表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/118

31小節目

「おや、我が同士!

ご機嫌いかがかな?」


精霊王の挨拶に、驚いた顔を一瞬で消し、冷静な顔で世継ぎの君が尋ねた。


「ハール、こちらは?」

「オーちゃんだよ、グラさん」


ルルカが間髪入れずに答えた。


「オーちゃん?」

「っそ、オーさまだから、オーちゃん」

「おーさま?????」


ますますわけが分からずに混乱気味のグラディアスに、

業を煮やしたマルーカが解説を入れる。


「精霊王様なんですよ、これでも」

「これでも‼これでも、とな⁉」


抗議する精霊王にギロっと一睨みし、マルーカが一言。


「なにか文句がございまして?」

「いいえ、何にもございません。」


即座に謝る同士に対して、ハルフォードはひややかなしせんを送る。

ー朝から地雷ふんでどうするっつーの!

 本当に、王様なのか?


やりとりをずっと見守っていたミスカが見かねて発言をした。


「あの、皆様、ここで立ち話もなんですから

お茶にしませんか?

美味しいハーブティーを用意いたしますよ」

「あっ、いいねいいね〜❤

ミスカねいさんのハーブティーは天下サイコーだかんね!」


マルーカの指摘がすぐ入る。


「ルルカさん、ことばがなっていません。」

「ごめ〜ん!あっ、マールおばさん特製クッキーまだあるよね?

あれ、すっごくすっごーく美味しかったんだよね‼

一緒にだしてもいい?」

「フフッ、しかたありませんね。

皆様、積もる話はお茶をいただきながらにいたしましょう!

ミスカ、じゆんびのお手伝いを。

ナギは警護をお願いいたしますね」


テキパキと場を仕切るマルーカをみながら、グラディアスは思った。


ーすごいな、場の雰囲気を一瞬で変えるとは!

 鉄壁のマルーカを一瞬で打ち砕くとは…

 これは策略か?それとも天然か?


スキップしながら前をいくルルカの背中をじっと見つめるグラディアスに

全く気づかないハルフォードなのであつた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ