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34小節目
舞終わった後、ルルカはいつものお約束通りぶっ倒れた。
「なんじや、まだ、覚醒しておらんのか?
見かけによらず、お子ちゃまなのじゃな…」
ルルカを運ぼうとしたハルフォードが、だきかかえようとした手を止め、
精霊王を睨みつけた。
「そっちが誘っておきながら、ルッカを傷つける発言はよせ!」
ふっと鼻で笑い、精霊王はつぶやいた。
「ガキ」
「なんだと‼」
「やめないか、二人共。
マルーカ、ルルカ嬢の手当を。
ナギ、寝室までお運びしてくれ」
「御意」
出番をなくし、ハルフォードは憮然とする。
そんな弟に苦笑しながら、グラディアスは話を続けた。
「王殿、お話があります」




