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スライムスライム へなちょこ魔物使い  作者: 銀騎士
鉱山 採掘編

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62/301

62 コックローチ ☆


 シルルンたちは険しい山道に到着し、山沿いに歩いていた。


「う~ん、どこからでも登れそうだけど、この辺が一番障害物が少なそうだね」


 シルルンは険しい山道を見上げながら言った。


「それでは、ここから登りますか?」


 ブラの言葉にシルルンは頷き、シルルンたちは険しい山道を登り始めた。


 木や岩などは少ないが傾斜がきつい場所が多く、足場は脆くて崩れ易かった。


「……このルートは失敗だったかもしれないね」


 シルルンは前を進む元娼婦たちに視線を向けて、心配そうな顔をした。


 元娼婦たちはきつい傾斜に悪戦苦闘しており、魔物が出現する度に怯えて逃げ隠れしているからだ。


 先行するブラたちが魔物を倒しながら進んではいるが、飛行可能な魔物は空から突然襲ってくるのだ。


「とりあえず、この山道を抜けるまで君たちはマルとキュウの背中に乗りなよ」


 シルルンは元主婦たちに指示を出し、元娼婦たちは申し訳なさそうにマルとキュウの背中に乗った。


 元娼婦たちがマルたちに乗ったことで登る速度は急激に上昇し、シルルンたちは傾斜がほとんどない木が生い茂る場所に出た。


 すると、ブラたちが血相を変えて、シルルンたちに向かって駆けてきた。


「ん?」


 シルルンは怪訝な顔をした。


 ブラたちの顔は真っ青で、無言でシルルンたちの後ろに隠れてガタガタと震えていた。


 シルルンは視線をブラたちが逃げてきた方向に向けた。


 すると、現れたのは黒い物体だった。


「ひぃいいいいいぃ!? まさか、あれはゴキ……」


 シルルンは顔面蒼白で後ずさる。



挿絵(By みてみん)


いい加減なシルルン、プル、プニのイメージ(爆)

シルルンのイメージはもっと可愛い系を想像している人のほうが多いかも(爆死)



 誰もが忌み嫌う黒光りの魔物であるレッサー コックローチ(ゴキブリの魔物)が現れたのだ。


 シルルンたちは恐怖で顔が蒼くなり、ジリジリと後ずさる。


 だが、三匹のレッサー コックローチはシルルンたちに目掛けて凄まじい速さで突撃した。


「ぎゃあああああああぁぁ!?」


 シルルンたちは我先にと背中を向けて逃げ出す中、逆に突っ込む者がいた。


 ゼフドである。


 ゼフドはレッサー コックローチたちとの距離を一瞬でつめて大剣を振り下ろし、一匹の頭を斬り落とした。


 だが、頭を斬り落とされたレッサー コックローチは、何の問題もないかのようにゼフドに襲い掛かる。


 シルルンたちは岩陰に隠れてゼフドの戦いを静観しているが、ラーネ、ヴァルラ、ビビィは逃げずにその場に留まっていた。


「……えっ? 獣人や亜人はゴキブリが怖くないのかな」


 シルルンは意外そうな表情を浮かべている。


 人族がゴキブリを恐れるのは、遥か昔の時代のゴキブリは今よりも遥かに巨大で人族と殺し合いをしており、その記憶が体に体に刻み込まれているから恐怖するという説を魔物学者パスータが提唱したが「お前は魔物学者だろ」と一蹴された。


 ゼフドは大剣を振るうが空を斬っており、逆にレッサー コックローチたちに攻撃を受けている。


 レッサー コックローチは山の斜面を横走りできる脚力と『加速』を所持しており、障害物があっても速度はほとんど落ちずに移動が可能で攻撃を当てるのは難しい。


 『加速』は一瞬で素早さが一・五倍まで上昇する能力だ。


「むっ、全然ね……スリープ!!」


 ビビィはタマに乗って突撃し、スリープの魔法を唱えて黄色い風がレッサー コックローチたちに襲い掛かる。


 しかし、レッサー コックローチたちは黄色い風を難なく回避し、ビビィに目掛けてレッサー コックローチが突撃して体当たりが直撃したビビィは弾け飛んだ。


「ひぃいぃ!? ビビィ!!」


 シルルンは血相を変えて岩陰から躍り出た。


 レッサー コックローチは羽を広げて飛行して、宙を舞うビビィに襲い掛かるが、ラーネが『瞬間移動』でレッサー コックローチの前に出現し、剣でレッサー コックローチの体を縦に両断してレッサー コックローチは血飛沫を上げて即死した。


 タマが地面に落ちたビビィの元に駆けつけるが、ビビィは動かない。


 タマは心配そうな表情を浮かべており、口でビビィをくわえてシルルンの元に移動した。


 シルルンは『魔物解析』でビビィを視た。


「……失神してるだけだから大丈夫だけど、装備品が葉っぱなのが問題だね」


(学園にいた頃のビビィのレベルなら即死してたよ……)


 シルルンは難しそうな表情を浮かべている。


「ヒールデシ!」


 プニがヒールの魔法を唱えて、ビビィの体力が全快するが意識は失ったままだ。


 シルルンはプニの頭を撫でる。


 プニは嬉しそうだ。


 ゼフドは頭を斬り落としたレッサー コックローチを集中的に攻撃するが全て回避されており、頭がないにもかかわらず、レッサー コックローチは稲妻のような動きだ。


「チッ、こいつの体はどうなってるんだ」


 ゼフドは忌々しげな表情を浮かべている。


「むふぅ」


 ヴァルラは凄まじい速さで突撃し、一瞬でレッサー コックローチに接近して蹴りを放ち、蹴りが直撃したレッサー コックローチは胴体が陥没して吹っ飛んで岩に叩きつけられた。


 だが、レッサー コックローチは何事もなかったかのようにヴァルラに向かって突撃する。


 ヴァルラは突っ込んでくるレッサー コックローチを左に跳躍して躱した。


 レッサー コックローチは即座に向きを変えて巨木や岩などの障害物を利用して縦横無尽に駆け回り、ヴァルラの背後から襲い掛かる。


 しかし、ヴァルラは振り向き様に『発勁』を放ち、頭部に右拳が直撃したレッサー コックローチは内部から体が爆発して砕け散って即死した。


 レッサー コックローチは正面からゼフドに目掛けて突撃し、ゼフドは紙一重で避けながら鋼の大剣を振るい、レッサー コックローチの右前脚と右中脚を斬り落とした。


「ウインド!!」


 ゼフドは振り返ってウインドの魔法を唱え、風の刃がレッサー コックローチの体を両断して、レッサー コックローチは胴体から血を噴出させて力尽きた。


「ふぅ、やっと倒せたね」


 シルルンたちは虚脱したような安堵の表情を浮かべている。


 だが、安心したのも束の間で、さらに黒い物体が姿を現した。


「ひぃいいいぃ!! で、でかっ!?」


 シルルンたちの顔が再び恐怖に歪んだ。


 現れたのはコックローチで、その全長は二メートルを超えており、『適応』という厄介な能力を所持していた。


 『適応』は、受けた攻撃に対して耐性を持つようになる能力だ。


 例えば、魔法攻撃を受けると『魔法軽減』に目覚め、さらに魔法攻撃を受けると『魔法耐性』に進化していき、最終的には『魔法無効』に進化し、全ての攻撃でこれが起こるのだ。


 コックローチは爆発音と爆風と共に突撃し、体当たりを受けたゼフドは弾け飛んだ。


 ゼフドは咄嗟に鋼の大剣で防御していたが、体は岩に叩きつけられた。


 ヴァルラとコックローチは凄まじい速さで交差しており、共に一撃も当たらない攻防が続いている。


「なんてスピードだ……」


 ゼフドは雷に打たれたように顔色を変える。


 コックローチの素早さは四百を超えており、この数値に達しているのはシルルン、ブラック、ラーネ、ヴァルラ、ラフィーネだけだ。


 最初にこの均衡を破ったのはヴァルラで、右のパンチをコックローチの顔面に叩き込んで、顔面が陥没したコックローチは吹っ飛んだ。


 しかし、平然とコックローチは体勢を立て直し、ヴァルラに向かって突撃して、またもや当たらない攻防が続く。


「えっ!? 嘘でしょ!? ここは危険よボス!!」


「あぁ、ここにいるとマジでヤバイ!!」


「とんでもない数だ……」


 リジルたちは声と表情を強張らせており、シルルンは周辺を『魔物探知』で探った。


「ひぃいいいぃ!? なんて数だ!?」


 シルルンは思念で「緊急事態が発生したから撤退」とラーネに伝えた。


「フフッ……分かったわ」


 ラーネは凄まじい速さで突撃してヴァルラとコックローチの戦いに割り込んで、コックローチに剣を振るい、コックローチは縦に斬り裂かれて瞬殺された。


「むふぅ!? なんで邪魔するのぉ!?」


 ヴァルラは抗議の目をラーネに向けた。


「……緊急事態が発生したのよ。すぐにマスターの元に走って早く!!」


 ラーネに追いたてられシルルンの元に走るヴァルラ。その光景を見ていたゼフドも後を追いかける。


「じゃあ、皆が繋がるように手を繋いで!! 絶対に離したらダメだよ!!」


 シルルンの説明に、仲間たちは困惑したような表情を浮かべながら手を繋ぎ、視線をヴァルラたちの方に向けた。


 すると、ヴァルラたちの後方はコックローチ種の群れで、真っ黒に染まっていた。


「イヤァアアアアアアアアアアアアァ!!」


 女たちは金切り声を上げた。


「レ、レッサー コックローチを倒したので怒ったんでしょうか……」


 ブラの顔には戸惑うような表情が浮かんでいた。


「タマたちはブラックにしがみつくんだよ」


 シルルンは思念でタマたちに指示を出し、タマたちは頷いてブラックの脚にしがみついた。


 だが、コックローチ種の群れの側面を強襲する魔物の群れが現れた。


 ジャイアント スパイダー種の群れだ。


「おいおいマジかよ!? ……なんて大きさなんだよ!?」


「し、しかも、すげえ数だぜ!?」


「い、いったい、何がどうなってるんだ!?」


 男盗賊たちの顔が驚愕に染まる。


 ヴァルラとゼフドは合流して仲間たちの手を握ったが、ラーネは足を止めて振り返り、ジャイアント スパイダー種を品定めするかのように見つめている。


 彼女は長く生きてきたがジャイアント スパイダー種は初めて見たので、交雑を試したいと考えていた。


 ジャイアント スパイダー種の群れは一斉に『強糸』を吐き、コックローチ種の群れは糸に絡まって動けなくなり、生きたままバリバリと食われていく。


 シルルンたちとの戦いでは、障害物の多い地形がコックローチ種に有利に働いていたが、ジャイアント スパイダー種との戦いでは『強糸』が巨木や岩に張り巡らされて、速さを生かすことができず、逆に仇となったのだ。


 ジャイアント スパイダー種は下位種の時点で五メートル、通常種になると十メートルを超える巨体で力任せな攻撃が得意なのだ。


 ラーネは複雑そうな表情を浮かべていたが、踵を返して歩き出した。


「絶対に手を離したらダメだよ!! 今から『瞬間移動』で逃げるからね!!」


「!?」


 仲間たちは不安そうな表情を浮かべており、ラーネがシルルンの腕に触れた瞬間、シルルンたちはその場所から掻き消えたのだった。





















 シルルンたちは険しい山道を登り始めた地点に出現していた。


「ふぅ……なんとか助かったね」


 シルルンたちの顔に虚脱したような安堵の色が浮かんだ。


 仲間たちはシルルンから離れて、適当な場所に座り込んだ。


「このルートは絶対にダメです」


「そうね……とりあえず、ここから離れた場所から登ってみるしかないわね」


 ブラの言葉に、リザは頷いて複雑そうな顔をした。


「あれ!? ラーネはどこにいったの?」


 辺りを見回すシルルンは仲間たちに尋ねるが、誰もラーネの行方を知らなかった。


 だが、唐突にシルルンの目の前にラーネが出現して、その傍らには半壊した二匹のジャイアント スパイダー種がいた。


「ひぃいいいぃ!? な、何してるのラーネ!?」


 シルルンは驚きのあまりに血相を変えており、仲間たちも驚きの表情を見せていた。


「フフッ……弱らせているから大丈夫よ。それより、この子たちは通常種なのかしら?」


「えっ!? 違うよ……下位種だね」


「フフッ……それなら上位種は期待できそうね」


 ラーネは満足そうに微笑んだ。


「そ、それで、そのレッサー ジャイアント スパイダーをどうするの?」


 シルルンは不安そうな表情を浮かべる。


「フフッ……交配させるのよ。それでこの子たちの性別は分かるかしら?」


「えっ!? マ、マジで!? ……視てみたけどオスとメスだね」


「フフッ……それならいいわ。どっちかだけならもう一度、捕まえに行こうと思ってたのよ」


「そ、そうなんだ……」


 (こんな場所でどうやって交配させるんだよ?)


 シルルンは訝しげな表情を浮かべている。


「フフッ……ついてきてほしいのよ」


 ラーネはシルルンに触れると『瞬間移動』を発動して、シルルンとラーネは掻き消えたのだった。




















 薄暗い巨大な部屋にシルルンとラーネは出現した。


「ひぃいいいいいいいいいぃ!?」


 (なにやらかしてくれてるんだよっ!!)


 シルルンは目の中に絶望の色がうつろう。


 彼の『危険探知』は今までに感じたことがないほどに、強烈な警鐘を鳴らしていた。


 シルルンの目の前には巨大な蜘蛛の魔物とその脇には漆黒の蜘蛛の魔物が四匹いるのだが、何よりも絶望的なのはこの部屋だけでハイ スパイダーが天井や壁などいたるところに千匹ほどいることだ。


 ハイ スパイダーたちはシルルンの真横と後ろにもいて、シルルンを間近で凝視しており、その眼は異様に殺気立っていた。


 ここはトーナの南にある大穴の、もう一つの最深部なのである。


 シルルンの目の前にいるのはスパイダー種を統べるクイーンであり、その傍らにいる四匹の漆黒の魔物はデス スパイダーである。


 シルルンは『魔物解析』でデス スパイダーを視た。


 すると、デス スパイダーはラーネのステータスを軽く超えていた。


「……生きていたのか」


「フフッ……人族に殺されたけど運良く転生できたのよ。でもさすがはクイーンね……もう蜘蛛じゃないのに私だと分かるのね」


 ラーネの顔に満足げな笑みが浮かぶ。


「……何をしにきた」


 クイーンは訝しげな眼差しをラーネに向けた。


「マンティス種との戦争はどうなってるのかしら?」


「……激しい攻防が続いておる」


 キラー マンティス率いるハイ マンティスの群れに、スパイダー種は第一拠点、第二拠点、第三拠点と突破され皆殺しにされたが、第四拠点がある大部屋でデス スパイダー率いるハイ スパイダーの群れと正面からぶつかり、激しい戦闘になっていた。


 だが、双方共に回復手段を備えており、マンティス種はドレインの魔法で回復し、スパイダー種はヒールの魔法で回復するので、絶命する個体は少なく埒が明かないと、マンティス種最強の個体であるキラー マンティス三匹が突撃するが、三匹のデス スパイダーが迎え撃ち、両者の力は拮抗しており勝負はつかず、現在も激戦が続いているのだ。


「フフッ……そうだと思ったのよ。だから、この子たちを連れてきたのよ」


 ラーネは半壊したレッサー ジャイアント スパイダーたちをクイーンの前に差し出した。


「……ほう」


 クイーンは軽く目を見張った。


「この子たちと交配できれば、とんでもなく強い子たちが生まれるかもしれないわ」


 両者は別種なので普通は交配できない。


 だが、別種、同種の基準の目安に生殖隔離がある。


 今回の場合、スパイダー種とジャイアント スパイダー種の生息地域が離れすぎているから交配できないだけで、交配自体は可能な場合もある。


 そのため、交配が可能でも基本的には生息地域が離れすぎているから、自然には交配が起こらないので生殖隔離になり、別種とされるのだ。


 ちなみに、スパイダー種内でも別種は存在する。


 デス スパイダーやアラクネがそうだ。


 双方共にクイーンの卵から生まれてはいるが、突然変異で生まれている。


 デス スパイダーは生殖機能はあるがオスしか生まれず、基本種のスパイダー種との交配で子供が生まれることはない。


 そして、アラクネに至っては生殖機能すらないのだ。


 そのため、基本的に交配で増やせるのは基本種のみなのだ。


「……お前が連れてきたのだろう、お前がやれ」


「フフッ……それは無理よ。私はマスターのペットになったんだから」


 シルルンは突然ラーネに前に押し出された。


「ひぃいいいいぃ!?」


 シルルンは驚きのあまりに血相を変える。


 そもそも蜘蛛語が分からない彼には、話している内容が全く分からなかった。


「……お前ほどの者がなぜ、人族の下に甘んじる必要があるのだ」


 クイーンは不可解そうな表情を浮かべている。。


「マスターがいないと人族の世界では生きていけないからよ」


「……くくっ、戯言を」


 クイーンは馬鹿にしたように鼻で笑った。


「フフッ……私も人族に殺されるまではそう思っていたけど、人族には私を軽く殺せる者がいるのよ」


「……なんだと!?」


 クイーンは雷に打たれたように顔色を変える。


「人族には勇者という切り札がいるのよ。その勇者の前にはデス スパイダーですら勝負にもならないほどの戦力差があるのよ」


「……」


 クイーンは深刻そうな表情を浮かべている。


「それじゃあ、私たちは帰るわ。また来るけどね」


「……いつでも戻ってこい」


 こうして、シルルンとラーネはその場から掻き消えたのだった。

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レッサー コックローチ レベル1 全長約1メートル

HP 200~

MP 100

攻撃力 60

守備力 50

素早さ 100

魔法 シールド

能力 加速 回避 強食



コックローチ レベル1 全長約2メートル

HP 600~

MP 400

攻撃力 150

守備力 150

素早さ 280

魔法 シールド パラライズ

能力 加速 回避 強食 適応 魔法吸収


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