88/118
78小節目
とりあえず、お腹をみたすことになり、説明はそれからとなった。
「まず、ルルカは今、眠っています。
わたしは、本体を祖国に残し、
精神体のみ同居させてもらっています」
「精霊とは、そんなことができるのですか?」
驚きをかくせず、グラディアスが質問した。
「ルルカは!ルルカは無事なんだろうな!」
ライガードが心配のあまり叫びだす。
「お黙りなさい!二人共!
まだルルーカレツィア様のお話の途中ではありませんか‼」
マルーカにきっと睨まれ、思わずびくんとした二人はそろって謝罪する。
「「すみませんでした!」」
「よろしい!」
にっこりほほえむと、精霊に向かって話しかけた。
「失礼しました、ルルーカレツィア様。
どうぞ続きをお願いします。」
それを見ていたハルフォードが心の中でつぶやく。
ーやつばり、マルーカマジ最強!
すると、くりっとハルフォードの方へ顔を向けて
にっこり。
「お片付け、よろしく!」
につこり。
「···はい」




