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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
ハーレム結成編
26/77

よそ者を手懐けるのは大変だ

ウルスラは考えていた。新しく来たこの島の

森の動物たちを説得できるかということを。

ウルスラはソフィアに頼まれていた。

自然を残し、その森をウルスラに管理して欲しいと

ウルスラは早速森の中に入る。

そこには大きなイノシシがいた。


「お前がここの主か。かかってこい!」


イノシシの突進を避ける。ウルスラ

ウルスラは仕掛けた罠でイノシシを捉える


「殺しはしない。説得に来た」


するとウルスラの目の前で矢が地面に突き刺さる


「ここから立ち去れ!」


木の上には自然慣れしてそうなターザンみたいな

細身の少年がいた。

少年は胸と腰以外は露出している服装だった

体は泥で汚れていた。


「こんなとこに人間がいたとは」


「お前、侵略者だな! 覚悟しろ!」


少年はウルスラに弓を向ける。しかしそれを止める

者がいた。


「やめろアン! そいつは違う」


それはゴリラだった。


「私の言葉がわかるな。エルフ様」


「私のことを知っているのか?」


「エルフは森の守護神。我々がそれを知らないはず

ないのはご存知のはず

それに先程君の知り合いの鷹から

お聞きしました」


「トムが来てるのか?」


トムはウルスラの森に住んでいた鷹である。

森にいるソフィアに似た何者かが

指示しここに来たようだ。


「あなたの森には精霊がいるそうだ。

かつてのあなたの友人に似た」


ウルスラはあの時森にいたソフィア

に似た女性が自分の友ソフィーナの姿をした

精霊ということに気づいた。


「あなたの森に守り神がいるよう。ここにいる

アンは私にとっての守り神だ。

彼女は人間だが、私たちを守ってくれる」


「彼女?」


ウルスラはアンを少年と思っていたが

よく見ると少女だった。

ゴリラは話を続ける


「私の名前はマイティ。ここでの本当の長だ

そこにいるイノシシは私の従者

ボアだ。縄を解きなさい」


ウルスラはボアの縄を解く。ボアはウルスラに謝罪

した。


「気にするな。私はあるものにここの森を

管理するよう言われてる。

あなた方の生活には手出ししない

約束する」


アンは槍をウルスラに向ける。


「本当か! 俺は見た。人間の女といるとこを

あの人間はこの森を燃やし、新しい建物にする

かもしれない!」


「約束する。約束を守らなかったら私をその槍

でつきさせばいい。私にとってこの森は

第2の故郷だ。私の仲間も連れて行きたいとこだ」


アンは槍をおさめる。


「わかった約束だエルフ」


「私のことはウルスラと呼んでくれ。

あとお前にあわせたい奴がいる」


「え?」


一方ソフィ、ゼロ、アスナ、ディアナ、サビエラの

5人は話していた。

アスナが言う


「なぜ私もいるんだ? ゼロ」


「これからの方針にお前も参加してもらうんだ

一応元魔王だし」


アスナは自分の立場が重要な者ということに

少し喜んでいた。

ディアナが言う。


「これからソフィア王国建国に関して、いくつか

言いますね。まず、街の発展

ここは今は無人島ですが村や街を作ります。

豪邸の周りは牧場や畑、

花壇が前の領土に引き続きあります。

それと別に村を作ることが女王ジュリアの方から

提案がありました」


アスナはディアナの言葉に対して言う


「そういえば自分の名前を国に着けてるが

それはややこしいのでは?」


「それなら問題ないわ、アスナ。

私の本来の名前はジュリア。その名前で

女王になるつもりよ」


「なんかややこしいな」


「ふたつの名前を上手く使いたいのよ

ジュリアとしての王族の名前。

みんなと旅してきたソフィアという名前を」


ソフィアはアスナにそう言う。ゼロは聞く


「具体的にどう考えてる?」


「村をひとつ作ったあと、他にも街を

発展させたいの。まずは私たちの故郷の村

を作り、そして王都を作る

王都はこの豪邸の中心にするつもりよ

偶然この豪邸のある場所は島の中心になってる

西側には森があって、東側に村を作るわ

そのためにそれを収める政府が必要で

各村長や町長が必要ね」


「そうねジュリア。政府に関しては何人か

声をかけてるし、ドワーフや大工さんの手配も

必要ね。

あとは料理人、警察、消防、税務、法の専門職

色んな専門家を採り入れたいわね。

誰もが仲良く過ごせる戦争の無い国

その理想がこの国で実現するのか

そうすればアイン様のウルマリアも…」


ディアナはついアインのことを考えてしまった。

それに対してゼロたちは少し驚いていた。


「ごめんなさい、つい。」


「いいのよお姉様。今後は外交もあるから

そういったことは大事よ」


するとサビエラが言う。


「今後しばらくはディアナ様のガードにつく。

私としては納得いかないがゼロがジュリア様を

守ることになるな」


「お前に言われなくてもわかってるよ。オカマ野郎」


サビエラはムッときたがゼロの言葉に無視する。

そして話を続ける。


「今後、人員の手配をしなければならないが

もうひとつやらなければいけないことがある

それは黒龍の牙の殲滅とパズスを捕らえること

我々の脅威は抑えておかなきゃならない

それにふたつともアイン様のいる

ウルマリアにいることがわかった。

これが成功すればウルマリアの治安が良くなり

そしてウルマリアは同盟国となるてはずだ」


「でも、あそこは治安が悪くやりたい放題だぜ?

弱き者は強き者に駆逐される。例外はあれど

俺らの仲間がそれを受け入れるか

ならず者は法なんてお構い無しだし」


ゼロはサビエラに言い返した。ディアナがさらに言う


「確かにあの治安を抑えるのは大変かもしれません

そのためにアスナさんがいるのです」


「私が?」


アスナは驚いた


「アスナさんはかつて魔王だった。能力は

無害なものを除きゼロが没収してるようですが

魔王であったカリスマ性とかはあると思ってます

そういった賊を束ねることあなたには

造作もないでしょう」


「ま、まぁ確かにな。人間どもなど私がとりまとめられないわけが無い」


アスナは自信を持つゼロはおだてられてるアスナに

少し見下すような目をしていた。


話はまとまり、黒龍の牙との戦いと国の発展

このふたつがこの先の方針となった。


ソフィアは解散し一人豪邸の中を歩いていた。

そこにヒカリが来る


「どうして? なんで魔王を生かしとくの?」


「どうしてって、私たちの仲間だからよ」


「違う! 彼女はあなたの能力が欲しいだけ

今の会議だっておだてられて調子に乗ってる

だけだよ! 私の仲間を殺したのが

良い奴なわけない!」


ヒカリは泣きながら訴える。ソフィアはヒカリを

抱きしめて落ち着かせる


「ヒカリ、私ときどき夢を見るの

アスナが私たちを襲わないか不安な夢を。

でも私が1回出ていった時彼女は自分の身を

顧みず、ゼロのことを殴ってくれたわ

彼に逆らったら身体が尽き果ててしまうって時に」


「尽き果てる? それってどゆこと?」


「ヒカリ知らないの? 彼女がゼロに逆らってる時

ゼロは彼女にペナルティで自動に魔法を

かけるようにしてる。それだから

逆らえないはずなのよ」


「そんなことは知ってるよ。でもソフィのために

そんなことするなんて!」


「ヒカリ。きっとゼロもわかってると思うわ

あの人のことだからきっとアスナを利用して

用済みになったら捨てると思う。

私のことは気にしないでサビエラもいるし

ちゃんと対策もとってるし」


「ソフィ…」


するとヒカリは決意する。


「私ソフィの騎士ナイトになる

ソフィのことを魔王から守ってみせるよ 」


「ヒカリ… ありがとう」


一方アンは半ば強制的にウルスラに連れてこられた

リディア、セラ、ベルの3人に合わせていた


「この3人は私が最も信頼する者たちだ。

青い髪の子はベル。あとは、えーと…」


「リディアだよ!」


「セラだよ! もうすぐに忘れちゃうんだから」


「そうだったけな。この黄色い髪の娘は

おかしな機械を作っているようだ」


(今名乗ったばっかなのに覚えてない!)


セラは少し不機嫌だった。

アンは少し不安そうだったがやり取りを見て

気持ちが和らぐ。


(人間って怖いイメージあったけど、彼女たちなら

いいかもしれない)


するとアンはベルに話しかける。


「あの、私アンって言うんだけどよろしくね」


「うん! ウルスラから聞いてる森の中に

住んでるんでしょ。お母さんお父さんは?」


「私の父はゴリラのマイティとライオンのレオだ」


するとリディアは驚く


「お母さんいないの? てかお父さん動物なの?」


「そうだ私は動物から生まれたのだ」


リディアはよく分からなかった。

というより混乱してた。セラは突っ込む


「なわけないじゃん。そこはあまり考えなくて

いいと思うよ」


「そなの?」


一方森ではゴリラのマイティとライオンのレオがはなしていた。


「私がお前のとこに届けた娘、アンはどうした。

人間の娘と一緒だったが」


「アンなら大丈夫だ。人間に対し警戒をしている

エルフがいるからな。今後この森は

人間たちにどうされるか。それは心配だが

もし人間やエルフが我々に逆らおうとしたら

わかってるなレオ」


「ああ、もちろんだ」


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