表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/118

28小節目

「辞退します!」

「却下!」

「兄上‼」


ハルフォードがいつになく声を荒げて叫ぶ。


「これ以上ルルカにどう接しろと言うのですか‼」


世継ぎの君は冷静に告げる。


「ハール、間違えるな!

ルルカ、ではなくて、リリアなのだよ、私の婚約者は」

「しかし!」


なおも食い下がる弟に、止めの一言。


「王命なんだよ、これは」

「!」


黙り込んだハルフォードに、グラディアスは諭すように告げる。


「以前、私は、夢魔に操られた者から命を狙われた過去があるから、

この件に介入できない。

それでは王族の責任が果たせない…

 しかし、ハールならそれが出来る。

 だからこその抜擢でもあるのだよ!」


むくれた弟は、ぼそっとつぶやく。


「王位継承権は放棄しましたよ!」

「それでも、私の弟である事実は変わらない。

 それに、主神殿は王族の男子しか入れないんだ。」


それでも、納得のいかない弟は言い募る。


「兄上の警護はどうされるのですか?」

「大丈夫だよ!強力な助っ人を依頼してあるから」


衝立の影から、男が音もなく現れた。


「ヘタレぼうず、ルルカを守るって約束したはずだぞ!」

「なんで…」


ことばを失ったハールの前にあらわれたのは、ライガードその人であった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ