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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
大陸大戦争編 序章
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筋肉とは己自身の日記である

ジョンが放った筋肉大砲はエリーゼに向かって

発射され爆発した。


「エリーゼ!」


ゼロはエリーゼの身を案じる。ジョンは微笑み

こう言う。


「無駄だ筋肉大砲は洗車の大砲と同じ威力。

100パーセントあの女子の肉塊を見ることになる。

女子は黙ってるがいい!」


爆煙がなくなった。そこにはエリーゼがたって

おり無事だった。

そこに居たのは息を切らしていたジャンヌが

魔法防御で塞いでいた。


「なんだと! これだから女子は!」


ジョンは悔しがる。ジャンヌはその場で倒れた。


「ジャンヌさん!」


「エリーゼ様……私に構わず……」


ジャンヌはその場で気を失う。

ゼロはアイテムを使いエリーゼ達を

安全な場所へワープさせた。


「なるほど! 自分の身を犠牲にし

あの女子共を救ったか。

どうしてあの女子共にこだわる。

お前は女王と結婚したのだろう

女子の利用価値を知らず。

お前は何をしたい?」


「俺はただハーレムを作りたいだけだ。

ハーレムを作りみんなにチヤホヤされたい

それだけだ」


「それなら手伝ってやってもいいぞ

アスタロト様に頼みあの女たちを

洗脳し、思うがままにできるわけだ」


「それじゃただの人形と変わらない。

俺は彼女たちを人間として関わりたいんだ!」


ゼロの返しに対してジョンは

ゼロのことをバカにした。

ゼロはさらに言う。


「俺はお前たちと違って彼女たちを

人間扱いしたいだけだ。

キャロルをさらった理由を教えてもらおうか!」


「あの女子はお前たちを誘き寄せるために

攫っただけでなくオーラムへの弱みを握るため

だ。

王子が姫に暴力沙汰をしてるとしたら

ゴルディアの王は批判される。

キャロルという女子にはそれを

言わせ、アスモデウス様にこの国を

渡す予定だったのだ。

そしてお前の妻ジュリア女王も」


「なるほどな

キャロルを人質にしようとしただけでなく

そういう目論見もあるのか。

アスモデウスやお前らは一体なんなんだ?

アスナ……アスタロトと関係あるのか?」


「アスモデウス様は我が主

我々筋肉少年隊はその忠実なる部下だ

パズスというやつがお前のとこにいる

元魔王と戦ったことは知っている。

だが、あんな小物とアスモデウス様では

ボディビルダーの筋肉と趣味でジムに通ってる

女子の筋肉の付き方ぐらい差がある

我らがアスモデウス様ならアスタロトを

倒すことが出来る!」


そう言いきったジョンはゼロに攻撃を仕掛けた。

ゼロは剣でジョンの拳を受け止めた。

ジョンの拳はかなり固く、剣で受け止めても

まるで鍔迫り合いのようになる感覚だった。


「なんだ! この鋼のような筋肉は!」


「鍛え方が違うのだよ。細マッチョ」


ゼロはウィークサーチャーで

弱点をみつけようとする。

しかしながら弱点が見つからない。


「無駄だ! 男は一度弱点を見られたら

もう一度見られないように工夫することだ

先程の筋肉の隙は新しい筋肉で補った。

応急筋トレだ!」


「何が応急筋トレだ! ぐわぁ!」


ゼロはジョンの猛攻に不利だった。

ゼロはジョンの攻撃で大ダメージを受け

うつ伏せで倒れていた。


「軟弱で貧弱な勇者だな

この小説のタイトルも軟弱勇者に直したらどうだ

偽物の筋肉でこの私に挑むという無茶をしよって」


するとジョンに強力なパンチが当たる。


「何だ! 誰だ!」


それはうつ伏せのゼロの前にたっていた

つむぎによるものだった。

つむぎは幻影者としてゼロの前に現れていた。


「ゼロをこんなに痛めつけるなんて

僕の目の前でやるなんて命知らずだねキミ。

オルガを痛めたことも後悔してもらうよ」


つむぎは素早い動きでジョンを翻弄しつつ

ジョンに打撃をいれた。


(この動きさっきの動きに似てるな。この娘の

動きが元になってるのか!)


ジョンはつむぎの攻撃を防ぐ。

先程の敗北を反省しジョンは弱点を

つかれないように応戦した。


「甘いな! 娘!」


つむぎは翻弄しながら攻撃するが

先程マリーに行った腹筋ブレイクパンチをつむぎに

くらわした。


「がはっ!」


隙ができたつむぎに怒涛のパンチ攻撃を

するジョン。

つむぎはボロボロだった。


「ゼロ……私やったよ……後はよろしく」


つむぎはその場で笑顔で倒れ消えていった。

そしてゼロは起き上がった。

今度は魔族殺しでジョンの体を傷つけた。


「そんな剣撃私の筋肉には……」


するとジョンの体に異変が起きる。


「なに! 力が……」


「俺がつむぎを呼んだ理由。それはお前を倒してもらうんじゃない。お前の弱点を作るためだ。

弱点がなければ作ればいい。つむぎのように格闘センスが高く。筋肉のことも詳しい彼女に

筋肉の隙が生まれるよう打撃を加えたのだ。

あとはつむぎが打撃したところを狙えば

お前は終わりだ」


「やるな! 勇者よ。伊達にアスタロトを

倒したわけでないようだな。

だがまた新しい筋肉を作ればいい。

筋肉というのは長い人生で作り上げた宝物

つまり生きた証、日記のようなものだ

筋肉は決して私を裏切らない。

人間は裏切るが筋肉は自分の味方。自分がつくりあげた生きた証なのだ。その筋肉がお前ごとき

細マッチョに負ける訳には!」


するとジョンの身体に再び異変が起きる。


「な、なんだ! うわぁぁ!」


ジョンの体は砂のようになっていく。


「なんだこれは! 私の筋肉が!」


(ジョン! あんたはクビよ! アスタロトの

部下を倒せずなにが筋肉少年隊よ!)


「アスモデウス様! うわぁぁぁ!」


ジョンは完全に砂となった。

そしてそこに残ってたのは5バーベルだった。

ゼロは偶然口の中に砂が入った。しかしそれは

砂じゃなかった。


「これ、プロテインだ」


砂ではなくジョンからでてきた砂はすべて

プロテインだった。ジョンの最後を見て

ゼロは思った。


「ジョン……あんたの言う通り自分がつくりあげた筋肉は自分自身を裏切らない素晴らしい財産だ

俺も勉強になった。だが筋肉ではなく

信頼していた上司に裏切られるとは」


積もりに積もったプロテインの山そこに

ゼロはジョンから出てきたバーベルをさして

墓を作り供養した。


「まさかお前も人造人だったとは……

お前をないがしろにしたアスモデウスは

俺が倒す。だからそこで眠ってくれ」


ゼロはジョンにこう誓いエリーゼたちの元へ向かった。



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