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三幕 散逸


 翌朝、莉緒は早めに出勤してデータの詳細を調べようとした。


 まず、対象者がどのプラットフォームのユーザーなのかを確認しようとしたが、個人情報保護のマスキングで企業名が黒塗りになっていた。研究機関に問い合わせメールを書き始めたが、書いている途中で別のメールの返信が必要なことを思い出し、そちらを先に処理した。処理が終わる頃には、問い合わせメールのことを忘れていた。


 午後、あらためてサーバーを開こうとしたが、ファイルのパスが思い出せなかった。階層を辿れば見つかるはずだが、三層目まで開いたところで同僚に声をかけられ、検体のデータ確認を頼まれた。


 夕方に戻ったとき、そのファイルを探していた理由が、ぼんやりと薄れていた気がした。


 重要だった気がする。でも今日中にやらなければならないことが他にある。


 帰り際にデバイスの通知を確認すると、「本日のパフォーマンス評価:87/100。明日の集中プロファイルを最適化しました」と表示されていた。


 莉緒は「了解」をタップして、帰宅した。






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