狙われたアイドル
魔女であり、魔獣使いのビビことヴィヴィアンを仲間にしたゼロたち。
ゼロは王都に向かう前に提案する。
それは仲間の特訓であった。
「特訓? 僕にはいらないよ?」
つむぎはゼロにこういいゼロは返す。
「お前とオルガはトレーニングしてりゃ大丈夫
だが、問題は他の奴らだよ。中には戦いが素人の
やつがいる。
そこでだ。エリーゼはヨナとナタリアに
動きを訓練してもらうんだ」
「私が?」
エリーゼは驚く。ゼロはさらに話す。
「後はキャロルとマリーもだ。お前らは
弱すぎる。俺と一緒にいたければ
ヨナやナタリアと特訓するんだ」
するとエリーゼは心の中で思っていた。
(私はソフィのために…)
決意をするエリーゼ。するとキャロルとマリーも
言う。
「まぁ、私はソフィアとはもう1回勝負したいわ
だから彼女をここに戻すため戦えるだけの
力をね」
「私はエリーと共に戦いたい。私も自分の身は
自分で守らなきゃ」
キャロルとマリーも決心する。
ヨナは返す。
「私も同じだ。傭兵としてではなく
お前たちの友人として私はお前たちを鍛える
そうだろナタリア?」
ヨナの問いにナタリアは間を空けて答える
「ああ…そうだな。これから行くのは王都なんだ
強いやつはたくさんいる。
はっきり言って今のあなたたちじゃ無理だから
私がみっちり教えてあげるわ! 」
ヨナはナタリアが考え事をしてるように思えてた。
するとクイナが話しかける。
「エリーゼさんの特訓は私もお手伝いします!
エリーゼさんの身のこなしは忍者の私の身の
こなしも参考にして欲しいのです! 」
「クイナ、ありがとう。ゼロから聞いたんだけど
私たちが出ていった時私たちを尾行して
アスナたちに知らせたんだよね。
ほんとにありがとう」
エリーゼに感謝され照れるクイナ
そしてゼロが指示する。
「あとのメンバーはウルスラに任せる。
ウルスラは知識がおおく、その知識を
ベル、リディア、セラに教えて欲しい。
ビビもお願いする」
「わかった勇者。彼女たちは元より私が
教えるつもりだったからな」
「みんなビビに背格好似てるね」
ビビはベルたちを見て少し見下す。
「あなたこそそんな変わんないじゃん」
リディアが反論し、ビビがムキになる。
「ビビは子供じゃないもん!」
「魔女それぐらいにするんだ。ナースの女にも
協力してもらう」
ウルスラはリディアに反論しようとするビビを止め、リリアを呼ぶ
「分かりましたウルスラさん。私の知識も
どれぐらい役に経つか分かりませんが」
「人間が独自に手に入れた知識も侮れない
力を貸してもらう。それと…」
ウルスラはウルフとキューラを見る。
「お前たちは後で訓練をする」
「なんで私たちが?」
「そうよ! あんたみたいなエルフ私が
相手したらどうなるかわかってるの?」
「そう思うなら
私を殺すつもりで相手してもいいぞ」
ウルスラはウルフとキューラに圧をかける。
するとアスナは聞く。
「ゼロ私はどうすればいいのだ? 地下室で寝てればいいのか?」
「お前は俺と一緒に来い!」
アスナは何をされるかドキドキしていた。
向かった先には一つ縛りにしているピンク色の髪をした長髪の女性がいた。
彼女は侍のような出で立ちをしていた。
それと目を閉じており、目が見えない様子であった。
「あいつは?」
するとゼロが近寄る。女は刀をだし、ゼロに
斬りかかるが剣で受ける。
すると二人は剣を構えるのをやめた。
「お久しぶりです先生!」
「お前も相変わらずだなゼロ」
二人は戦いをやめ話す。アスナと
女にそれぞれ説明する。
「アスナこの方は俺の先生、イスルギ先生だ
先生こちらが例の元魔王のアスナです」
「お前が魔王か」
イスルギは魔王の方を見て言う。話を続ける
イスルギ。
「お前とゼロを鍛えるよう言われた
覚悟は出来てるな?」
アスナはゼロに反論する。
「ゼロ!なんということを! 私が人間ごときに
訓練をするどこまで私を! うっ!」
電撃に苦しむアスナにイスルギが気づく。
「それがお前が魔王にかけて契約か
マスターであるお前に逆らうと
攻撃魔法が自然にかかるという」
「そうです。魔王を制御するには
この力が必要なんです。先生」
「な、どういうことだ!」
アスナはゼロに聞く。
「お前は俺の奴隷と最初言ったはずだ
俺がマスターということで契約した。
お前や今の仲間たちは俺のしもべなんだ」
「ふざけるな、お前… あああっ!」
イスルギはさすがに可哀想ではないかと
思ったが訓練に付き合うことにした。
「人間! この私を倒…」
アスナに言葉を言わせないほど素早い動きで
アスナを戦闘不能にする。
「どうして…」
「その姿で私を倒さなければ、
パズスに勝てないぞ!」
「なぜお前がパズスことを…」
「ゼロから大体のことは聞いている。
私はお前がパズスを始めとする
魔王候補を倒せるようにゼロから
言われている。
もちろんお前もだゼロ」
「わかってます先生。
俺は前のようには行きませんよ」
こうして訓練が始まった。
一方ある街ではアイドルによるコンサートが
行われていた。
冒険者たちを応援するために
結成されたアイドル、ワクワクガールズの
コンサートは盛り上がっていた。
このコンサートの前に王都にてコンサートをしており
その時には王女が観覧していた。
王女は二人いて、ディアナと最近見つかった
ディアナの妹だった。
コンサートが終わり楽屋にて
アイドルは全部で6人いた。
アイドルの1人パティは1人足りないことに気づく
パティはツインテールが特徴の美少女だった。
「あれ? クレアは?」
「さぁ? どこいったんだろ」
他のアイドルは知らない様子だった。
心配にはなったもののトイレにでもいるのかと
思い気にかけなかった。
パティは心配で探す。そしてトイレに入ると
個室の一部が半開きになっていた
「クレア? いる… きゃあああ!」
黄色いショートヘアーの少女クレアは
トイレで血を流して便器に座りながら
息絶えていた。
アイドルはパティを含め残ったのは
ジェーン、ダイヤ、ハンナの4人だった。
「誰が一体クレアを…」
パティたちは怖がる。すると女性マネージャーが
提案する。
「彼女たちは誰かに狙われてるようです。
ここは護衛を入れて別々にすべきです」
すると赤髪の少女ハンナが反対する。
「いや! みんなといないと怖くて!
次誰がクレアみたいになるか」
ハンナの希望でみんなは同じ部屋で泊まることになった。
しかし怖くて寝れなかった。
(一体誰がなんのためにクレアを…)
パティはそう思いながら寝る。
次の朝パティはダイヤの悲鳴で起きる。
「きゃあああ!」
悲鳴で別室に駆けつけるとハンナが
血だらけで紐で吊り下げられていた
ハンナを見て青髪の少女ダイヤはパニックになる。
「なんで私たちがねらわれるの! こんなとこにいたら殺されちゃう!」
ダイヤは外に出てその場を逃げようとする。
すると乗り物の急ブレーキ音が鳴る。
そこには乗り物に轢かれ倒れてるダイヤがいた。
ジェーンとパティが恐ろしくなって身動きが
できなくなった。
(な、なんで?)
その後二人は身動きができなくなり
夜になった。
再び眠りについたパティだったが、誰かが
パティを襲う。それはナイフを持った
緑の髪のショートヘアーで
メンバーの中でいちばん良いプロポーションを
持つジェーンだった。
「ジェーン! まさかあなたがほかの2人を」
「違うわ! あなたこそ昔から妙な力が
あるって聞いたわ! きっとあなたの能力を
誰かが狙ってるのよ!
それに私はあんたとアイドルやってるけど
いつもあんたばっかり優等生で
私は!」
ジェーンは仰向けのパティに向いナイフを刺そうと
するその時ジェーンは何者かに頭部をぶたれその場を倒れる。
それはマネージャーのミキだった。
「大丈夫パティ?」
「大丈夫よ…ジェーンは?」
パティはジェーンが心配で触ろうとする。
するとミキは強く岩のようなもので何度も
頭を殴打し、ジェーンは動かなくなった。
この様子にパティは恐怖し、ミキは言う。
「死にましたよ…ほかのメンバーもみんな」
「えっ?」
マネージャーの言葉にパティは動揺する。
「あなたには特殊なエネルギーがある。
我々はそれを狙っている。しかし他の奴らは
ない。今頃他の場所にに運ばれ、仲間が今頃食料
にしてるとこだ。もちろんジェーンも。」
「そ、そんな! ミキさんなんでこんなことを!」
パティは憤りを感じ強気でミキに言う。すると
みきは自分の皮ごと服を破き、そしてその下は
ヘルメットを被った2メートル近くの男だった
「我が名はナイトライダー。ミキと言う女は
もう既にこの世に居ない。
私がなりすましたからな」
パティは許さなかった。そしてパティは歌を歌う。
すると、周りの時が止まり
パティだけが動けていた。
パティは時を止める歌を使い一時的に時を止めて
そのすきに逃げ出した。しかし、それには
時間制限があった
パティはひたすら逃げていた。警察に知らせないと
と急いでいた。すると目の前には撒いたはずの
ナイトライダーがいた。
「どこへ逃げるのだ? 姫?」
「姫? 私が姫?」
「ああそうだ何も出来ないお姫様だから
そう呼ぶのだ。
俺は時が止まった瞬間お前の陰に隠れた
お前が不思議な能力を持ってるのは
既に知っている。我々の目当ては
特別な少女が持つエネルギーなのだから 」
パティは再び歌う。ナイトライダーは苦しむ。
「これは? 精神的にダメージを与える歌か」
逃げようとするパティだがナイトライダーに掴まる。
「さて、お前をこのままパズス様に受け渡すか
その前にいい女だ。少し遊んでやろう」
ナイトライダーはパティの喉を舐める。パティは
身の毛もよだつような気持ちになる。
その時、ナイトライダーの腕が落ちた。
「なんだ?」
パティはその隙にナイトライダーから逃げる。
するとそこに現れたのは緑の鎧を付け、バタフライマスクをつけ、猫耳をつけた長髪の女性だった。
「美少女の嘆きがそこにある時、必ず私は
現れる。私の名は全国の美少女の味方!
グリーンキャット!」
と、ビルの上から名乗ったグリーンキャットはビルから飛び降りて着地する。
(痛い。やっぱり5階からは無理あったか)
内心、足の痛さに我慢するグリーンキャット
ナイトライダーが答える。
「なんだか知らないが、お前なんだ邪魔するのか」
「その通りだ。純粋な少女たちを殺し、
そしてアイドルを手にかける貴様らのやり方
このグリーンキャットが…」
すると魔法弾というエネルギー弾で攻撃する
ナイトライダー
「きゃあ、痛い!」
グリーンキャットは痛がる。するとナイトライダーは
驚く。
(どういうことだ。並の人間なら死ぬぐらいの
攻撃をしたぞ)
驚いてるナイトライダーに言う。
「名乗ってるのに攻撃するなんて
常識ないんじゃないの?アンタ!」
「うるせぇよ! 戦ってる最中にそんなのに
付き合ってられるか! 」
するとナイトライダーは巨大なかぎ爪で 襲う
「行くぞマジカルセイバー!」
グリーンキャットは緑色に光る剣で
ナイトライダーのかぎ爪と互角に戦う。
(なんだこの女、妙な鎧に妙な武器…ならば
するとナイトライダーは灯りがあるところにて
グリーンキャットを誘導し、影が見えるようにする
するとナイトライダーは影に隠れる
影に隠れたナイトライダーはあちこちの影を使って
潜伏しながらグリーンキャットを攻撃する。
(くっ、かくなる上は…)
グリーンキャットは暗闇の多い箇所へ来た。
(馬鹿め俺は影に隠れてるのだ。ここで少しの影が出来たら間違いなくあいつは死ぬ)
するとグリーンキャットは技の名前を叫ぶ。
「グリーンフラッシュ!」
すると眩い光が闇夜を照らす!
「な、なんだ!」
思わず影から出たナイトライダーだった。
影という影はなく周りは昼のようだった
「なんでだ! 今、夜だろ!」
「魔法で光を照らしこの空間だけ昼以上に明るい明度になったのだ。さぁ覚悟しろ!
グリーンスラッシュ!」
ナイトライダーは明るさにひるみ、グリーンキャットのマジカルセイバーで大きく深手を負った。
「くそっ! 今日はこのくらいにするか!」
するとナイトライダーは逃げ、影のあるとこに隠れそのまま消えていった。
グリーンキャットの作ったフラッシュフィールドは
閉じ、周りは夜に戻った。
すると影で隠れていたペティが現れる。
「ありが…」
感謝を言おとするパティをグリーンキャットが
捕まえ明るい場所に移動した。
「いきなり何するんです?」
「あそこにあいつがまだいるかもしれない。
だからここへ移した」
「なるほど! あなたは一体?」
グリーンキャットの行いに納得したパティだが
疑問に思う。するとグリーンキャットが返す。
「私のことよりも、君はある男に保護されて欲しい
この地図のあるとこに豪邸があるそうだ
ここは多くの人に知られていないとこだから
他言せずに頼む」
するとグリーンキャットは去っていった。
「この豪邸の場所、結構時間かかりそう」
そしてパティは朝になった途端。始発の鉄道にのり
豪邸を目指すのであった。




