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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
国民集め&ウルマリア編
43/77

決着! パズス!

ウルマリアの城の外にある魔空間では

パズスとアスナが戦っていた。

2人はゼロがキングタランチュラと戦っている

間、魔空間に移動し互いに戦っていた。

アスナは魔王の力が発揮出来る姿になっていた。

いつもはゼロが瀕死の時にしか力を使えないが

ゼロがリミッターを一時的に外すことで

力を発揮できるようになったのだ。


アスナは苦戦していた。

パズスの腕は獣の爪になっていた。


「その爪! ウルフの同族のものか!」


「そうですよ、元魔王。

あなたのご主人様のように仲間を

吸収し手に入れた力です。」


「ゼロは私の主人でない!逆だな。私が

あいつのご主人様か! あう!」


アスナは電撃が少し体に走る。

パズスは笑う。


「そのヘンテコな呪いは相変わらずですか。

呆れますね!」


パズスは素早くアスナに近づいた。

そして手をアスナの胸に突っ込んだ


「がっ!」


アスナは口から血を吐き、身動きができなかった。

パズスは吸血を開始する。


「吸血と同時にあなたの微かな魔力も吸ってあげましょう。」


アスナはみるみる元の人間の少女の姿に戻っていく。


(ち、力が…)


アスナが力を使える時間が終わりつつある。

そして力もパズスに吸われていく。

アスナの気が遠くなってきたその時。

なにかがパズスに刺さった。


(血のナイフ?)


「いや、血の苦無だ! パズス」


そこにいたのはコウモリの翼をはやした

ゼロだった。


「ゼロ! 遅いぞ!」


アスナは叫んだ。ゼロは答える。


「アスナ、俺に助けを求めるとは

落ちぶれたな。

俺はお前にとっては子分じゃなかったのか?」


「子分は主人を助けるもんだ!」


ゼロは元気そうなアスナを見て安心していた。

パズスは笑いながらいう。


「感動の再会というとこですが、私には

こんな血のナイフなど…」


パズスは痛みを訴える。


「何! 何故だ!」


パズスは思わずアスナを離し、

完全に人間の姿に戻ったアスナを姫抱っこして

助ける。


「大丈夫か? お前は休んでろ」


安心したアスナは気絶する。


ゼロは翼を着けたまま魔族殺しを構え

パズスに挑んだ。

パズスも獣の爪を収納し、長剣を出し応戦する。


「騎士道ってやつか! お前みたいなやつに」


「君には言われたくないですね」


2人は瞬く間に戦いを始めた。

2人の剣が混じり合う。

ゼロが言う。


「ソフィアは一体なんなんだ! 聖女とは

一体なんなんだ!」


「あなたも知っているでしょう。聖女伝説を

奇跡のような力を持つ不思議な女性たちを

あなたもそれを知ってあの娘を娶ったの

でしょう」


「そんなこと知るか! 俺はソフィアが

好きになった。偶然だがあの子には王家の

血がある。それと、魔王の力を利用してる

だけだ」


「ほほう。ただ所詮女は女。お前もよからぬ事

を考えてるであろう!」


「俺はただみんなと暮らしたいだけだ!

仲良くみんなでずっと一緒に!

それが俺のハーレムだ!」


2人の戦いは激しく繰り広げていた。

オプション兵器のようにブラッディウェポンを

展開するパズス。


それにブラッディシールドで弾き返すゼロ

ゼロは短い戦いで疲弊していた。


「女どもの力を吸収しその様とは…トドメ!」


しかしパズスは剣を落とす。


「なに!」


「パズスお前はもうダメだ。あのエセ魔王が

何も考えずに攻撃したとでも?

あいつの部下だったのだろう?お前は

アスナは元は間抜けな魔王ではない。

お前の動きなどを分析し、それを計算し

攻撃したんだよ。お前は弱点をつかれ

ボロボロだ。そして俺との戦いで

さらにボロボロだ。」


パズスの動きは鈍くなるが、ゼロも動けなかった

ヘルツとの戦いで披露していた。

するとアスナが立ち上がる。

そしてパズスに近づいた。


「パズス、お前が私の部下であることは

忘れない。

だがお前はやりすぎた 」


パズスの体にアスナはしがみついた。

そしてアスナは叫んだ。


「いつもいつも私ばっか扱いが酷すぎる!

ソフィアばっかりソフィアばっかり

私の方が胸デカイのにいつもいつも

私に酷いことして!

ゼロのバカヤロー!

ソフィアのド貧乳!」


ソフィアはドがつくほどの貧乳ではなく

ここでそれは関係あるのかと思いつつ

アスナは日頃の鬱憤をぶつけるかのように

叫ぶそして

高温でとけ電撃を浴び続けた。


「ぐわぁぁぁ!」


パズスは苦しんだしかし、最後の力をふりしぼり

抜け出す。


「何を馬鹿なことを! これだから落ちぶれた

悪魔は! 死ぬんならひとりで死ね!」


パズスは逃げ出そうとするが動けない。


「何故だ! 私はもう動けるのに」


パズスはなにかに押さえつけられていた。

ゼロには見えていたそれはガルムとカミーラの

精神体だった。

2人かパズスを取り押さえていた。

そしてゼロは叫んだ。


「死ねぇ!クソ悪魔!」


パズスに魔族殺しの剣を投げつけた。

そしてパズスの体を突き刺した。


「ぐはっ!」


パズスは身動きが出来なかった。

パズスに刺さった魔族殺しを手元に戻したゼロは

問う。


「聖女とはなんだ? 」


「特別な力を持つ女性ですよ。

あの娘は他の聖女と違う」


「ベルやパティもか?」


「パティ? ああ、あのアイドルかぶれか

あやつもソフィアと似ている。

ベルというのは知らんな」


「一体その聖女を使って何をしようとしてる

なぜお前らは…」


ゼロは尋問するがもうパズスは死んでいた。

パズスは灰になり跡形もなくなった。


魔空間は崩れ2人は地上に落下しそうになる

ゼロは慌てる。


「おい、お前どうにかしろ!」


「私も魔力はもうないんだ!

お前が何とかしろ!」


2人はが慌ててる中、落ちてしまう。

しかしなにかに包まれてる気がした。

それは、つむぎ、オルガ、クイナ、ナタリア

キューラ、ウルフの霊体だった。

霊体の中にはカーミラとガルム、そしてかつて

ビビに倒されたポーラの姿もいた。

霊体はゼロとアスナを包み地上へと着陸させた。

2人は無事だった。


「2人とも!」


駆けつけるアインとオウカ。


「無事だったか! ヨナは?」


ゼロはヨナを見る。ヨナは杖をつきながら

歩いていた。


「無事だよ。ゼロ」


ヨナは答える。ゼロはヨナを抱きしめる。


「良かった。ほんとに良かった。」


「ベタベタ触るなよ。またどさくさ紛れに

胸ももうとしてないだろうな!」


照れながらゼロを突き放すヨナ。


こうしてウルマリアにとりあえず平和は戻るように

なった。


アインとオウカはゼロに約束した。

ウルマリアを再興するため頑張ると

残った平民、城の者も協力すると

犯罪者を上手く取り締まりいい国にすることを

誓った。

こうしてアインとオウカの2人と別れ

ゼロ達はソフィア王国へワープして戻っていく。


「じゃあなゼロ。ディアナに会いにまた行く」


「その時はまたな! アイン。オウカも元気でな」


「ああ! 王女のよろしくいってくれ!」


こうしてゼロ、アスナ、ヨナはソフィア王国へ

戻って行った。


外でソフィアが迎えに来てくれた。


「ゼロ。待ってたわ。 あれ、だいぶいないけど

みんなは?」


「それが…」


ゼロは言いづらかった。そしてソフィアに頼む


「それよりもヨナが怪我しちまって

見てくれ」


それに対してアスナが言う。


「私もボロボロだぞ」


「お前は自力で何とかしろ!」


「ケチ! うぎゃあ!」


電撃を軽く浴びたアスナ。ソフィアはゼロのことも

心配していた。


「ゼロ、あなたも手当しなきゃ… えっ!」


ソフィアはあることに気づいた。

ゼロは聞く。


「どうしたんだソフィア」


ソフィアが悲しそうな表情になってるのに気づいた

ゼロ。

ソフィアはこう言った。


「ヨナ…死んでる」

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