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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
大陸大戦争編 序章
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クイーンとミドリ

ミドリはゼロがキャバクラでニヤニヤしてる間

別の場所にいた。そこにはクイーンと

筋肉美少年隊のボビィがいた。

クイーンが話しかけた。


「やぁ、グリーンキャット久しぶりだな」


「その呼び方はやめてください、オカシラ。

ご無沙汰しています」


「ヤンキーをやめサツになったあんたが何しに

来た?逮捕でもしに来たのか?」


「オカシラを逮捕する理由は無い。

ただコーヤーを襲ったビリーという

チンピラのことを聞きたいのです」


真面目にクイーンに話しかけるミドリ。

クイーンは言う。


「あいつは私の指示通りに動いた。コーヤーを

支配するため」


「なぜ、そのようなことを」


ミドリの問いにボビィが答えた。


「あの国を手に入れようとした。ただそれだけさ

ゴルディアは君らのせいで失敗したけど

コーヤーなら行けるとビリーに任せたんだよ

まぁ失敗しちゃったけどね」


ボビィの答えにミドリは言う。


「お前などに聞いていないぞ。チビ筋肉

お前の仲間のせいで私の友が傷ついたか」


「あージョンの兄貴の時のことか

そういえばそんなこともあったな」


ボビィの発言に憤りを感じるミドリ。クイーンは

ミドリを落ち着かせるように話しかけた。


「ミドリ、お前は私をゴルディアやコーヤー

の件に絡んだものとして逮捕しようとしてるが

本当はそうじゃないのだろ?」


「はい、オカシラはあのゼロと共にいたようで

それに対して聞きたいのです」


一方キャバクラエリアのあるキャバクラでは

ダンテというホストエリアの若頭が

容赦なくウェイターやキャバ嬢を襲撃していた。


クイーンを出すように言うダンテ。それに答えた

のは負傷したアズサだった。


ゼロはアズサの手当をしていた。その中で

アズサは言う。


「クイーン様にはあわせませんわ!」


ダンテはこの言葉に腹を立てアズサに銃を

向ける。


「ほざけアズサ。俺と別れ他の男と

イチャイチャしやがってお前が今一緒にいるやつはあの勇者と魔王だぞ」


「え?」


アズサは動揺する。そして発砲した。


「アズサさん!」


ゼロは叫んだしかしアズサに弾は当たってなかった


「こんなとこにいたのね。ゼロ」


それは変装したソフィアだった。


「え? 誰?」


ゼロは愕然とした。胸が大きいおさげがみの

眼鏡ソフィアに気づかなかった。


「あたしよ!あたし!」


「あー、ソフィか明らかに違いすぎて」


「どこが違うってのよ!その女誰よ!」


「ここのキャストだよ。なんもしてないよ!」


「嘘よ! お持ち帰ろうとしたんでしょ!」


ソフィアとゼロの痴話喧嘩にイリスとアスナが

呆れていた。

アズサは少し笑顔になった。

ゼロはアズサを心配する。


「アズサさん大丈夫?」


「大丈夫よ。その方が奥さん?可愛らしいわね」


「えっ?」


微笑むアズサに動揺するゼロ。

その中でダンテが怒る。


「お前たち! 俺がクイーンだせと言ってるのになんだそれは!」


ダンテがこういいソフィアは反論する。


「さっきの優しさはなんだったのあなた!」


「君はさっきの子か。君には見せたくなかったな

まさか君がそいつの知り合い……いや

フェルアの第2王女で属国の女王だとはな!」


「なっ!」


ソフィアは怯む。アズサは動揺する。

しかし、アズサは傷を抑え立ち上がる。


「やめなさい! ダンテ!

私はもうあなたの女じゃない!

私はここのナンバーワンのアズサよ!」


ダンテは銃をアズサに向け続けた。

そこにダンテの銃を誰かが銃撃で破壊した。

その場にはクイーンとミドリがいた。

ミドリは拳銃をもっていた。


「ミドリ、それに……クイーン……」


「ゼロ、久しぶりだな。まぁ今はそこにいる

ホストに用がある」


「ク、クイーン」


ダンテは動揺する。クイーンは脅すように言う。


「なんだおめぇ、あーしに用があるんだろ!

さぁ!さぁ!」


「あたりめぇだ、クイーン。

ショバを渡してもらうぞ」


するとクイーンはミドリから拳銃をとり

容赦なくダンテの足に発砲した。


「ぎゃあああ!」


足を抑えわめくダンテ。クイーンは冷酷な顔で

言い放つ。


「おめぇあーしのショバで何してくれてんだ

死んで償え!」


ダンテに発砲を続けるクイーン。

ダンテは血だらけになり死んだ。

周りは唖然とした。

ソフィアはダンテを治療しようとする。

クイーンは威嚇射撃する。


「こんなやつを助けるのか? お嬢さん。

ここにいる女どもの死骸は誰のせいか?

わかってるよな?」


「でも、私は!」


ソフィアはクイーンに逆らおうとする。

ゼロは2人を止める。


「やめろ、クイーン! こいつを撃つなら

俺はお前を……」


ゼロはクイーンの目の前に来て発砲を止めるように

言う。

クイーンは銃をおろす。


「あんたには借りがある。アズサを助けてくれ

たね。アズサはここのナンバーワンだ。

他の子に比べれば価値は高い」


「それじゃ他の奴らが可哀想だろ」


「ほとんどのやつは死んでしまった。

いくら美しくても血と肉の塊となり

いずれはゴミのように腐っていく……

こいつらに可哀想といっても何も変わらない」


「ちょっとその言い方!」


「ソフィアお前は黙ってろ!」


ソフィアがクイーンに言い返そうとしゼロが止める。

クイーンはゼロにアスナとイリス、そしてアズサ、ソフィアを連れ、ミドリと共に移動する。

ソフィアは移動の際、ダンテの死体をみて

涙を流した。


(さようなら、私に優しくしてくれた人……)


移動するのは地下の通り道だった。

クイーンはゼロとミドリがそれぞれ隣にいるように

歩いていた。

ゼロが言う。


「まさかクイーンの元部下にミドリがいたとはな

しかし懐かしいものだ。こうしてお前とまた

いれて。だけどあれはやりすぎじゃないのか?

ヤンキーというのは強い者をくじき弱いものを

守る。あいつは弱そうだったぞ。

あんな殺さなくても」


「あーしはこのキャバクラエリアを守らなければ

いけないのさ。それを邪魔するやつは

あんなふうになる。ただそれだけだ。

あいつはあーしらのショバを支配して

場所を広げようとした。

例え人殺しであってもあいつから守るためなら

仕方ないのさ」


「俺の知ってるクイーンは自由を求め、

自由を掴み取ろうとしバイクを乗り回していた

いい女だ。今のお前はただの……」


ゼロが何か言うとミドリは止める。


「それ以上はやめとけゼロ。クイーン様が

本気になればどうなるか、

あなたは知ってるはずよ」


「ああ、そうだったな……」


ゼロはクイーンをそれ以上問い詰めるのはやめた。

ミドリは説明した。


「クイーン様はギラネオンの秩序が乱れることを

考えていた。キャバクラエリア、ホストエリア

このふたつをひとつにし、秩序を安定させる事を

目的にしてるんだ。そのためにはああいう

奴らには死んでもらうしかない」


ゼロはしばらく見ない間にクイーンも冷酷になった

と思った。しかしゼロには疑問があった。


「ヤンキーを束ねていた。クイーンがなぜ

キャバ嬢を束ねていたんだ?

それにビリーを使ってなぜあのコーヤーを?」


「今からその理由を作ったやつに会えるのだ。

あとお前が気になるのはそれだけでないはずだ

クイーン様が前の冒険でなぜ死んだのに

ここにいるのか」


ゼロとミドリとクイーンが話をしているところを

ソフィアがムッとした顔で見ていた。

アズサは少し笑いながら言う。


「そんなに心配かしら?彼のこと」


「心配じゃないわよ! 私の知らないとこで

イチャイチャしてて、それになんでアスナが

あんな格好をして!」


「あなたのお友達は新しい子と間違えただけなのよ。そんなに不服かしら?どうして? 」


「それは……分からないわ……」



ソフィアはアズサの問いに黙ってしまう。

アズサは慰めるように言う。


「あの人を見てわかったわ。多分あなたのことは

絶対離さないと思うわ。だから他の女の子と

仲良くしても責めないであげて」


「わ、わかりましたよ……」


アズサの言葉に何故か納得するソフィア。

アスナとイリスが話していた。


「全くなんで私がこんな目に」


「いいじゃん楽しいからさ。ほらもうすぐ

目的地に着くようだよ」


着いたのは崖になってる工事中の道路だった。

これを見てゼロは動揺する。


「これは!?」


「思い出したかゼロ。あんたとあーしが最初に出会った時にやったあれだよ」


ゼロは崖になっている道路を見て唖然に思う。

そこに誰かが話しかける。


「君がゼロだね。ジョンの兄貴には

お世話になった」


それはボビィだった。


「てめぇ、何者だ!」


「僕の名前はボビィ」


「ジョンの仲間か? 仇討ちにきたのか?」


「いや、あんな弱い兄貴の仇なんてとって

どうすんの? 負けたヤツは負けたやつなのさ」


ボビィの態度にゼロは憤りを感じる。


「それが仲間に対しての言葉か!」


「負けた時点で彼は仲間じゃないよ」


「貴様!」


ゼロはボビィに剣を構え立ち向かおうとするが

クイーンが銃を威嚇射撃し、ゼロの動きを止めた


「ゼロ! あーしがなぜここにいるか。

それを今から教えてやるよ。

あーしは新しいご主人様を得て復活した。

でもそれが気に食わないからあーしは

アスモデウスの力を借りてテッペンをとりに

いきたいわけだ。

ビリーはヤンキーの何たるかを知らなかったから

カロリーナに負けたのさ。

あんなのとは私は違う!」


ゼロはクイーンの話を聞き問う。


「カロリーナのことをしってるのか?

カロリーナもお前もそのご主人様に

関係あるのか?

それになぜキャバ嬢を?」


「それを聞きたいのならあれで勝負だ。

あの時とおなじチキンレースを」


ゼロはクイーンの言葉に覚悟していた。





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