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Mouvement du moment~テレポート~

静かな教室の中、ためらいながらも賀上は重たい口を開く


「如月、俺ヘンなんだ。3日前くらいから変なんだよ」


羽矢は、何がと聞きたいのを寸前のとこでこらえる

これから、話そうとしているのだ

賀上なりのペースで・・・


「変なことが起きるんだ。」


ヘンなこと・・・そういって思い浮かぶのはその能力が引き起こすナニカ


「俺、この三日間珍しく遅刻しなかっただろ。」

この3日間・・・

確かに賀上は遅刻していない

その前、4日より前は遅刻していた

チャイムが鳴り終わった後に飛び込んでくる賀上が珍しいとは思っていた

遅刻の常習犯が3日間遅刻していない


「ああ。賀上にしては快挙だとは思っていたよ。」

「俺さ、遅刻多いだろう。これ以上遅刻するのはまじでやばいって言われていたんだよ。だけど3日前・・・」


賀上の話をまとめるとこういうことだった

3日前遅刻すると思った賀上は、学校の教室まで一瞬でいけたらいいのになぁ。そう思ったそうだ。

この時、賀上は頭の中で教室前の廊下を思い浮かべていたそうだ

一瞬フット意識が遠のくときがついたら教室の前にいたそうだ。担任の教師である青木先生が、そのあと教室の前に来た。賀上、珍しいじゃないか。ぼぉっとしてないで、さっさと教室歯入れ。教室に入らないと遅刻扱いになるぞ。学校のチャイム音と青木先生の言葉で我に返ったkが網は急いで席についたが、まだ夢を見ているんじゃないかと何度も頬をつねったそうだ 痛かったから、現実だと思うことにして1日過ごしたけどやはり釈然としないそうだ。2,3日と同じような出来事が続くとうすら寒いものがある。そこで、誰かに相談することに決めたらしい


「で、なんで。僕なんだ?」

「なんか、如月が一番落ち着言っているから。この《新世界》での生活・・・。あと、お前なら信じてくれるって思ったんだ」

新世界の生活…なれてなんかいないよ

僕はこの新世界で、大切な人を失った


「なれてなんかいないよ。僕だって街中歩くときいまだにぎょっとするときある」

「如月が?お前、肝座ってそうに見えるけど」


僕はいったい賀上の中ではどんな人間なんだ?

落ち着いているように見えるかっ・・・


「たぶん、久遠のおかげだよ。この世界に対応するには、ファンタジー世界だと思って過ごすといいらしい。そういう系の本をたくさん読んでるから、その世界に迷い込んだと思えば結構楽しいって言ってたから。」


久遠 の名を聞いた時 賀上の表情に動揺が走る


「わりぃ。思い出させた。」

「気にするなよ。別にいい。むしろ、周りのやつは久遠お話をタブーとするから、話せないのは少し悲しい」


黒崎久遠は、詳しい情報を師匠がつてをつかっって情報操作したらしい

世間の人はこう思っている

久遠が家出した・・・

しかしこの言葉をそのまま信じている人はいない

噂が回るのはやい

人の口に戸がたてられないのは悲しい

久遠が海に飛び込んだという事実がこの町の人は知っていた

それもそうだろう。

あの日レスキュー隊やら警察で、騒がしかった

それ以外も、零無さんが、久遠に家出させるようなことをしているとは思えないということもあるだろう

一部では、また誘拐されたのだという話も出ている


「黒崎、らしいとらえ方だな。」

「ああ。」


羽矢は、鞄の中に入れていた一冊の分厚いノートを取り出す

久遠が残したものの一つ

能力について書かれている


「テレポートじゃないかと思うんだよね。それ、自分の意志で発動可能?」

「わかんねぇ。試したことない」

「今やってみろ。この教室内。そうここから黒板の前あたりに行きたいと強く思うんだ」

「やってみる。できたら、アイスおごれ」




はぁ。

という如月の文句が聞こえたが無視する

イメージしろ

深い緑色の黒板

銀色の淵にならぶ色とりどりのチョーク

木製の教卓

ならぶ生徒の机といす


俺はいまどうしてもあそこに行きたいんだ。

そう念じる


ふぅっと意識が飛ぶあの感じに襲われる


目を開けるとさっきいた場所と視界に映景色が違う

星史郎が、イメージし強く望んだ場所


「おぉ。すげぇな、俺。アイスおごれよな。」


ぽかんと口を開け間抜けずらをさらす如月

こいつのこんな顏初めて見たかも

いつも、如月は昔からどこか他人に気を使っていて…優等生の仮面をつけている感がする

黒崎 久遠 

如月の彼女で幼馴染であったらしい

黒崎の前では、なんだかんだ言ってこいつは素でいたと思う

まぁ、黒崎が誘拐されて以来黒崎にかなり気を使って見えてのは気のせいだろうか


――――――バチバチ


突然火花のような音が生じた

驚いて音の発生源を見る


如月が手に持っていた、分厚いノート

もう、本ともいえる暑さのそれが黄金色の火花を出していた

風が吹いているわけでも、如月が手に触れているわけでもないのにページがめくられていく


如月が何かやったか

そう思ったが、如月のびっくりした顔を見ると違うらしい


「わぁああ」


あわてて如月がそのノートから離れる


―――――ピン


一ページが張り詰めたように立つ

そして、ゆっくりと倒れる


如月が恐る恐るそのノートを見る

星史郎ものぞく


そこにはこう書かれていた

NO 24 テレポート







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