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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
国民集め&ウルマリア編
34/77

忍びの兄妹

アスナたちは待っていた。トイレからゼロがでるのを。


「遅いなあいつら」


するとゼロの声がした。


「悪いなお前ら!」


トイレからゼロとつむぎがでてきた。

アスナが驚いた


「なんでお前が? まさかお前おと…」


「それ以上言ったら電撃よりも痛い

パンチお見舞いするよ。魔王さん」


つむぎがニコニコしながら脅し、アスナはビビる。


「こいつはただ勝手に入ってきただけだ。

色々あったがこいつには助けられた」


トイレではつむぎとゼロを狙った輩が

たくさん気絶して倒れていた。

全員返り討ちにあったのだろう


アスナたちはなぜつむぎがトイレからゼロと出たのか気になったがあえて話を続けなかった。

ゼロたちは道を進む。


一方黒龍の牙のアジトにて

かつて偽のソフィアに変装したサンドラが

復讐の機会を狙っていた。


「あの女ども絶対許さないわ。

ポーラがなんのために死んだのか

あいつらに判らせてやる」


サンドラの他にもパズスの部下である

ガルムやカーミラがいた。

彼女たちは黒龍の牙に一時所属し前に

アスナたちに敗れ死んだポーラの仇を

取ろうとしていた。


そこにはクイナの兄であるタカトもいた。

サンドラが声をかける。


「タカトあなたの妹がいたようね。

でも相手は敵よ。ここにいる限りは

クライアントに逆らうことは出来ないわ」


「もちろん分かってる。あの子がいても

手は抜かない。むしろ抜くことは

出来ないぐらいの実力は持ってるしな」


タカトはアジトの外へ出た。

そこにはソフィアが見逃したハワードがいた。


「ようタカト元気か?」


「裏切り者が何の用だ」


「俺は裏切った覚えないし

ボスがいらないと判断したら

お仕置が待ってるはずだぜ。

それよりもだタカト目当てのものはあったのか」


「今日ヘルツの元に行く予定だ。

そこで我が里に伝わる大事なものを取り返して

もらう予定だ」


「いいのか? 可愛い妹の敵になってまでも」


「あの子も覚悟している。」


タカトとクイナは同じ里に住んでいる兄弟である

里はシノービという場所で

住んでいるものは全員シノービ族という

忍者の家系だった。


ある日タカトはクイナにこういった。


「クイナ私はある任務でウルマリアに行くことに

なった。」


「ウルマリアとはどこなのです?」


「ウルマリアは今治安が悪い。

私の友が今そこで助けを求めている」


「それが任務なのですか?」


「任務は君にも言えない

だが私は必ず帰ってくる」


「信じてます。兄様」


タカトはクイナにペンダントをあげた。


「里の木材で作ったお守りだ大事にしてくれ」


そしてタカトはクイナと別れた。

タカトは村からある任務を頼まれていた。

それと別にかつて旅をし、助けていたウルマリア

の王子タカトの援護をするためである。

王の独裁政治により廃れクーデターが起きた。

そのクーデターを鎮圧するためであった

当時王国の防衛団だった黒龍の牙の健闘と

タカトの活躍によって鎮圧はした。

しかし黒龍の牙の幹部であるヘルツは

王族に脅しとも言える要求をした。


「この国を救ったのは我々だ。我々が

政権を握るのは間違いで無いはずだ」


タカトと王子アインはそれに反対した。

しかしタカトはヘルツに脅されていた。


「タカトお前の目的は分かる。

あるものが欲しいのだろうそれがどうなっても

いいのか?」


タカトは手を出せなかった。王は自分の身をまもり

財産を独り占めにすることを条件に

政権をヘルツに譲ったのであった。


それからヘルツは強いものが生き残り

弱いものは死ぬだけだという国づくり

を開始した。


王は守られているが、ならず者が生き残る

この街は無秩序であった。

アインは悔しながらもヘルツの指示に従い

何もせずにいた。

タカトはある目的のためヘルツの部下に

なった。


そして今ハワードと同行したタカトは

ヘルツの元に向かった。


「よう、久しぶりだなヘルツ」


「これはハワードよくここに来れたな」


ヘルツはこう言いつつハワードを歓迎し

握手を求める。

しかしハワードは握手をしなかった。


「おれはあんたに握手されるような

人間じゃないよ」


「だろうな。まぁすわれ」


タカトとハワードは言われた通り座る

ヘルツはある箱を取り出す。


「お前の欲しいのはこれだろタカト。

お前妹がクライアントの敵のようだな

俺らと戦うのが嫌だろう。今日をもって

退団していいぞ」


「いいのか? 退団はすなわち死でないのか?」


「お前の場合はケースが違う。これを持って

退団するといい」


タカトは箱を開けた。そして取りだしたのは

巻物だった。

それは里の貴重な財産が書いてあるものであり

盗まれたものをヘルツが保管していたのだった。


タカトは里の長に頼まれて巻物の回収をしたが

そこに書いてあることを見て驚いた。


「これは…ほんとか?」


「そう、ほんとだ。それが里の秘密だ」


「私は宝のありかがあるため、

漏らしてはいけないと長から言われたのだ」


「ある意味それも宝と思うよ? どうする?」


タカトは何かに戸惑い巻物をもってそのままその場を去った。


ヘルツはタカトが去った後ハワードに語る。


「さてハワードわかってると思うが

お前もやめていい」


「いいのか? 敗者は死ではないのか?」


「この街に二度と来たら即殺すが

俺の目の前から姿を消すこと条件に

退団していいよ」


ハワードはこのアッサリした感じに違和感を

感じたがその場を去った。

その後はヘルツはニヤリとしていた


(あの時握手をした時で眠るように死ねる

毒を流そうと思ったがもっと別の面白そうな

もの見れそうだな)


一方ゼロたちは街を探索していた。

強盗が普通に起きたり、殺人が起きても

誰も来ない、警察は賄賂で見ないフリ

買い物もするのも怖かった

油断するとすぐ金を取られるからだ。


そんな中クイナは兄から貰ったペンダントをみて

思っていた。


(兄様、こんな中で大丈夫だろうか

もしあったら私は戦えるだろうか?)


その最中誰かがゼロたちへ向かって歩く。


「あんた王都でソフィアと戦った腹の立つ

オッサンじゃねぇか」


「久しぶりだな勇者。嬢ちゃんはどうしてるんだ」


それはハワードだった。ハワードはゼロに

話しかけていた。


「ソフィアは無事だ」


「それなら良かった。あの時は悪かったな」


握手を求めるハワード。その時ナタリアが

気づき、叫ぶ


「ゼロ! そいつに触れるな! 逃げろ!」


ゼロはその言葉に反応し止まる。その瞬間

ハワードが爆発した。そばにいるゼロを巻き込んで

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