シノービの真実
ここはシノービ
忍びの一族か住む忍びの里である。
ここでは一人の男が村人を襲っていた。
「タカト何故だ。なぜ私を…」
タカトが襲っていたの自分の父親だった。
「父上なぜこのことを隠していたのです。
母上は行方知れずになったのでなく
こういうことだったのですね」
「タカトお前もわかる。いずれクイナも
そうなる運命なのだ」
そういうとタカトの父親は気絶した。
(この里のもの達は1人残らず始末しなければ
ならないそうしないと妹が…)
するとそこに1人の忍びが現れる。
「兄様、これはどういうことです?」
「クイナか。思ったより早かったな」
それは里の民が倒れてる中1人たっている
タカトにただ驚くクイナだった。
「なぜ里の人々を!」
クイナは苦無を構える。
「クイナ、お前はまだ分からないようだが…」
するとクイナはタカトの懐に近づき腹を
苦無でさそうとする。
しかしタカトはクイナを間一髪で取り押さえた。
(早いな…油断出来ない)
タカトはクイナの成長を認めつつ彼女に話す。
「お前の主はあのお人好しのお姫様と
元魔王を捕虜にしてる勇者では無いのか?
なぜこの里のために俺を襲う?」
「ゼロさんやソフィアさんも大事だが
この里の人を傷つける兄様は!」
するとそこに忍びが2人現れる。
(こいつらは、まずい!)
すると力の緩んだタカトからクイナは
抜け出す。クイナは来た忍びを味方と思っていた
「クイナ! こいつらに近づくな! こいつらは…」
するとその瞬間タカトとクイナは気絶してしまった。
しばらくして目を覚ましたクイナ。
するとクイナは薄い生地の着物を着られ
強力な縄で拘束された。
「これは一体! 兄様何を!」
「静まれクイナ!」
そこに居たのは里長のハンゾウだった。
「ハンゾウ様! これは一体!
私ではなく兄様を捕らえた方が!」
「ああもう捕らえてるよ」
するとそこには血だらけで横たわり縄で縛られた
タカトがいた。
「兄様! ハンゾウ様、なぜ兄様を?」
「こいつのやった事はわかるであろう
里への反逆だよ。反逆者はああなるのが
里の掟だ」
「そんな! せめてなんで襲ったかは聞くべきでは?」
「最後まで言わなかったな
だが思えには何があっても手を出すなと
言ってたな。
元々タカトはウルマリアの内部調査や
我が一族の宝のありかが記された
巻物の回収を命じていたが
その巻物の内容を見てな。慌てたのだろう
「内容ってなんですか? 私に関係が!」
ハンゾウは反抗するクイナに近づいて言う。
「お前の体だよ」
「!」
クイナはショックだった。親同然に自分を育てた
里長からこう言われたことを
「巻物にはこう書いてあるのだクイナ。
先程タカトから奪った。
里で生まれる美女は何らかの力がある。
そしてその力を自らのものにし
我が一族は力を栄えてきた。
その方法が書いてあり、それが次はお前なのだ」
クイナはこの言葉を信じられなかった。
そしてあることを思い出す
「まさか母様は…」
「ああそうだ。お前を産んですぐ
我々が食べてやった」
「! そんな!」
「あやつは最後まで反対していた。
もちろんお前の父もだが
あやつは力のすばらしさに気づき
お前の母を殺めた」
「そんな父様まで!」
するとハンゾウはあるものを見せる
それは父親が血だらけになり貼り付けられていた
姿であった。
「父上!」
「タカトは命まで取らなかった。だが
お前とタカトを捕らえた際
お前たちを逃がそうとした
そこを私が不意をつき殺したのだ」
「なんで! なんで!」
「たしかお前の仕えてるジュリア姫も
聖女の力とやらを持ってるようだな
あの会談の時姉は一切そのようなことを
言ってなかったが、わしは知ってる
あの時女王の従者がソフィア姫の力を
取り込み反乱しようとしたことを」
クイナはハンゾウの言葉に泣きながら返す。
「だからってなんですか!
ソフィアさんに不思議な力があって
この里の不思議な…」
「気づいたかクイナ。里に生まれた美女にも
ソフィアと同じ力があるのだ
お前を体に取り込めば…」
クイナは恐怖で動けなかった。
それはハンゾウがかけた妖術のようなもの
だったのかもしれない
クイナを襲おうとするハンゾウ。
その時ハンゾウの手の甲に苦無が刺さる
「なんだ!」
「お前も衰えたなハンゾウ」
それはクイナの兄タカトだった。
「貴様なぜ!」
ハンゾウは拷問で殺したタカトを見る。
するとそこにはクイナとタカトを襲った
ハンゾウの部下の忍者が横たわっていた。
「身代わりか!」
「こんな簡単な身代わりも見抜けないようじゃ
里長失格だな。巻物に書いてある以上の
ことを聞くために隠れていたのさ」
タカトはクイナを助ける。
「兄様!ごめんなさい私…」
「クイナ、お前のしたことは間違ったことでは無い
もし、戦いの動機が勇者やソフィアだったら
あの程度では済まないからな」
「わかってます兄様。今はここを2人で
乗り切りましょう」
「里長。不意打ちで殺した私の父と
母を含めた多くの里の美女の仇を取らせて
もらう」
タカトとクイナは苦無を構える
そしてハンゾウの懐に2人で近づき
ハンゾウの腹を切り裂いた。
「ぐっ」
ハンゾウは倒れなかった。倒れたのは
タカトとクイナだった。
「バカめがそんな攻撃でワシが死ぬとでも」
ハンゾウは抜け道から逃げる。
彼は里に爆弾を仕掛けていた。
「タカトとクイナの反乱により里は壊滅
ワシはヒノモトに保護される
これでよし」
「そうか、それがお前の思惑か」
逃げ出そうとするハンゾウに何者かが
話しかける。
「その声は!」
声の主はハンゾウの後ろを取り苦無を
ハンゾウの首に突き立てた。
ハンゾウは聞く。
「タカト!またしても身代わりの術か」
「本当に老いたなじいさん。あれは
クイナの幻術だ
懐をとるふりをし、あんたに幻覚の俺らを
斬ってもらったのさ」
「くっ!」
「お前は私の妹の体だけが目的で
才能に気が付かなかった。そこがお前が
負けた理由だ」
「ま、まて! ワシを殺せばどうなるか
分かるだろうな。お前は反逆者として
里のものだけでなく多くの国に狙われるぞ
そしたらお前だけでなくお前の妹が仕えてる
勇者にも… 」
タカトはハンゾウの話の途中で喉を切り
ハンゾウを殺した。
「当たり前だ。妹も覚悟してる。
それよりも大事なものがあるのだジジィが」
タカトはそういった後クイナが心配そうに言う。
「兄様これでよかったのでしょうか?
これからどうすれば」
「クイナお前はあの勇者と共にいればいい
この場なら考えがある」
そして忍者たちはタカトやクイナたちを
捕らえようとした。
「ハンゾウ様が出てこない。
あやつら殺したのか?」
「だったら我々はもう自由なのでは?」
「馬鹿者! 里長がいなければここは
他国に占領されるのだ」
生き残った里の人々は揉めていた。
するとそこに死んだはずのハンゾウがいた
「静まれぇ」
「里長!」
忍者たちはひざまずく
「者ども、今日でこの里は放棄する。
そしてこれからはフェルア領ソフィア国の
1部を新しい里にすることにした!
ジュリア王女の許可も既にとってある」
「どういうことです?」
村人は驚いた
「ワシが間違いだったのだ
美女からエネルギーを手に入れ
里を発展させたが、あれは違った
この里から出る神秘の力と里の民に
よるものだった
里に伝わる碧水晶をもちだし
即刻退去せよ!」
里の忍者はハンゾウの言うことに従うものと
そうでないものがいた。
「まてまて! おかしいぞこの里のエネルギー
の源は美女だと? そんなの初耳だ!」
「そうだ! だからこそ責任を取りハンゾウは
里長を引退するのだ」
そこに現れたのはタカトだった。
「お前はタカト! この裏切り者め!」
「私が倒したのはハンゾウの部下のみ
他は峰打ちだ。しかし我が父は秘密を知り
殺された。ハンゾウはその責をとり
私が頭領代理となる」
「そんなの認められるか!
お前最初からこれを
目論んでたんじゃないのか!」
「嘘と思うが今この里には爆弾が仕込まれてる
他国によるものだ
信じるものは私とともにソフィア国へ
信じないものは残ればいい」
タカトはこういった。
従わないものは当初何人かはいたが
ほとんどのものがタカトについて言った。
「よいか? ソフィア国の1部を里にする
国への反抗は一切しては行けない
そしたら取り潰しになるからな
向こうの国の人々とも仲良くするのだ」
「分かりました 頭領!」
「俺のことは今まで通りでいい」
「わかったよ。タカト お前をとりあえず
信じる。さっき巻物を見せてもらった
すぐには信じられないが疑ってすまなかったな」
すると1人の忍者が気づく
「そういえばさっきクイナを
見たがどこにいるのだ?」
「クイナなら主の所へ帰ったさ」
クイナはタカトと別れたがゼロの元に帰ったわけではなかった。
ハンゾウの死体を術で操ってたのであった
「ふぅ。兄様も無理をさせる
まぁこれでまるくおさまったし
ソフィアさんやディアナ女王も
よく許可とったな。本人からいいわよ。と
いわれたときびっくりしたな
待っててくださいね。ゼロさん今向かいますね」
クイナはウルマリアへと戻って行った
一方ある男がまだ里にいた。
死んだはずのハンゾウである。
「部下のひとりを影武者にして正解だったわ
さてワシはヒノモトに保護され
裏切り者共を1人残らず消してやろうか」
するとさらに1人現れる
「なんじゃ? ここは人っ子一人いないというのはどういうことじゃのう?」
ヒノモトの大名ヒデヨシである。
「ヒデヨシか! 助かったワシを保護してくれ
裏切り者のタカトたちを指名手配しろ 」
「いいとも、でもその前にやることがある」
ヒデヨシは部下に指示しその途端ハンゾウを
撃ち殺した。
「な…ぜ…」
ハンゾウは死んだ。ヒデヨシは部下に言う。
「里のものはほっとくんじゃ
ハンゾウ初め、里の人々は
多くの娘を糧にしたことを詫び自害した
そう伝えとくのじゃ」
「里はどうしますか?」
「ほっとけ。帰るぞ」
ヒデヨシたちは帰った。そしてその後ハンゾウの
仕掛けた爆弾が爆発して里は消滅した。




