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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
国民集め&ウルマリア編
29/77

料理人であり暗殺人

それはムギが出張してる間の出来事だった。

店員たちは張り切っていた。主任格のロムロという

男性は店員たちを指導していた。


「みんな今日は店長がいないがいつも通りで

やっていこう。俺や主力シェフがここにいる。

もし店長が支店に行ってもいいように

俺らで頑張ろう」


するとウェイトレスのミコがいう。


「でも、それだとメニューの味とか

変わっちゃうのでは? 店長もそれで離れたくない

みたいだし」


「店長はそういうがこれからは多くの人に

この料理の持ち味を生かさなければならない

大丈夫だ。店長は決してこの店を

見放さない。だが、俺たちだけでできるように

頑張るんだ。」


そして店は開店した。常連がいう。それに

ロムロが返す


「あれ? 今日ムギさん。いないの?」


「申し訳ありません。店長は出張に行ってまして」


「出張?」


「支店建設先との問い合わせのようです」


「何?支店できるの? それじゃムギさん大変だね!

どこなの? 」


「それが私たちも分からないんですよ。

なんでも島国とか?」


「なるほど島国だったら王都から遠いもんな

まぁ君もいい腕だから頼むよ。そしたら今日は

このハンバーグセットで」


店は繁盛していた。客も好評で店員は忙しかった

すると団体客が入ってきた。

ウェイトレスのミコが忙しそうに対応する。


「いらっしゃい…ませ」


ミコは戸惑いながら挨拶した。

団体客を怪しいと勘づいたからである。


席を案内した後ミコはロムロになにかを報告する。


すると団体客は一斉に立ち上がり、隠していた

マシンガンで客と店員を一斉に射撃して

殺害したのであった。


一方ムギはソフィアたちに料理を教えていた。

ウルスラ、イスルギ、ベルも参加していた。

セラはイスルギが包丁を持つことに危機感を

持っていた。


「大丈夫かな、怪我しないかな?」


「てか、もっと危ない刀持ってるから大丈夫でしょ」


「あ、そうだった」


突っ込むエリーゼに納得いくセラ。

イスルギは釣りでとったばかりの魚を見事に

捌いて刺身にした。


リディアは驚きながら拍手した。ムギは注意する。


「感心してないでさっさと手伝う」


「はーい」


渋々作業をするリディア。ムギはイスルギの

魚捌きを感心していた。


(目が見えないと聞いていたが、なかなかの腕前だ)


ウルスラは木の実をすり潰して飲み物を作っていた。

ムギはこれも感心していた。


(ここに色んなところから来てる人がいるのか

新メニューの参考になるかな)


その後もエリーゼたちに厳しくレクチャーした結果

料理を作った。ムギは味見をする。


「さっきのよりは店で出せそうな味にはなったな

でも、まだだな」


するとエリーゼが言う。


「あの! 私が求めてるのはあなたにここで美味しい

料理を作って欲しいだけで

こんな厳しい修行したくないんだけど」


するとムギは笑いながら言う。


「でもあなた私のオムライス作ろうとしたでしょ

それを食べさせたいんだったら私に

教えてもらわなきゃダメじゃない?」


「でも!」


するとそこでソニアに変装したディアナが止める。


「まだ、躊躇してるの? ムギ」


ムギはソニアをみて表情を変える。ソニアに

膝まづくムギ


「王女…いえ、陛下ご無沙汰してます。」


ソフィアは驚いて聞く。


「お姉様お知り合いなの?」


(お姉様? この子ほんとにジュリア王女だったのか)


ムギは勘づく。ソニアは答える。


「この方はかつてお城で料理人をやっていたん

だけど店を出したくて、やめたのよね」


「そうだったのね」


ソフィアは納得する。ソニアは聞く。


「ここまでして店を出したくないの?」


「最初はそう思いました。しかし、ここの住人が

私の店に来て、美味しそうに召し上がってくれた

時決意しました。多くの人に食べてもらおうと

エリーゼには今後私が不在の時も

同じ味のものを作ってもらおうとしたため

テストしてました。 ごめんね」


エリーゼに謝罪するムギ。エリーゼは許す。

さらにムギは話す。


「ここに来たのはエリーゼや他の子の料理の腕を

見たり、料理のレパートリーを増やすってのも

あったんだ。料理の腕はみんな悪くないけども

やっぱ私がいた方がいいかな。

店は当分向こうもやるけど。たまにここに来るよ」


すると、ソフィアはムギの手を握る。


「ありがとう協力してくれて、でもこないだの

男みたいな嫌がらせもあると思うから

気をつけてねムギ」


「ありがとうジュリア王女」


「え? なんでわかったの?」


「いや、それは…まぁいいじゃん」


その後ムギは店に戻っていった。


ムギは帰った早々、店の現状に驚く


「これは…一体!」


客と店員は搬送されていた。

ロムロも搬送されてる。


「ロムロ何があった!」


「店長…突然客が銃をぶっぱなしやがった…

ミコがまだ中に…」


ロムロは気を失う。ムギはミコを心配して店の中を

探す。するとそこにディアナやソフィアを守っている

サビエラが現れた。


「サビエラ? 何故ここに」


「久しぶりだな料理長。ここに予めジュリア様…

あなたにはソフィアといえば分かるか。

あの方に命じられここを見張ってました。

私は客を装っており、銃撃にあったあと

すぐ対応しましたが思ったより数が多く

このように被害を出してしまった。すまない」


「いや、みんな無事ならそれでいい。ミコは?」


サビエラはミコのところに案内する。

ミコはサビエラに手当されテントの中で

横になっていた。


「ミコ大丈夫か?」


「大丈夫です店長。バリアを咄嗟に使いましたが

防ぎきれなくてごめんなさい。

みんな怪我しちゃって」


ミコは怪我をしていた。ムギは許せなかった


「よくもみんなを、許せない」


ムギはどこかへ向かおうとしていた。サビエラが

止める。


「どこへ行く料理長。あなたにはジュリア様の

国で料理を広めて欲しい」


「私が何を野郎が勝手だろう」


怖い形相でサビエラを睨むムギ。するとミコがとめる


「店長。こんなことで昔の店長に

ならないでください」


サビエラはミコの言葉に気になる。しかしムギは

無視して店の方に戻る。


ムギはひとりで店を立て直そうとした。

すると警察が来た。


「君を逮捕する」


「えっ?」


ムギは驚愕するが、逮捕されてしまった。

するとサビエラが言う。


「待て! その女は今日店にいなかったんだぞ!

なぜ逮捕する」


「この女が指示したとタレコミがあった

ここの被害者だ」


サビエラは警察の言い分に納得がいかなかった。


その事に喜んでいた男がいた。

その男は黒龍グループという会社のフェルア担当

の男だった。


「これであの店は終わりだ。黒龍の牙の

連中が仲間の仇を取り、そして私は

店を手に入れる。これもてはず通り」


すると誰かがノックをする


「誰だ」


するとピザ配達の女性が帽子をかぶり入ってきた。


「なんだピザなど頼んでないぞ」


「いえ、確かに…」


すると女性はピザを差し出す。

男性は受け取る。


するとピザから発砲し、男は銃撃を浴びた。

男はそのまま死んだ。女性は去っていく

ビルを出た女性は変装を脱ごうとするが

その途端銃で一斉に撃たれてしまった。


銃を持った男たちがよる。


「こいつがボスを殺したのか。全く…

んこいつは?」


血を出して倒れ込んでた女性はムギだった。


「こいつは確か警察が…なぜだ?」


すると男たちに突然銃弾があたり男たちは倒れた


「銃弾は寸止めで止めておいた。血の正体は

トマト。こんなことでトマトを勿体ないことに

したがまぁ仕方ない 」


すると誰かが近づく 。


「なるほど相手の武器を吸収しそれを

自分の武器に調理し直すという。

死の料理、デスレシピ

食べ物に情熱を入れてるあなたがそうすると

元暗殺者らしいというか」


「よく知ってるわね。刑事さん

私を逮捕するフリし犯人を油断させ

私が独自に調べ始末する。そういうシナリオね」


ムギと話してたのは刑事だった。しかも女性である

パーマかかったショートヘアが特徴だった。

名前はイリスという。イリスはムギにさらに話す。


「もうここには戻れないね。あなたは逮捕された

ことになってるから、これからどうするの?」


ムギはイリスの言われることについて少し考えた。


翌日。店の補修工事が始まっていた。

そこにはソフィアの島からマリー、キャロル、セラが

手伝っていた。キャロルが文句を言う。


「なんで私たちがこんなことを」


「仕方ないじゃない、ムギさんが表に出れないから

私たちがドワーフと一緒に補修工事手伝ってて

でも、当分の間、島での料理教室に力を入れるって

言ってたからそれでいいじゃない」


セラはこう話していた。

そして島ではソフィア、ソニアに変装したディアナ

ムギが話していた。ソフィアは紅茶を飲みながら

ムギの話に驚く。


「えっ? ムギさん今のお城の料理人と

ご夫婦だったの?」


「そう、でも浮気したから離婚したのよ

ねぇ? ミコ」


ミコはドキッとする。


(この娘が浮気相手なのね…)


ソフィアは察した。ムギが話を続ける。


「向こうの店はロムロが復帰して再会できるように

なったら彼が店長代理としてしばらく

やっていくと思う。彼の実力は私以上だし。

あの店ももう狙う人はいないし、

私は料理が下手なみんなをしごくため

ここに居座るぞー! ここは色んな食材が

ありそうだし」


ムギは島での料理人になることに乗り気になった。

ただソフィアとエリーゼはコソコソ話してた。


(なんか後悔しない? この人いると)


(でもなんか楽しそうじゃない。みんなの料理の

腕も上がるし)


(そうね。私も頑張らなくちゃ)


こうしてムギは島の料理人となった。


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