42小節目
「何で姿がみえるんだ?」
ハルフォードが驚いて声を上げると、白ワンコは精霊王の背中のうえで
おすわりして挨拶した。
「ごきげんようです、ハルフォードさん。
ここは、まがりなりにも精霊王の影響が深いので
神殿内では、我ら精霊の眷属の姿をみることができるのです。
それにしても、リリアさんとおんなじ顔をされているのですね!」
改めてルルカに挨拶をする。
「はじめまして、ルルカさん!
月の精霊の眷属、銀狼の一族を代表してお手伝いに参上つかまつりました!」
「うああ〜、お話もできるなんて、なんて賢いワンコさん❤
それに、とってもとーっても綺麗な毛並み‼
ちよびっと、ほんのちょびっとでいいから
モフモフしてもいい?」
ルルカに褒められ得意顔のしろわんこは、嬉しそうに告げた。
「ちょっとと言わず、心ゆくまで堪能して構いませんよ!」
「うわあああ〜‼ルルカちょー感激‼
そいじゃ、遠慮なく‼」
うぐえええ〜!!
ルルカまで精霊王に乗っかってしろわんこに全力で埋もれていく。
ーしろわんこまで手懐けるとは、恐ろしいやつ…
座布団と化した精霊王には気をとめず、しろわんこのモフモフを堪能するルルカなのであつた。




