日常と錬成と言うチート
俺はアルク、いや青川 将か?
アルフォード家の三男らしい、
一様5歳の誕生日のあと、チキンやケーキを
食べ、そのまま寝てしまった。
家族構成や兄弟の事などは一切不明で、
そもそもこの場所がどこかもわからない、
だが…俺の能力と技能
の事は 状態確認、と言う単語を頭に思い浮かべると、
不思議な青白いパネルが現れて、
そこには複数の項目が現れた、
緑の液体が渦巻くゲージバーとそれの青色版
隣には 体力 そして魔力、と書かれている、
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アルフォード・アルク(青川 将)
体力 20/20
魔力 100/100
技能
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錬金術 Lv10
鍛冶 Lv10
錬成術 Lv10
観視 Lv-
称号
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異界からの転生者
神なる産まれ子
と、完全に生産者として生まれたようだ、
試しに何か…
俺は辺りを見回し、次男、ラスクトが外から持って来た、草の中から一本の草を取り上げる。
これを観視する
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ラクメカル草 品質;良好
効能;
低解毒、微治癒
通称毒消し草、解毒薬の原料として使われる
これ単体では効能が低く錬成する必要がある。
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そしてこれを錬成する、
少しそこに力を込める感覚で魔力を込めると、
小さな小瓶に入った、緑の液体が出来上がる。
さらにこれを観視すると
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解毒薬 品質;最高
効能;解毒
高い解毒作用を持つ草をすり潰して作る薬品、
錬成等でも精製可能
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そしてこの小さな石ころ達は……
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鉄の粒;
小さな鉄の粒、複数の粒を集めると鉄鉱石が
出来る
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そんでこれを…さらに錬成
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鉄鉱石;
鉄を多く含んだ岩、溶鉱炉で溶かす事によって
鉄の塊を作れる、
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さてと、アホな次男、長男達はこの石ころを
こんな風に使えるとも知らず、
無駄に捨ててくるんだから、参ったもんだ。
「おい、なぁーに石ころを楽しそうに
眺めてやがる!」
突然俺にそんな、鬱陶しい声が掛けられる、
次男、ラスクトだ。
こいつはなかなかにいやらしい性格をしている。
仕方が無い…追い払うか、
こいつは無視しても変わらないし。
「あぁ、お前にこいつの価値は判るまい。」
そう鉄鉱石を上に投げキャッチする仕草を見せる、
「あぁ、分かりたくもないさ!お前みたいな
アルフォード家の名穢しのことなんてな!」
そう大声で奴はいい、パンチのシャドウを
こちらに向け、打ち込んでくる、
…仕方ない、戦ってやるか、
もちろん俺とこいつの腕力の違いは歴然だ、
そらそうだ、俺が5歳でこいつは7歳だしな。
だから…
「俺の方が弱いからな、ハンデぐらい使うぜ?」
そう言うと…交戦的な奴はもちろん
「あぁ もちろん、俺は気高きアルフォード家の
英雄だかんな!」
俺はニヤリと笑みを浮かべ、
拳の鉄鉱石に力を込め、錬成、さらに錬成をかさねる
俺の手には…
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超鉄の剣 品質;最高
キラリと光る鉄の剣、切れ味は
鉄を使った武具で最強、
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俺の背丈程はある剣をラスクトに向ける、
満面の笑みを浮かべこう言う
「さぁ、戦ろうじゃないか。」
あいつは顔を青くさせ、どこかへ逃げて行った、
少し追うか迷ったか、奴の方が持久力もあるから
飽きらめた、
こうして俺は毎日を過ごすのだ
紹介して無かったアイテム
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鉄の塊;
純粋な鉄の塊、
武具に加工できる
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