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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
大陸大戦争編 序章
65/77

爆走! チキンレース!

それは魔王を倒す前に遡る。

ゼロは旅の途中でクイーンと会っていた。


「あーしを仲間にしたいのか?

あーしのことなんだと思ってるんだい?」


「仲間にしたい。お前が欲しいんだクイーン。

俺はお前の喧嘩を見た。弱きを守り強きを

くじく。それがヤンキー道だと俺はその言葉に

感動したのだ」


「あーしはただ自由を求めたいだけだ

弱いやつをいじめたって何も楽しくないし

道を塞ぐのが強いやつだからただそれだけの

問題よ。

あーしを仲間にしたかったら、いいものを用意

してやるよ。」


クイーンは崖になってる道路に案内する。

そしてバイクを2台用意していた。


「今からブレーキを改造したバイクふたつを

用意した。1度ブレーキしたらバイクは動かなく

なる仕組みさ。あーしが負けたら好きにしな。

あーしが勝ったらあんたとお仲間はあーしの犬

になる。それでいいな?」


「ああ、構わない」


ゼロはこの勝負に乗った。2人はバイクに乗り

スタートの合図で走り出した。

2人はスピードを出した。しかしゼロは

早い段階でブレーキを踏んだ。


(ここで踏めばギリギリ崖に止まるはずだ)


しかしながらクイーンはとめなかった。


(バカめ。あーしのバイクはどこでも

止められるようになってる。ギリギリで

止めても問題は無いのさ)


ゼロはブレーキをかけ、崖スレスレで止まる。

クイーンは崖スレスレになるとこでブレーキを

する。しかし


「な、どういうことだ! うわぁぁぁ!」


クイーンのバイクは下へ落ちてしまった。

バイクは炎上した。

だがクイーンは無事だった。ゼロが崖から

落ちそうになっているクイーンの手を掴んだの

だった。

ゼロはクイーンを引きあげた。


「なぜあーしを助けた!」


「これから仲間になる女を見殺しには出来ない

それにお前のバイク、完全にブレーキ

壊れていたぞ。

仲間のだれかがやったんじゃないのか?」


「そんな馬鹿な!」


クイーンは信じなかった。しかし副長の女がいう


「あたしですよ、総長。

なんで死んでくれなかったんですか?

あなたのやり方ウザイんですよ。

お前たち行くよ。もう彼女は

クイーンじゃないんだ」


副長の女性は仲間たちと共にクイーンを見捨て

どこかへといった。


「そ、そんな!」


「クイーン。お前のその立ち位置恐らく

寝たんでたやつが多かったんだろうな。

それにお前の心情も理解できないやつも

いたんだ。だが、俺は間違ってると

思えない。俺に力をくれ」


「わかった。約束通り仲間になろう」


「いや、約束はそうでなかったはずだ。

好きにしろという約束だ」


「へ?」


クイーンは唖然としていた。そしてゼロが言う。


「その大きな胸を思いっきりみせて

俺の事を裸で抱きしめ……ぎゃ!」


クイーンは全力でゼロを殴った。


途中まで良かったのに結局スケベじゃない!

ゼロって!……とソフィアがその場にいたら

言うであろう。


そして今、その戦いが再び行われようとしていた。

ゼロはこのチキンレースに条件を言う。


「バイクは俺の方で用意した」


「なっ! お前!」


ボビィは反論しようとするがクイーンは止める。


「いいだろう。だがブレーキの調整はこちらで

行う」


「いいだろう」


ゼロは自分のバイクとクイーン用のバイク

それぞれのブレーキ調整をクイーンに任せた。

クイーンはゼロのバイクに仕込みがないか

確認した。

そして2人はバイクに乗り準備をした。

ボビィがカウントする。

ボビィがカウントする前ゼロはクイーンに

聞いた。


「そういえばあの副長たち今頃何してんだろな

お前がヤンキー軍団仕切ってるってことは

軍団を取り返し、屈服させたか?」


「いや、全員殺した」


「え?」


「あいつらには生きる価値はない

副長に関してはすぐに殺さず

痛みをじわじわ与えて、それに耐えきれず

死んだ。最後は傑作だったよ。

お願いですクイーン様お許しください!

と泣きながらお願いして言った」


ゼロはクイーンの言葉に対し怒りをこらえた。

そしてゼロは言う。


「お前ほんとに変わったな」


「変わらないとテッペンは取れない」


そしてボビィのカウントが始まった。


「3……2……1……スタート!」


2人はバイクを発進させチキンレースを始める。

ソフィアは見守っていた。


(ゼロ、なんて危ないことを……)


不安そうにするソフィアだがミドリは

声をかける。


「心配しないでソフィア。オカシラには

考えがあるはずよきっと」


「そうかしら、あの人は今、なにかに

取り憑かれてるようなそんな気がする。

ゼロの知ってた頃の彼女じゃない

そんな気が」


クイーンはソフィアの不安通り策を

考えていた。


(今回は私がブレーキの最終調整を

した。今度はゼロのブレーキをギリギリで

止まるどころか破壊した。

そして私のブレーキは通常通り

お前はもう既に死が決まっている!)


するとゼロは前回早めにブレーキしたのだが

今回は前回ブレーキした箇所では止めて

なかった。


(なっ! あいつも覚悟をしてるのか

嫁の前だからとカッコつけたいのか?

まぁいい。私はどこでブレーキをかけても

止めることができる。


そして両者ギリギリの箇所でブレーキを止めようと

する。

ゼロはブレーキの故障に気づく。


(しめた! ここは私が!)


クイーンも止めようとするがブレーキが効かない


「なんで! そんな!」


クイーンは焦った。そして気づいた。

ボビィの仕業ということに言うことに気づいた。

ボビィは笑ってた。


(残念だったなクイーンこの街を支配するのは

お前じゃないアスモデウス様だ

僕が筋肉目力でブレーキを瞬時に

壊したのさ)


クイーンはボビィを恨んだ。しかしそれも

虚しくはバイクは止まらない。

クイーンはバイクと共に崖に落ちる。

バイクは爆発し炎上した。

そしてゼロは叫ぶ。


「ホバーモード!」


ゼロのバイクはホバーバイクになった。

ゼロは落ちていくクイーンの手を掴み助けた。

しかしクイーンは拒否をする。


「離せ、ゼロ!

お前に2度も助けられたくない!」


「うるせぇ! こっちは色々聞きたいんだよ!

死ぬならそれからにしろ!」


クイーンはゼロの言葉に少し驚く。


「お前らしいな、ゼロ。

キャバ嬢を集めたのは身寄りのない女たち

を集めただけだ

元々のギラネオンの支配者にキャバ地域を

頼まれた。あーしは彼女たちを守るため戦うと

決意した。しかしホスト地域のヤツらが

邪魔をする。あーしはあいつらを

許さなかった。あーしはずっと戦っていた。

ご主人様を裏切りこのギラネオンを

我がものにしようと。

コーヤーの件に関してはビリーが勝手にやったことだ。確かに指示はしたがあそこまでやれとは言ってない。それはすまなかった」


ゼロはクイーンの言葉に気になることがある。


「ご主人様とは誰のことだ」


「それは言えない。ゼロ……あんたには

あんたの仲間がいるあーしはもうあんたの

ものじゃない」


クイーンは微笑みながら握るゼロの手を離す。

クイーンは炎上したバイクの元に落ちていった。


「クイーン!」


叫ぶゼロ。ゼロは泣いてた。

ホバーバイクで元の場所に戻り、ソフィアたち

と合流した。

ゼロはミドリに謝罪する。


「ミドリすまない……クイーンを助けられなかった」


「ゼロ、落ち込むのはまだ早い。見ろ!」


ミドリはゼロに詠唱しているソフィアを見せた。

すると崖の下から大きなシャボン玉のような

バリアに囲まれた横になってるクイーンが

浮くようにゼロの元にたどり着いた。


ソフィアはクイーンを魔法で助けたあと気を失う。


「ソフィアさん、大丈夫ですか?」


ふらつくソフィアを心配するアズサ。


「大丈夫ですよ、アズサさん。

それよりもクイーンは?」


クイーンはゼロのそばで横になっていたが

目を覚ます。

クイーンは違和感を感じる。

それはそばで抱きしめていたゼロだった。


「んぎゃあぁぁぁ!」


叫んだクイーンは思わずビンタした。

ゼロは反論する


「なんだいきなり!」


「いきなりはあーしのセリフだ。

お前今あーしの胸、直に揉んだだろ!」


「これはハイブリットな心臓マッサージだ」


「なにを! ……ってなんで

あーし生きてるんだ?」


疑問に思うクイーンそこにソフィアが

近づきゼロを杖で何度も叩く。


「ゼロ、いい加減にしなさい!

あたしの目の前で!」


クイーンはソフィアの仕業ということに

気づいた。


「あんたがやったのかお姫さん?」


「そうよ。私がやったのよ」


「なぜだ!私はあんたの敵だ!

それにほかの女がいると都合が悪いだろ?」


「確かにそうよ!

でもあなたはゼロの仲間だった子よ!

ゼロの昔の仲間を集めると私は彼に約束した

だからあなたは死なせない。私たちの

仲間になりゼロを助けるのよ!

ゼロのことが好きなのなら」


クイーンはソフィアの言うことに対して

何も言えなかった。そして涙を流す。


「ありがとう……お姫さん。コーヤーの件のこと

悪かったよ」


「いいのよクイーン。それよりもあの

筋肉子供はどこに行ったのかしら?」


ソフィアはボビィが居ないことに気づく。

ゼロはボビィを探すがどこにもいない。


するとクイーンはゼロのバイクに乗り

ボビィを追おうとする。その時クイーンの体に

異変が。


「うっ!」


「どうした、クイーン!」


ゼロは心配になってクイーンの元へ駆けつける。

クイーンは口からを血を垂らしていた。


「どうやら……お姫さんから貰った命無駄に

なるようだ……

あたしは……裏切ったから……

あんたをまた愛したから……」


その場にソフィア、ミドリ、アズサが駆けつける。


「クイーン様!」


「オカシラ!」


「クイーン!」


アズサ、ミドリ、ソフィアがそれぞれクイーンの名前を呼ぶ。

クイーンは最後に言う。


「アズサ……みんなを頼むよ

ミドリ……あんたはあんたの

やりたいように……

そしてお姫さん、ゼロのことを

ずっと愛して……」


そういいクイーンは黒い光となり消えた。

この光を見たアスナは反応する。


(あのどす黒い光はまさか!)


ゼロたちは泣いていた。

一方アスナはその後あることに気づいた。


「そういえばイリスが居ない。あのチビ筋肉を

追ったのか?」


「あいつならどうにかなる。

それよりボビィの行方は分からずじまいだ。

追うか?」


ミドリはゼロに提案する。

しかしゼロは断った。


「今やることはこの街の復興だ。

あいつにはまた会うだろう」


その時アズサが提案する。


「それは私にお任せ下さい。

あなたがたはあなたがたのやることを

してください。」


「アズサさん……」


アズサのことを心配するゼロだが

アズサは笑顔でゼロに返す。


「心配しないでくださいゼロさん。

ソフィアさんのこと大切にしてくださいね」


こうしてゼロたちはギラネオンを後にした。

そしてアズサはゼロたちが居なくなると

祈るのであった。祈る際アズサは青く光る。


一方ボビィは逃げていた。


「クイーンが死んだ。都合いい。

たとえ助かろうがあの男の魔の手にある限り

ほかの男の仲間にはなれないはずだ。

どっちみちあの女は助からなかった。

そしてこの地はアスタロト様の物になる。

アスタロト様はやがてルシファーやアスタロトを倒しこの世界を支配するのだ」


そう言うボビィに顔に銃弾がかすめた。


「誰だい?」


撃ったのはイリスだった。


「誰だと思えば君かお仲間はどうした?」


「今頃クイーンの葬儀でもしてんじゃない?」


イリスはためらいなく笑いながら答える。


「人事だねぇ。仲間なんだろ?」


「アタシはあいつらのこと利用してるだけ

仲間とは思ってないよ」


そういいイリスはボビィに2、3発、発砲した。

しかしボビィは動じない。


「僕には筋肉防御がある。そんな銃……なにっ!」


ボビィが痛み出す。ボビィは血を流し倒れた。


「どういうことだ……」


「ゼロとジョンの戦いや、さっきのあんたを学習し私は弾を作ったアンチマッスルバレット

要はあんたの筋肉を無効化にできるのよ」


「そんな……お前などに……」


ボビィは這いつくばりながらイリスに近づくが

体がプロテインの粉になり消えって言った。

そこに残されていたのは銃で貫かれ壊れた

握力測定器だった。


イリスは銃をしまう。そこにカロリーナが

現れる。


「始末したようだな」


「ええ、始末したわ。あの方の邪魔になるから」


「お前が私側の人間と知ったらゼロはさぞかし

ショックだろう。イリス、いやパット」


カロリーナがこういうとイリスの姿は薄いピンク

色の小さめのツインテールをした小柄な少女に

変わっていた。


「だよねー。ゼロちんこのこと知ったら

ショックで寝込んじゃうよねー」


「本物のイリスはゼロと合流する前に

私らが始末した。死体ごと消し去ったから」


パットとカロリーナがこう話してると

銃弾が飛んでくる。

カロリーナは咄嗟に大きな槍を傘のように展開したシールドで防ぐ。パットはカロリーナの後ろ

に隠れた。


「離れるなよ、パット」


銃弾を撃ってるのはキャバ嬢たちとホスト達

だった。


銃撃は止んだがそこにはカロリーナとパットは

いなかった。


「あいつら逃げたか……」


そこにはなんと死んだはずのダンテがいた。

ダンテに話しかける女性がいた。


「あいつがクイーン様の仇か。ダンテ」


「そうだカオルコ。クイーンが亡き今

今ではお前がキャバ側のリーダーだ」


「だけど、争ってる場合ではない。

争ったらアズサさんに悪い。

私たちはアズサさんに命を助けられたもの

アズサさんはあの時こういった。

蘇った私たちにはホスト側と手を取り合い

このギラネオンを救ってくれと」


「俺も不本意だが、あの女……そして

ソフィアという子には借りがある。

今はふたつの勢力が戦ってる場合ではない

2人の勢力が力を合わせ、この世界を

支配しようとする存在を倒さなければいけない

のだから」


なぜダンテや銃撃されたキャバ嬢たちやホストたちが蘇ったのか。

ゼロの精神空間である。星の見える丘に

その謎は隠されていた。


星の見える丘ではヨナがナタリアやつぐみと話し

ていた。


「全くゼロも平気で女の胸もんで

アタシにしたことを平気で!」


「いいじゃないの。それがゼロなのだから」


「それよりも敵はあの筋肉だけじゃないようだね。ボクが見るにはあのクイーンって女の人が

ゼロの仲間で今は違う人の仲間なのなら

他にもいるようで」


3人が話してる中誰かが話す。


「あの? ここはどこでしょうか」


ヨナはその女性を見て驚く!


「な、なんであんたがここにいるの!

あんたがここにいるってことは

あんたの体はもう……」


そこに居たのはアズサだった。

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