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スライムスライム へなちょこ魔物使い  作者: 銀騎士
学園編

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8 ミニスライム 修修

 

 シルルンは特別厩舎を訪れていた。


 特別厩舎は魔物専用の厩舎であり、本来は【魔物使い】しか立ち入れない場所である。


 【魔物使い】以外の者が特別厩舎に入ると魔物が暴れる危険性があるからだ。


 生徒たちが管理している厩舎には、狼や熊などの猛獣が飼育されいることもあるが、立ち入りに禁止にはなってはいない。


 つまり、魔物とは猛獣すら話にならない強さを誇る存在なのだ。


 だが、スライムの区画だけはスライムが最弱で人気があるので開放されていた。


 シルルンが特別厩舎のスライム区画を訪れた理由は、多種多様な人と関わっても人を怖がっていないスライムの調査のためだ。


 特別厩舎で暮らしているスライムたちには主人すらいない。


 生徒たちがスライムの捕獲を行い、懐かない個体は卒業と同時に寄付されるからだ。


 特別厩舎のスライム小屋では百匹ほどのスライムが飼われており、小屋は縦横の長さが百メートルほどあるので広大な敷地があてがわれている。


 スライムたちが飼育され始めた頃は、スライムの数も少なく小屋も小さかったが、スライムの数が増え始めるとスライム好きの女生徒たちがスライム小屋に殺到し、小屋の中に入るだけで数時間待ちという状態が続いたのだ。


 そのため、スライム好きの女生徒たちが動物使い科に抗議し、スライム小屋は拡張に次ぐ拡張が繰り返されて現在の大きさになったのである。


 スライム小屋の出入り口付近は岩場になっており、数匹だが人を怖がらないスライムたちがいるが、このスライムたちは人嫌いにならないようにスラッ子たちに護られている。


 岩場を抜けると砂場や水場が作られており、道なりに木や花が植えられているので、スライム好きの生徒たちは小屋の中を歩いて回り、スライムを見て癒されるのだ。


 シルルンはスライム小屋の出入り口に座り込み、人を怖がらないスライムたちを一時間ほど観察していた。


(理由が全く分からないね……)


 シルルンは考え込むような表情を浮かべている。


 だが、彼がこれほど長くスライムたちを注視していたことには理由があった。


 岩と岩の間の小さな隙間に小さなスライムがいたからだ。


 そのスライムは五センチメートルほどしかなく、知識がない者が見れば赤ちゃんスライムだと思うことだろう。


 その小さいスライムは絶え間なくブルブルと震えていたが、スライムたちが気にかける様子も無く完全に放置されていた。


「あのミニスライムは超難いよ!!」


 唐突にオリベーラ教官が現れて、シルルンの顔を見下ろしながらオリベーラ教官は奇妙なポーズをとっている。


「……」


(なんだこいつ?)


 シルルンは不審げな表情を浮かべている。


「そういえば前見たのはだいたい二年ぶりぐらいか……俺もここは長いがミニスライムが成長したのを見たことがない。つまり致死率百パーだ」


 オリベーラ教官は得意げに言った。


「……だろうね」


(まぁ、あのスライムの状態は普通じゃないからね……)


 シルルンは確信めいた予感を抱いていた。


「自信があるなら連れていっていいぞ。ただし、もう一度言うが誰も育てきれなかった。つまり致死率百パーだ」


 オリベーラ教官は奇妙なポーズを決めながら勝ち誇ったように言い放つ。


「本当に連れてっていいの?」


 シルルンは訝しげな表情でオリベーラ教官に尋ねた。


「ここのスライムは俺が管理してるから連れていっていいよん」


 そう言うと、オリベーラ教官は走り去っていった。


「……間違いなく変人だね」


(あんな教官でも許可を取れたのは良かったよ)


 シルルンはオリベーラ教官をジト目で見送り、ミニスライムに向かって歩き出したのだった。














 キュリーは特別厩舎に急いで向かっていた。


 ミニスライムが現れたとスラッ子仲間から聞いたからだ。


 だが、ミニスライムは男子生徒の掌の上でプルプルと震えていた。


 シルルンである。


 シルルンはミニスライムをじっと見つめており、キュリーはそんなシルルンを複雑そうな表情で見つめていた。


(もしかして、あのミニスライムを救える可能性があるのはシルルンかもしれない……)


 だが、キュリーは頭を振ってその考えを払拭する。


 深刻な表情を浮かべるキュリーはシルルンに向かって一歩踏み出そうとしたがその足を止めた。


(その子は助けられないと告げたほうがいいとは思う……でも、シルルンは信じないでしょうね……)


 キュリーは苦悩の表情を露にしている。


 彼女がそう思っているのはキュリーもそうだったからだ。


 今から二年ほど前、ミニスライムが出現したときに必死に助けようとしたのがキュリーなのだ。


 初めてミニスライムを目の当たりにしたキュリーは、この小さなスライムは赤ちゃんスライムだと思ったのだ。


 しかし、スライムたちは赤ちゃんスライムに全く無関心だった。


 心配になったキュリーは赤ちゃんスライムを全てのスライムの傍に連れていったが、関心を示すスライムは皆無だった。


 彼女は育児放棄されたのかという思いが脳裏をかすめたが、絶対に護り育ててみせると誓う。


 キュリーは水、鉱石、草、土、肉、果物などを集めて、赤ちゃんスライムの傍に置いた。


 たが、赤ちゃんスライムはどの食材も『捕食』しなかった。


 キュリーは食材を赤ちゃんスライムに近づけてみたが、それでも赤ちゃんスライムが食材を『捕食』することはなかった。


 彼女は不安を覚えたまま赤ちゃんスライムの傍に食材を残して厩舎を後にする。


 翌日、キュリーは厩舎を訪れると赤ちゃんスライムは食材を『捕食』した様子はなく、それどころか体が一回り小さくなっていた。


「そ、そんな……」


(もうこの子には時間が無い……)


 瞬間的に理解したキュリーは胸が張り裂けそうになる。


 彼女は赤ちゃんだからという理由でミルクを試したが赤ちゃんスライムは『捕食』せず、魔法科に足を運んでヒールの魔法を使える生徒に頼み込んで、ヒールの魔法をかけてもらったが効果はなく、スライムを飼っている四年生に尋ねてみたが答えは得られなかった。


 キュリーは図書館でスライムのことを調べてみたが満足いく情報はなく、藁をもすがる思いでオリベーラ教官を頼って教官室に足を運び、オリベーラ教官に事情を説明した。


 オリベーラ教官は「俺は【動物使い】だから、魔物の知識はない」と言ったが、キュリーは別室に案内された。


 すると、その部屋の本棚にはスライムに関する本がずらりと並んでいた。


「やるだけやってみろ。ただし、俺の知るかぎりでは致死率百パーだ」


 身を翻したオリベーラ教官は部屋から出て行った。


「……」


(そんなことは信じられない……)


 オリベーラ教官が退出した扉に向けてキュリーは疑惑の眼差しを向けていた。


 彼女は赤ちゃんスライムに関して書かれている記述はないかと無我夢中で調べたが、ある著書の記述を読んで愕然とする。


 それでもキュリーは認めない、諦めないと必死に様々なことを試した。


 だが、次の日の朝、スライム好きの生徒たちに見守られて、赤ちゃんスライムはキュリーの掌からが消えたのだった。


 キュリーは気が狂いそうなほど泣き叫び、これほどの心痛は生まれて初めての経験だった。


「……」


 (経験することでしか分からないこともある……あの時、オリベーラ教官はそれを私に伝えたかったのよ……だからこそ、今の私がある)


 キュリーは思いつめたような表情を浮かべている。


(シルルンはおそらくあの子を助けるために動く……でも、衰弱して打つ手がなくなって私のように周りに助けを求めるはずよ……その時、私は全力で協力する!! それが例え必ず消える命だったとしても……)


 キュリーは決意に満ちた表情を浮かべるのだった。














 生物学者パスータの著書に魔物スライムは自然発生するというものがある。


 パスータはスライムが大量に生息する地域でしぶとく観察し、ついにスライムが自然発生する瞬間を確認したという。


 それは魔法が発現する時のように、一瞬で現れるという。


 他にも彼の著書にはミニスライムという項がある。


 数百匹以上というまとめ飼いをしている時に極めて稀に誕生する小さいスライムのことだ。


 ただし、これだけでは不完全で飼う場所やあるいはその中の特定の個体も関係している可能性があり、ミニスライムが誕生した数百匹という集団を別の場所に移すと、数年待ってもミニスライムが誕生しない場合もある。


 当初、彼はミニスライムのことを赤ちゃんスライムだと認識していた。


 だが、その群れの中で誕生した赤ちゃんスライムなのにも拘わらず、スライムたちは赤ちゃんスライムに対して全く関心を示さず、どれだけ手を尽くしても成長させることができなかった。


 そして、パスータは自然界で赤ちゃんスライムを見かけたことがなかったことから別種のミニスライムと命名したのである。


 ミニスライムは、本来、基本種になるはずだったスライムが、不安定な状態で誕生したために生まれた不完全な存在であり、それゆえに彼は幻のスライムであると結論づけている。














 ミニスライムはプルプルと震えていた。


 シルルンの掌の上でだ。


 ミニスライムを注視し続けていたシルルンは奇妙な感覚を覚えていた。


(これ、中身ないんじゃね? )


 シルルンは考え込むような表情を浮かべている。


 彼はミニスライムがあまりに微弱な存在で、魔界と地上の狭間でなかみが身体に入ろうとしてもがくから、身体がプルプル震えているように見えるのだと考えていた。


 無意識に『集中』を発動したシルルンは意識をミニスライムに集中すると、紫色の球体が出現してミニスライムが紫色の球体に包まれた。


 紫色の球体の上側付近に空間の裂け目のようなものがあり、そこから何かが入ろうともがいていた。


「……予想通りだね」


(こっちだよ!!)


 そう念じたシルルンは思念の手で何かを空間の裂け目から引き抜いてミニスライムの体に戻した。


 すると、ミニスライムの震えがピタリとおさまった。


 それと同時にその場にいた全てのスライムたちが、ミニスライムのに向かって一斉に向きを変えた。


 この瞬間、スライムの別種であるスライムソーサラーが誕生し、シルルンも【魔物使い】として目覚めたのだった。


 ちなみに、シルルンは事も無げにミニスライムの魂を思念の手で掴んで体に戻したが、魂を掴むというテイムの技を習得している【魔物使い】は極めて稀有で世界屈指レベルなのである。


 一方、スライムたちの世話をしていたスラッ子たちは面食らったような表情を浮かべている。


 スライムたちが一斉にあらぬ方向に体の向きを変えたからだ。


「……あれ?」


「どうしたの?」


「どこを見てるのかしら?」


 スラッ子たちは不思議そうな表情を浮かべている。


 しばらくすると、スライムたちは何事もなかったかのように動き出す。


「……さっきのは一体何だったの?」


(スライムたちが一斉にシルルンの方に向いたわよね……)


 スライムたちの行動を目の当たりにしたキュリーは不可解そうな表情を浮かべている。


 そんな中、シルルンはペット化したスライムソーサラーを掌に乗せて走り去っていった。













 シルルンがスライム小屋に戻ると、五人のスラッ子たちが青色、緑色、黄色のスライムを甲斐甲斐しく世話をしていた。


 シルルンは餌を置いてある岩場に歩いていくと、赤色のスライムたちが嬉しそうにシルルンに近づいてくる。


「試してみようかな……」


 『集中』を発動したシルルンは紫色の球体を出現させて、紫色の結界で赤いスライムを包み込むと、一瞬で赤いスライムのテイムに成功する。


 彼はもう一匹の赤いスライムにも同様のことを試し、難なくペット化に成功したのだった。


「なるほど……これがテイムなんだ」


 満足げな笑みを浮かべるシルルンは赤いスライムたちに餌を与えると、赤いスライムたちは嬉しそうにしている。


 シルルンは三十センチメートルほどの陶器の器の中にスライムソーサラーを投入し、水筒を傾けて少量の水を注ぎ入れた。


 水の音に一瞬体を強張らせたスライムソーサラーは、しばらく水を凝視していたが口に含む。


「うん。問題なく『捕食』したね」


 にっこりと微笑んだシルルンは陶器の器に細かく砕いた食材を入れた。


 スライムソーサラーはどれもすぐに『捕食』したのだった。


 一方、スラッ子たちはシルルンが大事そうに両手で抱えるピンク色のミニスライムの姿を目撃していた。


 彼女らは二年前を思いだす……あの悲しい出来事を。彼女らもキュリーと共にミニスライムを看取っていたのだ。


 スラッ子たちは互いに顔を見合わせた。


「告げるべきなの?」


「いいえ、私たちが言わなくてもあのキュリーが何もしない訳がないわ」


「そ、そうね……」


 重苦しげな表情を浮かべているスラッ子たちの傍にスライムたちが近づいてくる。


 スラッ子たちは上機嫌に目を細めた。


 彼女らがスライムたちを指で優しく触っても、スライムたちは全く動じていない。


「この子たちの専属スラッ子になれて本当に良かったわ」


 スラッ子はこぼれるような笑みを浮かべている。


 ちなみに、専属スラッ子とは個体を決めてその個体だけを世話するスラッ子のことである。


 本来、スラッ子は特別厩舎で飼われているスライムを世話する集団だ。


 スライム小屋の掃除、水や鉱石などの餌の補給、そして生徒たちの指導や情報提供などがスラッ子の使命である。


 しかし、スライムは四年生の厩舎でも飼われていた。


 無論、全てのスライムが私物扱いで愛好家がついているが、その世話を四年生のスラッ子たちが独占していたのだ。


 彼女らは学年ごとにスライムの面倒をみるべきだと主張し、三年生のスラッ子たちは従うしかなかった。


 だが、三年生で初めてスライムを連れ帰った人物が現れる。


 シルルンである。


 この噂を耳にした三年生のスライムファンたちはシルルンを絶賛したが、三年生のスラッ子たちは嬉しいには違いないが内心複雑だった。


 特別厩舎のスライムたちと同様に強引に捕獲すると人を怖がるようになるからである。


 それでも、スラッ子たちはシルルンのスライム小屋に足を運ぶと、全ての個体が人を怖がっていなかった。


 この事態にスラッ子たちはあり得ないと驚きを禁じ得なかった。


 そして、この場にいるスラッ子たちはシルルンに哀願した。


 彼女らは自分たちよりシルルンがスライムの調教が上手いということは百も承知だが、それでも青色、緑色、黄色のスライムの専属スラッ子にしてくれと頼み込んだのだ。


 この話を聞いたシルルンは困惑する。


 彼女らが三匹のスライムたちに愛好家をつけないと勝手に思い込んでいるからだ。


 しかし、愛好家たちをつけても彼女らの提案を受け入れることは可能ではある。


 四年生の私物のスライムたちには全て愛好家たちがついているからだ。


 だが、彼はハズキたちがスライムたちを馴れさせようと躍起になっているのが気懸かりだった。


 この情況で愛好家をつけると言ったら殺されるかもしれないと思ったシルルンは身体がガタガタと震えて止まらなかった。


 そのため、彼は三匹のスライムたちに愛好家をつけれないのならば、赤色二匹に愛好家をつけるために、スラッ子たちに動いてもらった方がマシだと考えたのだ。


 これにより、金持ちの愛好家を連れてきたら専属スラッ子にしてもいいとシルルンが、スラッ子たちに提案すると、彼女らの行動力は凄まじく、何人もの金持ちをシルルンの元へ連れてきたのだ。


 そして、赤いスライムたちは競売にかけられて、命名権と占有権で三千万円という高額で落札された。


 赤色というレア色だからこそこの値段がついたが、馴れているというのが最大の要因で、これが並色だったなら五百万円ほどが相場だろう。












 キュリーがミニスライムを目撃してから四日目の昼になっていた。


 ミニスライムは誕生して三日ほどで消滅する。


 キュリーはシルルンのスライム小屋に向かって歩を進めていた。


(シルルンは私の元にやって来なかった……多分、もう死んでいる……だけど別にそれはいい……)


 キュリーは憂鬱そうに溜息を吐く。


 彼女はシルルンが一人で看取ったことを心配しているのだ。


 キュリーが看取ったときには心を同じにする仲間がいたのでまだ耐えることができたが、一人だったら気が狂っていたかもしれないとキュリーは悲痛な表情を浮かべる。


 シルルンのスライム小屋に到着したキュリーは小屋の中を窓から覗いたがシルルンの姿はなく、馬小屋に向かって歩き出す。


 キュリーは馬小屋に到着すると、シルルンは馬を巧みに操って調教を行っていた。


「……」 


(動揺を見せないように、いつも通りに振舞っているのかしら……)


 キュリーは沈痛な面持ちでシルルンに近づいていくと、シルルンの肩に二十センチメートルほどのピンクのスライムがのっていた。


「えっ!?」


(ピンク!? あのミニスライムと同じ色!? いいえ、そんなことはありえないっ!!)


 だが、キュリーは全力でシルルンに向かって駆け出していた。


「ん? キュリーだよね……」


(必死そうにどうしたんだろ?)


 シルルンは怪訝な顔をする。


 シルルンの傍に駆け寄ったキュリーはシルルンの肩にのっているピンクのスライムを凝視した。


(あのピンクのミニスライム!! でもありえないっ!!)


 キュリーの顔が困惑に染まる。


「……こ、この子は?」


 キュリーは縋るような面持ちで、かすれた声でシルルンに尋ねた。


「ん? 特別厩舎にいたミニスライムだよ。名前はプル」


 プルはシルルンの肩の上で小さくピョンと跳ねた。


 その言葉に、キュリーの目から大粒の涙が溢れ出した。


「……うぅ、……うぅぁ……ぅうあぁぁあぁぁ……良かった、本当に良かった……」


 キュリーは涙が溢れて止まらず嗚咽し、そのまま膝から崩れ落ちて咽び泣く。


「……え?」


(いきなりどうしたんだろ?)


 戸惑うような表情を浮かべるシルルンはその場から去っていったのだった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ついにシルルンがスライムテイマーへと目覚めたという具合ですね、ミニスライムも無事育ってよかった。
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