女番長オウカ
ゼロたちはひとりヘルツに向かったオルガを
探してウルマリアの街をさまよっていた。
そこにバイクに乗った不良たちがゼロたちを
囲んだ。
「機械仕掛けの馬か…何もんだ!お前ら!」
「俺たちは金で雇われたのさ
お前たちを捕まえろとな」
イカれたリーダーが答える。そしてリーダーが
威勢を貼る。
「俺はウルマリアで一番のバイク乗りワッツ様だ」
威勢をはりヨナやナタリアにちょっかいを出そうと
する不良たち。しかし2人はバイクのタイヤに
傷をつけ、バイクのタイヤを破壊し
不良たちを転ばした。
「てめぇ何してんだ?」
不良達はヨナ立ちを脅す。
「あら、ごめんなさいうるさいハエと思ったから」
「こうすれば黙ると思って」
不良たちを挑発する2人。不良達はアスナに
目をつける。
「この女何もしてこないな」
しかし不良たちは近づけられなかった
(なんだこの女何故か近づくことが出来ねぇ)
そこでゼロが言う
「お前たち相手が悪かったな! こいつらはただの女じゃないぜ」
しかしワッツが銃で不思議な光線を出す
「なんだ? 体が…」
体の力が全身から抜けていくようなそんな感じが
ゼロたちにした。
アスナ、ヨナ、ナタリアは不良たちに抵抗できず
衣服を1部破られる
「触るな!」
アスナは抵抗する。するとそこに別のバイクの
集団が現れた。
その集団は不良たちのバイクにバイクで
突進してきた。
そしてそのリーダーと思われる人物が名乗り出る。
その人物は学ランを着ていた。
「てめぇらここを誰の場所と思ってる!
俺たちウルマリア連合のシマだぞ」
学ランを着て学生帽を被っている。
ウルフカットの髪型の人物がワッツに向かって
言った。
「ほお、おまえか。落ちこぼれが!」
学ランの人物はワッツを睨みつける。
ワッツはひるむ。
「くっ、お前らひくぞ!」
ワッツは帰っていった。
学ランの人物とその手下は
アスナたちを助けた。
その時学ランの人物の後ろをゼロがとる。
「やはりお前女か。なんて良い胸だ」
学ランの人物は女だった。女は赤面し
ゼロに裏拳をかます。
「全くお前たちのボスは失礼なやつだ
アタシの名前はオウカ。このシマを仕切ってる
ものだ。私のことを人は番長と呼ぶ」
「シマ? ここは街だが」
アスナが問い返す。呆れたオウカが言い返す。
「私の拠点ということだよ。」
「あ、そういう事か。というかお前はなんなのだ?
番長というのはここの市長みたいなものか?」
「番長は番長だ。強気をくじき、弱気を守る。
そんな存在だよ」
アスナにはいまいちわからなかった。
しかしゼロは感心してた。
「そうか、お前があの伝説の番長か」
「なんだ、番長って?」
ナタリアが疑問視するとゼロが言う。
「番長というのは昔からいる存在だ。
弱いものには手を出さず。自分より強い者に
果敢に挑むそういう奴らだ」
「その説明じゃサッパリね」
ヨナはよく分かってなかった。しかしゼロは
憧れていた
「番長と名乗るやつの中には弱いものいじめを
するがそれは番長では無い
オウカは果敢に挑んだ。本物の番長の素質が
ある」
「ま、まぁな。私はここのシマを束ねて
しばらく経つがお前たちは一体何者なのだ?」
照れるオウカはゼロたちに聞く。ゼロは
自分たちを狙うパズスという魔族と
その仲間の黒龍の牙を追ってきたと伝えた。
「なんと! お前たちは黒龍の牙と戦うのか」
「アイツらと何かあるのか?」
「私はかつて彼らと共に戦っていた。
彼らはかつて自警団だったが
リーダー格のヘルツが今王家を屈服させ
国の権力を好き勝手している。
私は黒龍の牙ではないが、私の父が
王族と関わりがあってな。その紹介で
アイン王子の元にいた時彼らと共に戦ったんだ」
するとゼロがその話に飛び込む
「アイン王子と知り合いなのか?」
「ああ」
「なら合わすことできないか?」
するとオウカは警戒する
「相手は王子だぞお前たちのようなどこのやつ
と知らん輩に…」
ゼロはディアナからの紹介状を見せた。
「これは? わかった彼のいるところに
案内しよう」
オウカは地下に案内した。人気がいない場所に
案内しそこにアインがいた。
「あんたがアイン王子か?」
「そうだが、君はもしかしてゼロか?」
「そ、そうだけど」
「ディアナから聞いている。ディアナとその妹が
世話になってるようだな」
「ま、まぁな妹の方は俺の婚約者で…」
「それは初耳だが、まぁこちらに来てくれ」
アインはアジトのなかにゼロたちを入れた。
その時
「うっ、なんだこれは!」
ゼロたちは力が抜けていく。
「オウカ!お前!」
「違う!私じゃない! どういうことだアイン!」
「すまんオウカ。番長の君でも勇者のゼロでも
彼らには勝てないんだ」
ゼロたちは寝てしまった。
しかし1人だけ寝てない者がいた。
「残念だったな。ゼロが気絶してるから
力出せる」
「君が元魔王か」
動けてるのはアスナだった。アスナは魔力で
剣を作り、アインと対決した。
しかし喉に電撃が走った。
「な、なんで!」
アスナは気絶した。
「これが勇者の仕掛けたセーフティか
私が彼の婚約者の姉の婚約者だから
作動したのか? まぁいいヘルツのところに
彼らを」
アインはワープの魔法を使った。
一方ヘルツのアジトの前で多くの男たちが倒れていた。
そこにはオルガがいた。
オルガは1人でヘルツの元へ向かっていた。




