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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
大陸大戦争編 序章
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ゼロのことを知っておこう

ソフィアはゼロのことを知ることが

結婚の条件とした。

ゼロは乗り気でなかったが

この話に乗らないとハーレムは没収と

ソフィアが言い出したから

仕方なく話をした。

話は2人きりでしていた


「俺は、フェルアの田舎の村にいた。

お前と同じだ。俺はそこでさえないやつ

だったのだ

隣町では成功したやつがいて

そいつはモテていた。

俺もいずれはそうなりたい。

そう思ってた人生だった」


「なるほど。でもあなたにはヒカリが

いるじゃない。幼なじみの」


「ヒカリは、恋人のような目では見てない

妹のようなものだ。だが…」


「だが?」


言いかけたゼロにソフィアは疑問を問いかける。


「なんでもないよ…」


「もったいぶるわね」


ゼロは話を紛らわすかのように話を続ける。


「俺はとにかくヒカリとかと

住んでいた。だが、人々が

世界を我がものにする魔王。

要はアスタロトの頃のアスナが現れた

時に腕試しとして魔王を倒せる者は

いないか?ということになった。

村のものたちはこぞって名乗り出た。 」


「その時はゼロも?」


「いや、俺は遠慮した。だって

死にたくないもん」


この弱気な言葉にソフィアは少しひいた。


「だが俺の父が名乗り出たんだ。名前はノーリ

親父は自分こそ倒せると思っていた。

しかしみんな帰って来れなかった」


ゼロの話にソフィアは気の毒に思った。


「帰ってきたのは親父の持ってた武具だ

俺が来てるのはそのお下がりだ」


「で、あなたはなんで魔王を倒しに行ったの?

お父様の敵討ち?」


「俺は親父が死のうが勝手と思ってた。

悲しいことはすぐ忘れようと

だがそうはさせないやつがいた。

他の村人だ。

村人達は罰ゲームということで

俺に魔王討伐をさせたんだ 」


「なんでそんなことを!」


「俺が無関心だった。親が死んでもなんとも

思わないと。それが理由と俺は信じていた

だが俺は聞いてしまった。

上手く言えば都合よく利用できる。

それが俺だと」


ソフィアは徐々にゼロという青年の本質的

なとこを理解していく。

ゼロは話を続ける。


「俺は居てもいなくてもいい存在なんだ

俺なんか居なくたって…」


「そんなことないわ、ゼロ。

あなたは私を始め多くの女の子に

愛されてるわ。もし村人があなたを

いらないと言っても私はあなたのそばに

いるわ」


「ソフィア…ありがとう」


ゼロはソフィアに感謝する。ソフィアは

その後魔王にどうたどり着いたかを聞いた。


「ヒカリは一緒に行くって行ったのは自分から

なんだ。それから道中で多くの仲間を

手に入れた」


「それが前の25人?」


「そうだ。」


「みんなの女の子?」


「そりゃそうでしょう」


「だよね…」


ソフィアはゼロの話を聞いて気づいたことが

あった。


「ゼロ? あなたはもしかして

その子たちに会いたいのかしら?

それともハーレムを作ったのは

その寂しさを埋めるため?」


「さぁな。だが俺は諦めない。

俺のことを思ってくれる女の子がいっぱいの

そんな世界を作りたいんだ」


「ゼロ…私は誤解してたわ。

あなたはただ自分の欲望を満たしたいだけだと

でも本当は仲間思いで、寂しがり屋だったのね」


「いや、欲望の塊だよ。ハーレムを作りたいの

だって楽したいからだよ。

みんながやってくれるから

俺のために」


ゼロはここまで自分の話をしてきたが

ヨナたちの話をする。


「もしヨナたちがヘルツのところにいたとして

彼女たちはどうなったと思う?

利用され捨て駒にされていた。

死体は放棄され、誰だかわからないように

風化してしまうだろう。

だが、俺のとこに拾って彼女は

生き生きしていた。ホントなら

ここにいて欲しかった。俺の心の中で

なく…」


「ゼロ、もういいわ。

わかったわ。あなたのこと大体は。

女の子たちと旅をして

そしてその力を使ってアスナ…アスタロトを

倒したのね」


「ああ、道中でどんどん死んでいった。

その度に俺の心に彼女たちが入っていった。

そして力となり最後はみんな魔王を

倒した時に俺の心から消えた。

ヨナたちもいずれそうなるのか

俺は…どうすれば」


不安になるゼロを包み込むように抱きしめる

ソフィア。ゼロは気持ちを落ち着かす。


「ありがとうゼロ。そして私たちを

救ってくれた。私たちはその子たちの変わりは

できないけど、ヒカリが戻ってきたように

他の子もそのうち戻ってくるわ。

今度はその子立ちを探しましょう。

そしてみんなでこの国に住みましょう」


「ああ…」


ゼロは安心した様子だった。

ソフィアは自分のことを話したゼロに

安心しこう言った。


「約束通り、私はあなたと結婚します。

でももうひとつ条件があるの。」


「また条件かよ。それはなんだ?」


「それは…また後で話すわ」


ソフィアは一度ゼロの部屋をでた。


そしてその夜再び訪れた。


「来たかソフィア。なんでローブ姿なんだ?」


ローブを着ていたソフィアに不思議がる

ゼロ。恥ずかしがるソフィアは

ローブをその場で脱ぎ捨てた。


ソフィアは下着姿だった。

ゼロは内心驚いてた。


「ゼロ、私の条件はこれ。

今度は私のことを知って欲しいのよ」

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