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24小節目
「とりあえず月刀をもらうね」
ルルカはそう言うと、ハルフォードから月刀を受け取った。
ミスカがそれを見て、不思議そうに尋ねた。
「月刀は一つではないのですね… 」
「私も二つあるなんて初めて知りました!」
マルーカも感想を漏らした。
「ところで、そこにいる不審者は誰なんだ?」
ナギが慌てて諌める。
「無礼ですよ!ハルフォード様。
こちらはこの主神殿の主たる尊っき存在ー精霊王様その人なのですよ!」
「精霊は存在するのか!」
「おほんおほん」
突然話題をふられ、ちょっと偉そうな態度をとる精霊王であったが、
さっきのおまぬけぶりを見てるだけに、ハルフォード以外は生ぬるい目で
見つめていたのだった。




