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最強勇者と奴隷魔王  作者: キミヒラ
ハーレム結成編
18/77

村を襲った謎

エリーゼはナタリアにまだ聞きたいことは

あった。

村での出来事やソフィアの今回の出来事が

まだ繋がらなかった。


ゼロがソフィアを探しに行くといい

部屋の外に出た後

エリーゼはナタリアに聞く。


「村人全員が勇者に罪をきせたこと。

そのために私たちは死んで、フランツ様や

何人かの村人が犠牲になった。

つむぎやオルガが私たちを襲ったのも

パズスの仕業。

で、あなた達のクライアントも恐らくその

パズスで、女王がソフィアを嫌い

パズスと組んでいた。

ってなるわね

うーん、謎が解決しないな」


状況を整理しつつナタリアにわかる限りの

ことを聞き出す。

ナタリアはまだ続くのかよと思い聞き返す


「拷問は終わったんじゃないの?」


「まだ疑問は消えないのよ。分かるとこだけ

で言いたいから聞きたいのよ」


「わかったわ。話すわ」


ナタリアは落ち着きを取り戻し、話す。


「私のボス、ヘルツが言ってたのは

次のよう。賞金稼ぎのつむぎとオルガに

パズスは依頼したのよね。金を沢山やると」


「なるほど。それでつむぎとオルガは

襲ってきたのね。その時つむぎは

勇者の殺害、ソフィアの確保と言ってたわね」


「ソフィアのことは私も分からなかったけど

あの人のお母さんの話だとソフィアを狙うのは

彼女の力目当てのようね」


ある程度話を聞くエリーゼだがそれでもまだ

謎は残る。


「でも、それだけならわざわざゼロを

殺す必要はある?

村の人達がゼロを追い詰めたのもそれだけ

じゃ納得いかないね」


「パズスかヘルツがきっと取引をしたのだろう

損をしないように勇者を殺せと。

そうすれば謝礼もいらないし、取引の際の

金が貰える。

あと、村長としては邪魔だったのでしょう。

ゼロがね。」


「でも、殺すのはどうして?」


「あの村長、相当ソフィアに愛情があったのね。

お母さんが村を出ようとしたのはそういうこと

だったと思うけど?

生きているソフィアが目的でなく。

村長が欲しかったのはソフィアという姿。

死んででも姿さえ維持すればそれでいいのよ。

1回殺して永遠にその姿を保てる何かをして

我がものにする。多分村長はそう考えてたのかも」


「サイコすぎる…」


ドン引きするエリーゼ。

ナタリアは笑いながら返す。


「ゼロも聞く話によると大胆ね。

対して変わらないじゃない?」


「まぁ、そうだけどソフィも

満更じゃないのよね。多分村長が

襲った際庇ったからだと思うけど。

村長は肉体としてのソフィが欲しかった。

でもゼロは生きていて、元気なソフィの

全てが欲しかった。

その差なのかもしれないね」


少し喜びながらゼロとソフィがお互い好きになった

ことをまとめるエリーゼ。

ナタリアは疑問に思う。


「そうかしら私としては対して変わらないけどね。

まぁソフィアはそうしようとしたけど

だぶんアンタとリディアはゼロに

罪をきせるため利用された。

それだけは言えるわね」


「そうね…今みんなとこうして話せるのは

アイツとアスナのおかげなんだよね。

それは感謝してる。」


アスナは嫌なことを思い出しつつ自分に

納得するよう言った。


村人がゼロに罪をきさせ報酬を受け取らせない。

そしてその理由作りにソフィアたちを殺害し

自分たちはパズスやヘルツから報酬を

貰おうとした。これが村の騒動の真実である。


次につむぎやオルガがソフィアを確保し、

ゼロを殺そうとしたことを聞き出すが

窓から誰かが入ってきた。


「それは僕が話すよー」


「つむぎ!」


つむぎが窓からやってきた。つむぎはナタリアに

近づく。


「君もゼロに裸見られたんだよね。私も

見られたんだよねぇ。仲間だね。」


ニコニコするつむぎを不気味に感じる

ナタリア。


(どいつもこいつもサイコパスなヤツらね

勇者はそういう子がお好みなのかしら)


ナタリアが心でこう思うが、つむぎは語る。


「僕はパズスに直接頼まれたんだよ。

君の上司みたいにね。その時頼まれたのは

ゼロを殺すことと、

ソフィアを確保することだけ。

内容は言われなかったよ。なんでかとは」


エリーゼはなるほどとなる。

そしてエリーゼは言う。


「つまり理由は聞かされてないわけね。

でも、ソフィアに関しては何となく

わかったわ。ソフィアの魔女の血と

王家の血。これが理由なのね」


ナタリアはそれに対して次のように言う。


「考えられることは2つある。ひとつは

ソフィアに対しての異常な愛が邪魔なのか。

もうひとつはゼロが何らかの能力

を持ってるためそれが厄介なのかかな」


すると誰かがノックしてきた。パティだった。


「あのお話聞いてたのですが

それじゃ私たちが襲われた

理由はなんなんですかね?」


パティの顔は落ち込んでいるようだった。

パティは友達をパズスの部下と思われる者に

殺されたからだ。

エリーゼはパティの身を案じながら

憶測で話す。


「ソフィと同じ何かがパティにあるのかもね

だから狙われた。」


するとパティは感情的になる。


「だとしたら! ハンナ達はなんのために

死んだんです? ゼロさんはあの時ハズレだから

と言ってたけどそんなことで…ううっ」


泣き出すパティを落ち着かせるエリーゼ。

ナタリアは気休めで言う。


「でも、こうしてあなたは生きてる。

ここで悲観的になってもその子たちは…」


パティは泣きながらだが落ち着きを取り戻す。

気を取り直し最後の疑問をエリーゼに言う。


「ソフィの何らかの力が欲しいパズスのことは

わかった。村長のやった事はそれに反するけど

それは知らなかったのだろうね。

でも私気になることがまだあって

村から出る時王国のものがゼロを探してる

感じだった。ソフィじゃなくて。

あとアンタがソフィを殺そうとした理由も

聞きたいわ」


ナタリアはできるだけ答える。


「王国のものがゼロを追ってるのは

ゼロの能力絡みかな。

私がソフィアを狙ったのは

指令がそういうことだったから

これは恐らく女王がソフィアを殺害するよう

指示したことかな。

でも、私はあの時本気で殺すつもりは

なかった。表向けでは殺すようにしろと。

そう言われたわ」


エリーゼはナタリアの話を真剣に聞いていた。


「つまりソフィを表向けに殺したあと

ソフィをパズスが持ってこようとしたのか

酷いわ!」


怒りをあらわにしてる中、パティが疑問に思う。


「王女とパズスは面識あったんですかね?」


「その2人があった訳では無いけど

怪しいのはあのノールってやつね。

あいつはパズスと女王の橋渡しに

なってたのかもね」


ある程度謎が明らかにはなった。

村人がゼロたちを襲ったのは村人が取引をしたため

ソフィアを狙ったのはパズスの企み。

ゼロを殺そうとしたのはゼロの能力絡み。

そして今回のソフィア暗殺は

女王の指示と結果的にパズスの思い通りに

なるため。


聞きたいことを聞いたら、エリーゼはナタリアの

縄を解く。


「こんなことしていいわけ? ゼロに

言われるわよ」


「分かってるわ、そんなこと。

でもこう私たちのために話してくれた

あなたはもう仲間よ。あなたはナターシャ

じゃない。私の仲間ナタリアよ」


エリーゼの言葉に少し微笑むナタリア。

エリーゼは言う。


「こんなことしてられないわね。

ソフィの歓迎パーティの準備しなくちゃね」


エリーゼたちはソフィアの歓迎パーティの準備を

するのであった。


このことをゼロ、フィオナ、ヒカリは

影で聞いていた。


「ソフィアもいいお友達ができたわね。

これなら私が居なくても安心できるわ」


「フィオナさん。何言ってるの?

これからはあなたも仲間だよ。」


「そうよね」


喜びながら言い返すフィオナ。ヒカリは傍に

いたゼロに言う。


「ゼロも照れちゃって。なんだかんだで

みんなに頼りにされてるね!」


「そ、そんなの知るかよ! もう、お前たちは

早くソフィアを迎えに行ってこい」


「お前?」


ゼロの言葉に腹を立てる2人


「いえ…お願いします。お二人さん」


「よろしい!」


ヒカリとフィオナはソフィアを探しに行くので

あった。

ゼロはエリーゼたちの話を盗み聞きして

自分が彼女たちに支えられてることを

実感し喜んでいた。

だが自分とソフィアを殺そうとした

もの達に対して憎しみを抱いていた。


アスナも盗み聞きをしていたがこの件にパズスが

絡んでいることに対し怒りを覚えていた。

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