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スライムスライム へなちょこ魔物使い  作者: 銀騎士
鉱山 採掘編

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129 森の魔物の討伐⑤


 再びシルルンたちは昼夜、問わずの強行軍で東に向かって進軍していた。


 シルルンが指示した内容は早さだった。


 故にシルルンとプニがクラブ種と戦っていても仲間たちは先に進んでおり、仲間たちやペットたちが戦っている場合も同様に戦っていない者たちは先に進んでいくのだ。


 魔物の数が多く時間が掛かる場合はラーネとシャインが乱入して魔物を皆殺しにするので成立している行軍だった。


 だが、そんな早さ重視で進軍するシルルンたちの足が止まる。


 前方に巨大な魔物2匹が佇んでいたからだ。


 ゾルが苦戦したハイ クラブとロブスターだが、そんなことはシルルンたちは知らない。


「大きいデス!!」


「……な、なんだあのデカさは!? 俺はマジクリーンでロブスターを見たことがあるが半分ほどの大きさだった。あれは上位種だと思うぜ大将」


 ハイ クラブは6メートルほどだが、ロブスターは20メートルほどの巨体なので仲間たちは驚きのあまりに絶句している。


「いや、ロブスターは通常種だよ。だけど通常種でこれほどのステータスなのをはじめて視たよ」


「……マ、マジかよ!? 通常種であのデカさなのか……」

 

 ロブスターは高レベルだというのもあるがゾルが2回『脱皮』させたせいで、進化したてのハイ ロブスターと同じぐらいに巨大化し、そして強くなっているのだ。


「おそらく、特殊な個体なのかもしれないね……攻撃力が3200もあるからラー……」


「あの大きいのと戦ってみたいの!!」


 マルがロブスターを睨みつけながら人族語で言った。


「……さ、3200!?」


 仲間たちはあまりの数値に愕然とし、シルルンはマルの言葉に一瞬だが眉を顰めた。


「……まぁ、戦ってみるといいよ」


「頑張るの!!」


 マルは凄まじい速さでロブスターに目掛けて突撃してそのままぶち当たった。


 体当たりが直撃したロブスターは面食らった表情を浮かべたが、我に返って巨大な鋏をマルに叩きつけ、ギィン!! と金属を殴ったような轟音が辺りに響いた。


「……全然痛くないの!!」


 ロブスターは再び面食らった表情を浮かべており、マルは『毒霧』を吐いた。


「ねぇ、ボス……マルってあんなに速くなったの?」


 素早さには自信があるリジルはマルの速さに驚いて動揺を隠せなかった。


「マルは2段階進化してるから、その素早さは1000を超えてるんだよ。ちなみに守備力は12000だから物理でマルにダメージを与えられる者はうちにはいないね」


「なっ!?」


 あまりにとんでもない数値にリジルはおろか仲間たちも雷に打たれたように顔色を変える。


「ハイ クラブはラーネに任せるよ」


「フフッ……分かったわ」


 ラーネは不敵な笑みを浮かべてその姿が掻き消えると、ハイ クラブの背後に出現するのと同時にハイ クラブは真横に斬り裂かれ身体が横にズレ落ちて大量の血飛沫を上げて即死した。


「……えっ!?」


 仲間たちは信じられないといった表情を浮かべながらラーネを見つめている。


「あれが回避不能のラーネの奥の手、【瞬間移動斬り】だよ。初見であれを躱せる者はいないと思う」


 仲間たちは戦慄を覚えて思わず息を呑む。


「……ラーネ殿が仲間で良かった……勝てるはずがないからな……」


「……違ぇねぇ」


 ラーネは上下に分かれたハイ クラブの死体を掴んでその姿が掻き消えて、シルルンたちの前に出現した。


「毒が効かないの!?」


 マルは3度『毒霧』を吐いたがロブスターは平然としており、互いに物理で攻撃するが両者ともに全くダメージを与えることができなかった。


 両者は物理がダメなら魔法はどうかと魔法を撃ち合うが、これもダメージを与えることができずに能力攻撃に移行するがそれでもダメージを与えることができずに再び、物理で攻撃する。


「……ねぇ、シルルン……マルが圧倒してるように見えるけど実際はどうなのよ?」


「まぁ、マルの方がロブスターより倍ほど速いから圧倒してるように見えるけど実際はどっちも全くダメージを受けてないんだよ」


「えっ!?」


 その言葉に仲間たちは驚いて自分の耳を疑った。


「あえて言うならマルは『毒霧』を連発するべきなんだけどね……」


「だったらなんで教えてあげないのよ?」


 リザは怪訝な視線をシルルンに向ける。


「ロブスターが『再生』と『脱皮』を持ってるからどうやっても勝負がつかないからだよ……マルはラーネ、シャイン、ビークスに並ぶ存在になったから今後はペットたちを率いるリーダーとして指揮を任せることもある。だからこういう相手もいるんだと経験できればと思ってあえて何も言ってないんだよ」


「……ふ~ん、考えてるのね」


 イラついたロブスターは巨大な鋏でマルを攻撃するが、マルはウインドの魔法と『毒牙』と『毒霧』で反撃し、風の刃が『魔法耐性』を貫通して胴体を切り裂いた。


「やったの!! ダメージが通ったの!!」


 だが、マルが喜んだのも束の間、『再生』の能力で胴体の傷は塞がってしまう。


「……マスター!! この敵は倒せないの!!」


 困惑したマルが思念でシルルンに助けを求めた。


「いい判断だ……ロブスターは『脱皮』を持ってるから中途半端に追い込むと更に強くなってたからね。俺が倒すから下がっていいよ」


「分かったの!!」


 マルはゆっくりと後退し、シルルンがロブスターを一瞥するとロブスターは紫の球体に包まれて耳をつんざくような奇声を上げた。


 それと同時にシルルンは『反逆』を発動してその身体がブレた。


 次の瞬間、シルルンはロブスターの背後に出現し、踵を返しながら氷撃の剣を魔法の袋にしまうと紫の球体も消え失せた。


 その瞬間、ロブスターの身体が3つに分かれて横にズレ落ち、凄まじい量の血が噴出して即死したのだった。


「なっ!? いつの間に!?」


 あまりの速さに仲間たちに衝撃が駆け抜けた。


「ロブスターの死体を貰ってもいいデシか? ロブスターは『脱皮』と『物理軽減』と『水刃』を持ってるデシ!!」


 シルルンが頷くとプニはうれしそうに『死体吸収』で3つに分かれたロブスターの死体を吸収して新たなコレクションが増えて満面の笑みを浮かべている。


 シルルンはプニの頭を優しく撫でるとプニはとてもうれしそうだ。


「フフッ……マスターのあの技は【極悪斬り】って言うのよ」


 その言葉に仲間たちの視線がラーネに集中する。


「紫の結界で動けなくしておいて斬り裂く技よ」


「技の名前通り、まさに極悪な合わせ技だな……」


 ゼフドの言葉に仲間たちは神妙な顔で頷いた。


「ハイ クラブは『水吸収』『水閃』『猛毒』『物理耐性』を持ってるからほしいデシ!!」 


 シルルンたちが仲間たちの元に向かう途中でプニが言った。


 シルルンが頷くとプニはテレポートの魔法を唱えて姿が掻き消え、ハイ クラブの前に出現して『死体吸収』でハイ クラブを吸収すると死体は消えたが貝殻が残った。


 ハイ クラブの身体に貝殻が引っ付いていたからだ。


「なんデシかこの貝は?」


 不審に思ったプニは貝殻を『魔物解析』で視てみる。


「この貝はレッサー ハーミット クラブデシ!!」


 プニは空中でふわふわと浮かびながらレッサー ハーミット クラブをじーっと見つめている。


 するとレッサー ハーミット クラブは貝殻の中から顔を出し、プニと目が合うとビックリして逃げ出した。


「待つデシ!! 仲間になるデシ!!」


 プニは逃げたレッサー ハーミット クラブを追いかける。


 『触手』を前面に出してプニが念じると透明の六面体が出現してレッサー ハーミット クラブを結界で包み込んだ。


「へぇ、いきなり六面体の結界か……」


 シルルンが感心した顔つきで呟いた。


「仲間になって一緒に遊ぶデシ!!」


 だが、レッサー ハーミット クラブは暴れまくり、鋏で結界を破壊して逃走する。


「逃げたらダメデシ!!」


 プニはレッサー ハーミット クラブを追いかけて再び透明の六面体の結界で包み込む。


 しかし、レッサー ハーミット クラブは鋏で結界を破壊して逃走するが、その動きは遅くフラフラしている。


「これ以上やったら死んじゃうデシ!! 仲間にしてほしいデシ!!」


 『魔物解析』でレッサー ハーミット クラブの体力を視たプニが泣きそうな顔でシルルンに訴えた。


 シルルンは見ただけで透明の球体を作り出してレッサー ハーミット クラブを包み込み、一瞬でテイムした。


「仲間になったデスか?」


「うん、なったよ」


「やったデス!!」


 プルもレッサー ハーミット クラブを気に入っていたようで、レッサー ハーミット クラブの元に飛んでいった。


「マスターはやっぱりすごいデシ!!」


 プニは尊敬の眼差しをシルルンに向けている。


 シルルンがレッサー ハーミット クラブの元に歩いていくとレッサー ハーミット クラブは上目遣いでじーとシルルンを見つめている。


 プニがヒールの魔法を唱えてレッサー ハーミット クラブを癒し、シルルンはレッサー ハーミット クラブの名前を考えていた。


「君の名前はカイだ」


 貝殻だからカイという安直な名前だが響きがいいとシルルンは思っており、カイは名前を気に入ったようでうれしそうだ。


 こうしてカイが新たにペットに加わり、シルルンたちは東に向かって強行軍を続けるのだった。







 

 






 必死の形相を浮かべた冒険者が拠点に目掛けて一目散に駆けていく。


「やべぇのがこっちに向かってるぞ!!」


 拠点に到着して肩で息をする冒険者が強張った顔で声を張り上げた。


「あぁ? 何がどうやべぇんだ?」


 拠点の出入り口を護る5人の冒険者が怪訝な表情を浮かべている。


「巨大な狼と猫とダンゴムシがこっちに向かってるんだ!!」


「なんだと!?」


 緩んでいた5人の冒険者の顔が一変して強張った。


「しかもその傍らには冒険者が20人ほどいるんだよ!! 訳が分からんだろ!?」


「――っ!? どういうことだ!?」


「俺に分かるわけないだろ!! とにかく俺はリックさんに知らせてくるぜ!!」


 冒険者は慌しく拠点の中に駆け込んでいき、残された冒険者たちは息を呑んで前方に見える木々を凝視する。


 拠点は開けた場所の中心に作られており、出入り口は4箇所あるがどの方向も木々が生え茂る森までは200メートルほどの距離があるのだ。


 しばらくすると仲間を率いてリックが姿を現した。


「その巨大な魔物はまだ見えないな……」


「……どうにも胡散臭い。巨大な狼は理解できても巨大な猫とダンゴムシなんかが本当にいるのか?」


 リックは森を注視しており、ゾルは訝しげな顔で森を睨みつけている。


 すると森の中から巨大な金色の狼が姿を現した。


「!?」


 巨大な金色の狼の姿を視認したリックたちは驚きと共にそのあまりの美しさに心奪われていた。


 ゆっくりと歩いてくる巨大な金色の狼の後ろには巨大な猫とダンゴムシの姿があった。


「なっ!? 本当にいたのか!?」


 ゾルは驚きのあまりに血相を変える。


 我に返ったリックは近づいてくる巨大な金色の狼を神妙な顔で見つめている。


「……強力な魔物だとは思うが邪気を感じない」


 リックがそう呟くのと同時に「リックと話がしたい」という声が聞こえた。


「俺はここにいる!! 何者だ!!」


 リックがそう応えると森の中から人が姿を現した。


「……ま、まさか……シルルンか!?」


 思いもよらぬ人物の登場にリックは雷に打たれたように顔色を変える。


「なにぃ!? シルルンだと!? お前は南西にいるはずではないのか!? なぜここにいる!!」


 そう声を張り上げたゾルが怒りで顔を歪めながらつかつかとシルルンとの距離を詰める。


「……シルルン様はリックに話があると仰っている。邪魔をするな」


 ゼフドが庇うようにシルルンの前に出た。


「雑魚に用はない!! 引っ込んでろっ!!」


「……どうやら言っても分からん馬鹿のようだな」


 ゼフドは凄まじい速さで突っ込みながらゾルの脳天に目掛けて大剣を振り下ろすが、ゾルは大剣で受け止めた。


「……あ、あいつ馬鹿なのか!? よりにもよってゾルさんに喧嘩を売るなんて!?」


「……全くだ」


「狂ってやがるとしかいいようがねぇぞ……」


 ゾルの仲間たちが驚きの声を上げる。


「雑魚にしてはなかなかの一撃だったぞ……いいだろう少し遊んでやる」


「……いいから黙って死ね」


 ゾルは真横に払うように大剣を振るったがゼフドは大剣で受け止めて、両者は目にも留まらぬ速さで動きながら戦いを繰り広げる。


「マ、マジかよ!?」


「ゾ、ゾルさんと互角に戦ってやがる!?」


「……あいつはいったい何者なんだ?」


 ゾルの仲間たちの顔が驚愕に染まる。


 だが、ゼフドとゾルが戦いだしたのでシルルンの仲間たちは歩みを止めて静観しているが、シルルンは歩みを止めずに凄まじい速さで戦いを繰り広げるゼフドとゾルの横を平然と通り過ぎてリックの前で歩みを止めた。


「……まさか本当にシルルンだとはな……いまだに信じられん……見た目は変わっていないように見えるが……なんというか見違えたな……」


 シルルンを品定めするように上から下まで見ながらリックは言った。


「まぁ、大穴の頃よりはマシになったつもりだよ」


「……あの金色の狼は君のペットなのか?」


「まぁね……ハイ ウルフから進化した魔物でフェンリルっていうんだよ」


「……それほどの魔物ならあいつらを倒せるかもしれないな」


「あいつら?」


 シルルンは怪訝な眼差しをリックに向ける。


「俺たちがここから動けないのは魔物の数が多いのもあるがハイ クラブとロブスターに手酷くやられたからなんだ」


「……あぁ、その2匹ならここに来る前に俺たちが倒したよ」


「なっ!?」


 これにはリックはおろかリックの仲間たちも驚きのあまりに血相を変える。


「まぁ、ロブスターは攻撃力が3200もあったからハイ クラブよりも強かったけどね」


「……ゾピャーゼが言っていた数値と一致している……それほどあの金色の狼は強いのか……」


 リックたちは熱い眼差しをシャインに向けている。


 なにやら勝手に勘違いをしているがシルルンはめんどくさいので反論しなかった。


 ゼフドとゾルは凄まじい速さで斬り合っているが互いに一撃も入れられない状況が続いていた。


「……この俺とこうまでり合える奴は久しぶりだ……名を聞いてやる」


「……シルルン一番隊、隊長のゼフドだ」


 ゼフドは高らかに宣言した。


 だが、この宣言に一番隊隊長は自分だとアキは眉を顰めた。


「くくく、俺の名はゾルだ……冥土の土産にもっていくがいい……」


 ゾルは口角に笑みを浮かべながら黒いオーラを身体に纏った。


「ほう……奇遇だな、俺もそう思っていたところだ」


 言うと同時にゼフドも黒いオーラを身体に纏う。


「なんだと!? お前も【暗黒剣士】なのか!?」


 ゾルはガツンと頭に衝撃を受けたような顔をした。


「……くくく、なら丁度いい……俺に手を貸せゼフド」


 一変してゾルは不敵な笑みを浮かべた。


「……話が見えん……何の話だ?」


 ゼフドが怪訝な眼差しをゾルに向ける。


「この先にロブスターとハイ クラブがいる。それを俺とお前で倒す……それだけだ」


「……それは無理な話だな」


「なんだと!? 怖気づいたかゼフド!?」


 ゾルは激しい怒声を浴びせる。


「……その2匹は俺たちがここに来る途中に倒しているからだ」


「……おい、嘘も大概にしろ……この俺ですら倒せなかった魔物だぞ……お前たちの誰が倒したというんだ?」


「それをいちいちお前に言う義理はない」


「……チィ、ならお前らの頭に聞くまでだ」


 ゾルは身を翻してシルルンに目掛けて凄まじい速さで駆けた。


 しかし、それよりも速く動く者に遮られてゾルは動きを止めた。


「あんたみたいなイカれた奴をシルルンの元に行かせることはできないわ」


 ゾルの喉元に剣を突きつけたリザが言った。


「ば、馬鹿なっ……ありえん!? 俺は『決死』状態なんだぞ!?」


 ゾルの顔が驚愕に染まる。


「……とにかく、あんたがシルルンに近づくなら私が相手になるわ」


 リザは射抜くような鋭い眼光をゾルに向けながら剣を鞘に収めた。


「くくくっ……面白い……やれるもんならやってみろ!!」


 ゾルが大剣を構えたその刹那、ゾルの大剣の刀身にリザは剣の一撃を叩き込んで大剣が宙に舞い、地面に突き刺さった。


「……こ、この俺がこうも簡単にあしらわれるのか……」


 ゾルは膝を突いて放心状態に陥ったのだった。


 一方、シルルンとリックはまだ話し込んでいた。


「どういう状況になったらこの森の魔物の討伐が終わるのか聞いてるかい?」


「それはユユカの街が魔物に襲われる心配がなくなるまでじゃないのか?」


「俺たちが来なくてもユユカの街は襲われることはなかったと俺はここに来て思ったよ」


「なっ!? どういうことだ?」


「これは結局、魔物同士の戦争なんだよ」


「……なぜそうだと分かるんだ」


「俺は【魔物使い】だから魔物の位置や動きが分かるんだよ。だから俺たちは森の中間地点で丸一日動かなかった……魔物の動きを視るためにね」


「……」


「魔物の群れが南のユユカの街を襲うなら南下するはずだけど、そうしない魔物の群れのほうが多かった」


「……なるほどな」


「だから俺たちはロレン将軍のところに行って話をつけて帰還するつもりだよ」


「今から行くのか?」


「うん。時間の無駄だからね」


 シルルンは踵を返して仲間たちのところに歩き出す。


「ここにいたのか!? 探したぞ」


 拠点の出入り口から歩いてきたのは険しい表情を浮かべたルーミナ将軍だった。


面白いと思った方はブックマークや評価をよろしくお願いします。


カイ レッサー ハーミット クラブ レベル3 全長約1メートル

HP 70

MP 15

攻撃力 110

守備力 120

素早さ 35

魔法 無し

能力 堅守 強力 再生





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