扇風機 作者: 藤山さと 掲載日:2025/06/29 今 わたしは 扇風機の目の前にいる 高速で風をきり 空気を送ってくれる 濡れている髪の毛が少し乾く 熱をもった身体が少し冷える この風一つで 気持ちが涼しくなる あくびをして 入ってくる風が 癒しとなり 身体に染み渡る 今日 もやもやとしたことが 風といっしょに飛んでいく 消えて無くなりはしないけれど 忘れさせてくれるこの風が わたしは好きだ ふわっとした弱い風に包まれて眠る わたしはそれが好きだ 短い間だけれども どうか 見守っていて下さいね