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82小節目
「クラヴィスレオン殿、なぜルルカ嬢を迎えに参られたのですか?」
グラディアスが尋ねると、使者の青年は返答した。
「申し訳ございませんが、ここではお話できかねます
できれば、ルルカ姫と二人だけでお話させていただきたいのです」
「だめだ!知らない男と二人っきりなんかにできるもんか!」
ライガードが親ばかモードで叫ぶと、国王様がたしなめる。
「ライ、相変わらずだね!
少し、落ち着いてごらん。
さて、ルルカ嬢、あなたはどうしたい?」
選択権を本人に委ねると、あっさり答えた。
「聞かないよ」
「ルルカ姫…」
「でも、祖国には行くから。
ハリーも一緒についてきてくれるならね❤」
「ルッカ…」
中身はまだルルーカレツィアなので、精霊の意図が分からず
困惑気味のハルフォードであった。




