな奴に喧嘩売るの」

「お主が強くなったら喧嘩でも売ってみるかのぅ」

「対等に戦えるほど強くなったらにしてくださいね」

「まぁ考えておくかのぅ、さてつぎの、魔法をおしえるとするかのぅ」

「次って言うと《武器強化魔法》ですか?それとも種族魔法の《アンデッド召喚》ですか?」

「そうじゃのぅ……《武器強化魔法かのぅ》」

「《武器強化魔法》ですか?…それってどんな奴なんですか?」

「まぁ簡単に言うと刀なら頑丈で切れ味をあげるかんじじゃな」

「刀とか意外だとどうなるんですか?」

「例えばそうじゃのぅ……弓とかなら矢の自動追尾とか爆発する様にしたりとか、あとは単純に矢を早くするとかじゃのぅ」

「なにそれめっちゃかっこいいじゃないですか!」

「じゃがお主にはちと難しいと思うぞ」

「どうしてですか?」

「お主は魔力量こそ多いものの1度にその魔力を使うことができないんじゃ、特に弓とかの遠距離武器は攻撃パターンは多いが魔力を大量に使うんじゃ」

「魔力の使える量って増えないんですか?」

「鎧とか杖とかで補強をすることは出来るが、そんなものみんな使うからのぅ……基本的に使えたとしても実用性があるかどうか微妙なところじゃな」

「そうですか、因みに刀だとどうなんですか?」

「刀じゃと単純で魔力を乗せれば載せるほど切れ味と頑丈さが上がるシステムじゃ」

「単純ですね」

「まぁそうじゃな、単純なシステムで出来とるからめっちゃ簡単に使えるんじゃ」

「そんなに簡単に使えるんですか?」

「まぁ刀に魔力流すだけじゃからのぅ」

「電気みたいなもんですか?」

「まぁそんなもんじゃろ、まぁ見ておれ」


そういう時鬼姫はゲートという黒い霧からいつもの木刀鉄刀木を取り出した。

鬼姫が木刀をすっと優しくまるで綿飴の様に正面に構える。

すると鬼姫の握っていた木刀が淡く紫色に光っていく。


「まぁこんなもんじゃろ」

「なにこれカッコいい!」

「これだけで終わりじゃと思うんじゃないぞ、なんせこれは刀じゃからのぅ」

「試し切りですか?」

「そうじゃ不死身のお主の腕とかでもいいんじゃが、それは可哀想じゃからのぅ」

「真っ先に俺の腕で試し切りしようとする発想が出てくるんですか!、やめてくださいよ」

「冗談じゃよ……半分ぐらいのぅ」

「半分て……」

「まぁこの電柱でいいじゃろ」

「いくら魔法でもこんなコンクリの塊なんか切れるんですか?」

「なぁに、こんなもん豆腐と変わらんぞ」


そういうと鬼姫は電柱の前に立ちすっと軽く風の様に木刀を振る、まるで木刀がすり抜けた様に見える。


「これ切れてるんですか?」


白蛇は疑いの目を向ける。

鬼姫は黙って木刀を戻すと電柱が切れて斜めに滑り落ち轟音を立てる。


「すげぇナニコレすげぇ、めっちゃ綺麗に切れてるるじゃん、真剣で切るより切れ味いいんじゃないですか」

「魔力を乗せればこのぐらいならお主にも出来るぞ」

「それほんとですか!」

「魔法を教える下りでお主が使えん魔法なんか見せんじゃろ」

「よく考えればそうですね」

「じゃあ使い方でも教えるとするかのぅ」

「やった!」


鬼姫はゲートから木刀の小太刀と刀を取り出した。


「あっ!それ前の世界に置いてきた俺の木刀、なんでここにあるんですか?」

「これは妾の神社にある物はどこにあっても取り出せる様になっておるんじゃ、ちなみに神社に物を送ることもできるぞ」

「はえー便利ー」

「じゃがこれ魔法を使うのにいろんな札と結界の掛け合わせなんじゃよ、まぁ簡単に言うとめっちゃ複雑な魔法なんじゃよ」

「へー結構すごい魔法なんですね」

「さて、話しすぎたのぅお主よ木刀を構えるんじゃ」


言われた通りに2本の木刀をいつも通り小太刀を前刀を後ろにして構える。


「よし構えたのぅ、さてさっき使った身体強化魔法と同じよな感覚を木刀に流し込むんじゃ」


白蛇が持っていた木刀が青白く光る


「よし、ここまできたら力を抜いていいぞ」

「これ力抜いてもこの強化状態……って言うんですかこれ維持されるんですね」

「ただ魔力は消費されつずけるからそこだけは注意するんじゃよ」

「そういや鬼姫と俺のオーラって言うんですか、これの色が違う理由ってなんですか?」

「簡単に言うと魔力の濃さじゃなぁ、白から始まってどんど暗くなって最後に紫とか黒とかになるんじゃ」

「俺は薄い青ですか……平均だとどのくらいなんですか?」

「人によるが黄色から強くて赤じゃのぅ」

「なんか平均の3分の1っていうのが改めて実感出来ました……なんか悲しい」

「まぁそう落ち込むでないぞ、お主のアホみたいな魔力量を使ってその辺の対策は練っておる」

「それほんとですか!」

「元々は妾の武器として使う予定じゃったが、魔力量がちと足りんくてのぅ」

「そんなに魔力を使うんですか!」

「なぁにお主にしてみれば全体の1割も使わんぞ」

「なんか魔力量で鬼姫に勝てたのめっちゃ嬉しいんですけど」

「たしかにお主が妾に勝ったのは久しぶりじゃのぅ」

「なんか俺鬼姫さんに勝ちましたっけ?」

「……まぁそんなことはどうでもよい、次の魔法に移るぞ」

「了解です!」

「次の魔法はお主の種族魔法、アンデッド召喚じゃな」

「アンデッド召喚ですか」

「そうじゃ、だがこの世界のアンデッドは特殊でのぅ」

「特殊て言うとどんな感じですか?」

「こいつらアンデッドは不死身じゃろ」

「俺も含めてそうですね」

「じゃろ、だが長い時間をかけて生物は学習し進化するじゃろ」

「そうですね」

「つまり不死身のアンデッドは進化に置いてかれるんじゃよ」

「たしかに普通ならそうなりますね、不老不死の弱点みたいなものですからね」

「そうだがアンデッドはその弱点を克服した存在なんじゃ」

「どういう事ですか?」

「つまりアンデッドはいろんな環境経験技術などなどそれにあったように形が変わるんじゃまぁポケモンの進化みたいなもんじゃ」

「つまりどう言うことですか?」

「えーとつまりじゃな、お主……と言うかネクロマンサーを例にするとあるアンデッドが他のアンデッドをまとめるようになったこれが最初じゃ、そしてそのアンデッドの言葉には味方を支援する魔法がついた、まるで進化のように新しく能力を得たんじゃ、そしてそのアンデッドは味方を増やすために普通の生き物をアンデッドに出来るようになったんじゃ、そしてその後に味方を増やすため召喚が可能になる、そしてその召喚したアンデッドを配下に入れてされに軍勢を増やすことが可能になる、だが自分が死ぬと自分の配下を操る奴がいなくなるじゃろ、んで魔力を使って再生しなるべく死なないようになったんじゃ」

「あーなるほど簡単に言うと生物の進化みたいな物ですね」

「まぁそんなもんじゃな」

「そうでしたっけ?」

「取り敢えずアンデッドに召喚に話を戻るぞ、アンデッドはさっきも言った通り単純な生き物なんじゃ、つまり少ない魔力で召喚することが出来るんじゃ」

「それって俺でも使えるってことですか!」

「そういうことじゃ、これがお主のメインの技の1つじゃのぅ」

「そんなに強いんですか」

「まぁやってみるのが一番早い、それに聞いた話じゃとそんなに難しい魔法じゃないらしいしのぅ」

「でもどうやるんですか?」

「しらん!」

「え?……知らないんですか!」

「そりゃ妾に使えん魔法なんぞ普通知らんじゃろ」

「えーそんなぁ」

「まぁ昔本んで読んだ知識ぐらいは教えられるがのぅ」

「それを早く言ってくださいよ!で、どうやるんですか?」

「まずは身体強化魔法の要領で腕に魔力を込めるんじゃ」

「こんな感じですか」

「多分そんなじゃろ、そのあと自分の中で召喚するもののイメージをするんじゃ、まぁお主の場合じゃとアンデッドじゃな」

「了解です」

「そのあと腕に溜めた魔力を押し出すんじゃ」

「押し出す、押し出す……」


すると腕から紫色の光が放たれ地面に落ちる。


「おお、なんか出ましたよ!」


そしてその紫の光が人型になって行く


「召喚する瞬間は妾も初めて見るのぅ」


そして光がなくなりそこには少し小柄な体にダガーを持った骸骨が立っていた。


「ナニコレすげぇーーーー!」




















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