表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
ハーレム結成編
5/62

豪邸買うのは大変だ。巨乳を仲間にするのも大変だ

ゼロたちは街に入り早速豪邸を手に入れる

ため不動産に手続きする。


「ダメです! これじゃ足りません!」


「なんでよ!これで足りるでしょ」


ゼロは出せる額を提示するが、職員は

首を横に振る。


「この額で5階建て、部屋が100、プールが

あって、庭が自然公園並

そんなのは無理ですよ! 現実を考えてください」


こうして不動産から出る。ゼロそして付き添いできたソフィア。


「元気だしてくださいゼロ。確かに私たちも

安定したお家にすみたいですよ。

でもあそこまで欲張りにならなくていいじゃない

ですか。豪邸ほどじゃなくても普通の家より

いい感じのやつはOKと言ってたんで、それでいいと思いますよ」


するとゼロは反論する


「田舎娘は少し大きければそれでいいんだろ?」


「田舎娘!?」


「俺はハーレムを夢みてんだ。毎日毎日女の子に

囲まれる日を。 それをするためには

大きな豪邸が必要なんだ」


するとソフィアは呆れて反論した。


「想像したくもないけども、仮にあなたと私が結婚して、もしハーレムの中の女の子があなたに片思い

したらどうするんです? その子が可哀想でしょ?」


「そしたらその子も愛するよ。俺のために

奉仕してくれたら」


「その子が私に嫉妬して喧嘩したらどうする?

それを収めることできるの? しかも

それが多かった場合は?

場合によっては死んじゃう子だっているかも

しれないわ。」


「そこは……」


「よく、男の子はそういう欲望あるみたいだけど

これ逆だったらどう? 私がゼロの立ち位置で、

他が男だったら」


「もちろん全員焼き殺しますな」


「……」


呆れて何も言えないソフィア。


「とにかくゼロ、エリーたちの泊まってる宿に戻りましょう

あなたに頼まれたアスナたちとも会わないとだし」


アスナたちはこの街に入る前別行動しており

このようなやり取りをしていた。


「私の土地を使うだと?」


「そうだ土地があればそこに立てればいい。

いちばん活動しやすいとこを見つけて欲しいんだ」


「私は腐っても魔王だぞ。ソフィたち人間が

住めないようなとこや、モンスターたちが沢山いるとこだってあるんだ。そんなこと言われても……いててて!」


「金を少しでも節約したいんだ。

たっぷりあるが生活費や装備や武器の金。

しばらくの間の宿代と金がすぐ減るんだよ。

貧乏魔王!」


「誰が貧乏だと! いててて!」


「どっちみちお前ら魔族は街に入れないんだ

街には結界がある

俺らが豪邸を探す間頼むぞ」


こうして渋々アスナたちは土地を見つけに行くのだった


宿へ戻ったゼロとソフィア。

するとエリーゼが張り紙をみつけ、

ソフィアに知らせる


「ミスコン?」


「そうこれは賞金がたくさんでるよ!

これに出れば新しい装備や家の足しになるよ」


「で誰が出るの? エリー?」


「それはもちろん私とソフィだよ」


「え? 私も」


「当たり前じゃん。村で1番美しい娘とうたわれてたわけだし、出た方がいいよ」


ソフィアは戸惑うが、家や生活のためやむを得ず

出た。


会場にて受付を済ませ、第一選考をするが

エリーゼが落ちた。最終的に残った8人で

やることになった。


ゼロは女の子たちを見ていた。


(みんな可愛いどの子をスカウトしようか)


するとゼロに女の子が1人ぶつかる


「ごめーん。痛くなかった?」


少女は栗色のショートヘアーでスポーティな雰囲気で

巨乳の女性だった。年齢は20代前半


ゼロは胸に夢中になり、ごめんと謝る。


「ん? 君もミスコン見に来たの?」


「いや、彼女が出てまして、あの青い髪の子」


ソフィに指を指すゼロ。ショートヘアーの女性は

ソフィの姿を確認した。


「へぇ、なかなか可愛い彼女じゃない。

優勝候補かも。じゃあ僕はまた」


ショートヘアーの巨乳の女性は去っていった。


(今の子可愛かったな。いやいやソフィアが1番だ

胸に負けては行けない)


一方、ソフィアは舞台裏にいた。そこには

縦巻きロールの姫カットをした、

金髪の八頭身の美女がいた。

女性がソフィアにぶつかる。


「あら、失礼? 見えなかったわ」


ソフィアは怒ろうとしたが、我慢した。生活費と豪邸のために。


するとお団子頭の大人しそうな女性が通りかかった。

背はリディアやセラと同じぐらいの小さめの少女だった。

少女はそのまま通りかかった


すると先程のお嬢様カットの女性がソフィアに

突っかかってきた。


「あら、先程の小さいお嬢さんでは?

私の名前はキャロル。

あなたの名前も教えてくださる?」


「ソフィアよ」


「へぇ、ソフィアねぇ」


キャロルはソフィアの足をハイヒールのかかとで踏む


「そんなチンケなどこの田舎娘か分からない

あんたがこんなとこに来るんじゃないわよ!

そうね私が勝ったら、あなたの彼氏を私のもに

しようかしら」


するとソフィアは対抗する。


「私に彼氏なんていないわ! まぁ似たやつなら

いるけど直ぐにでもくれてやるわ!

その代わり私が買ったらあなたのお金全部もらうわ」


2人は互いに睨む。


そしてミスコンが始まった


エントリーナンバー1 キャロル


エントリーナンバー2 ベル


エントリーナンバー 3 リリア


エントリーナンバー4 ヨナ


エントリーナンバー5 ソフィア


エントリーナンバー6 マリー


エントリーナンバー7 ミドリ


エントリーナンバー8 クイナ


順にステージを歩き並んだ。

先程ソフィアとすれ違った小柄な少女はベルというようだ


審査員による審査と観客による投票で決まる

といルールのようで、投票はすぐに決まった


「では発表します! 優勝者は…」


その時、ライフルの発砲の音がした。

そして司会者が頭部を撃たれて死亡していた。


エントリーナンバー4の白髪の褐色肌の女性

ヨナは言う。


「みんな伏せろ!」


すると次々と観客が撃たれて死亡する。

パニックになり逃げる観客。


「え? え? どうなってるのこれ?」


キャロルはパニックになる。


「縦巻き! 伏せて私のとこに来て! 」


キャロルはソフィアの言葉の言う通りソフィアの

元へ逃げる。


ヨナは彼女たちを誘導する。発砲はミスコンの

ステージにも向かってる撃たれていた。


すると逃げ遅れた エントリーナンバー2のベル

が足を撃たれ転んだ。


「痛い!」


ベルは転んで動けない

エントリーナンバー7のミドリが急いでベルを

ソフィアたちのとこへ連れてった。


しかしその時、銃弾がミドリに貫通する。

しかも何発もそれはベルを庇うようにだった。


ミドリは大量の血を流しそこに倒れた。


ソフィアは助けようとするがヨナが止める


「やめろ! もう助からない。あんたが撃たれるぞ」


ヨナは早く逃げるようソフィアたちを連れ出す。


一方ゼロは気になりステージの方に向かっていった。

すると、何者かが人ごみをかき分け素早くステージに向かってる。一見少年のような人を見つけた。

よく見ると胸があり、ゼロは気づく。


「さっきの女か!」


ゼロは先程会ったボーイッシュ少女の後をつける


一方安全な場所に避難したソフィアたち。

すると、エントリーナンバー6の

マリーが取り乱す。


「なんなのこれは一体! しかもこの状況落ち着いてたあんたらはなんなのよ!」


マリーはソフィアとヨナに当たる中、エントリーナンバー3のリリアがこう言う。


「静かに! 今手当中です! ここが誰かにバレたら大変よ」


怪我をしたベルを治癒魔法で手当している。

20代後半のリリアという女性。彼女も巨乳だった

ソフィアは彼女を見て聞く


「あなたはナースですか? 治癒魔法専門の」


「そうよ。今はこの子を治さなければ…」


すると真上から何者かがかかと落としをしてきて乱入してきた。

着地したのは先程ゼロがあ会ったショートヘアーの女性だった。


彼女はソフィアを狙っていたそこには

マリーがソフィの前にたっていた。


「邪魔!」


マリーは蹴り飛ばされ、壁に激突。

マリーは首が折れ、その場で動かなくなった。


ソフィアを見てニヤリとなり頭に向かって蹴り飛ばそうとするショートヘアーの女性。

するとそれをとめたのはヨナだった。


「ヨナ! なんでかなぁ? 傭兵のあんたがミスコンに 出るなんて! 」


「こっちも金がねぇんだよ 、つむぎ!」


ダガーナイフでつむぎの蹴りを抑えるヨナ。


「逃げろ!」


ソフィアはリリアやベルと共に逃げようとする。

そこで残酷な状況を見たキャロルはショックのあまり

腰が抜けてた。


「な、なにこれ? 何が起きてるの?」


状況が分からずパニックになってるキャロル。


「はやくして! 縦巻き!」


「これは夢よ! 夢なのよ! 絶対夢だわ!」


キャロルは動揺して、ソフィアの声が聞こえない

そしてソフィアは彼女をビンタする


「しっかりしなさい! まだ勝負は終わってないわよ!

ここで生き残ってまた勝負の続きをしないと!

私を倒すんじゃなかったの? キャロル!」


するとキャロルは正気になり、ソフィアと共に逃げていった。


キャロル、リリア、ある程度回復したベル、ソフィアが逃げていた。

ソフィアは気づく。


「そういえば最後に紹介された。あのポニーテールの子どこいったんだろ? 無事ならいいけど」


一方人目のないとこに隠れていた女性が1人いた。

観客としてその場にいた、エリーゼである。


エリーゼは銃が発砲された、距離、方向を探っていた。

その方角にエリーゼは向かっていた

するとなにかナイフのようなものが飛んできた。


(あれは、クナイ?)


それは忍者という職業が使うクナイという

ナイフのような武器だった。


「誰?」


エリーゼはクナイが飛んできた方向を見る

そこには誰もいなかった。

すると後ろから気配を消した何かが、

エリーゼに迫る。

エリーゼの背後を取った彼女は

エントリーナンバー8のクイナだった。


「あんた、確かミスコンにいた」


「答えろ! あそこで何をしていた?」


「銃撃の犯人を探してたのよ。あんたこそ何?」


するとクイナは武器を納め話す。


「お前も銃撃の場所に気づいたのか。それを探っていたんだな。すまなかった」


「あんた忍者ね。どうりで隙のないうごきをしてたのね。私の名はエリーゼ、確かクイナって言ってたわね」


「なぜ私の名前を?」


「え?さっきミスコンで…」


動揺したクイナはあっさり返され、赤面した。



一方ソフィアたちはある程度逃げている最中だった


「あなたたちは宿屋に逃げて! そこにリディアとセラって子がいるからその子のとこに行って!」


「でもあなたはどうするの?」


リリアが聞き返す。


「何故か私を狙ってるのよあの人たち。

私は街の外に出る。あなたたちは避難して!」


するとキャロルが話しかける


「あんた一体何なの? ほんとにただの田舎娘?」


「私にも分からないわ。あなたも逃げなさい!

生き残りたいのなら」


キャロル、リリア、ベルの3人は宿屋に逃げていった。


ソフィアが街の外へ向かおうとした時

そこにはつむぎがいた。


「え?」


「ハロー! お嬢さん」


つむぎはソフィアに襲いかかった。


一方先程ヨナとつむぎの戦っていた場所にたどり着いたゼロ。

そこでは先程、つむぎに蹴り飛ばされ、無残な姿になっていたマリーが倒れていた。


「うわぁ、勿体ない、こんなに綺麗なのに」


すると誰かの声がする


「ううっ」


それは先程つむぎと戦っていたヨナだった。


「大丈夫か?」


ゼロは万能薬を使い、ヨナの傷を治した。


「ありがとう…ん?」


ヨナは気づいた。どさくさに紛れて服の中に手を突っ込んで胸を触るゼロに。


気づいたヨナはゼロの手を掴み、ねじりまげようとする


「いててててて! 何すんだよ!」


「お前こそ何してるんだ!」


「まだ女の部分が残ってるんだな。お前」


ヨナはムカついたが抑えた。


「お前への処罰はあとだ。あの青髪の娘が

狙われている」


「ソフィアが! あとあいつはなんなんだ?」


「つむぎは私の昔の友であり賞金稼ぎだ

地下の格闘界でトップの実力を残してる。

無邪気な雰囲気だが奥底には残酷な心も

持っている。油断出来ない女だ」


「なるほど」


そう言いながらヨナの胸を掴むゼロ


「お前?終わったらぶっ殺すぞマジで!」


「わかったわかった! とりあえず2人で

ソフィアを助け出すぞ! ソフィアには

発信機がアクセサリーについてある」


「なぜそんなものを?」


「それは盗聴とか…ってそんな場合じゃない

早く行くぞ!」



一方 無事宿屋に着いたリリアたち。ベルはベッドの上で本格的に手当てをした。

キャロルは外を見て心配していた。ソフィアが

無事かどうかを。それを見ていたリディアが心配する。


「あの外が危険みたいだから。とりあえず部屋にいた方がいいですよ」


「あの子、ソフィアは私を助けてくれた

どうにかしてあの子の助けになれないか

そう考えてたの」


「とりあえず部屋に行きましょう。多分あなた

が無事でなければ私がソフィアに怒られちゃうから」


「そうね」


キャロルとリディアはセラやリリア、ベルのいる部屋に入って避難していた。



一方スナイパーの赤いベリーショートヘアーの女が

ある建物の上にいた。

その女は女性にもかかわらず筋骨隆々であり

男性のような身長、体つきをしていた。


「つむぎのやつ上手く青髪の女を捕まえたようだな

私もずらかるとするか」


すると突然女性の周りを2人の女性が

隙なく囲む。

クイナとエリーゼだった。


「見たとこ盗賊と忍者か?」


「動くな、動いたら急所にすぐ当たるように陣形を組んでいる」


クイナはそういいクナイを喉元につきたて、

エリーゼは心臓近くにナイフを近づける。


だが筋肉質の女はひるまなかった。

女は2人に囲まれて、身動きができなかった。


「あんたらあたしをどうするつもりだ」


「なぜ、あんなことを」


エリーゼが聞く。


「頼まれたのさ。あの女をある方に持ってけと」


話を聞き、油断したエリーゼに顔に向かって肘をぶつける。

そしてエリーゼは蹴り飛ばされ、重症を負った


クイナは女の喉元を切りつけた。しかし女は

死ななかった


「こんな傷で死ぬと思ったのか!」


パワー重視の攻撃を華麗に避ける忍者のクイナ

その時、筋肉質の女が血を吐き

その場で倒れ動けなくなった。


「クナイに毒をつけて正解だったさすがにこの女も…」


すると筋肉の女は油断したクイナの足を掴み、片手で放り投げるように壁に投げ飛ばした。

クイナは全身骨折の重症で動けなかった。

少しヘトヘトの状態だが、女はクイナに近づく


「確かにきいたが、この程度の毒で死ぬと思ったか

クソ忍者」


動けなくなったクイナの体を何度も蹴る女。



一方、キャロルたちのいる宿にも謎の女が近づいていた。


「君!この先は危ない!」


女の肩をつかみ止める警官しかし女は

警官の腕を引っこ抜いた。


「ぎゃああああああ!」


倒れる警官。女は腕にかぶりつき、すてた。

銃を向けられる女だが、気にせず素通りする。

そして素通りした途端、その場にいた警察は

皆体を斬られ、倒れ死んだ。


ゼロとヨナはつむぎを探していた。

すると街灯スピーカーから

つむぎの声が聞こえた。


「えー! 聞こえますか。皆様

今から闘技場でイベントを行います。

題して魔王殺しの勇者、姫を助けられるか

というものです。

ご覧の方は闘技場まで来てください

あと、勇者来なかったからお嬢さんが

どうなるか分かるよね?」


こうして放送が終わった。

ゼロたちは急いで闘技場に向かうことにした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ