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23小節目

「ハリー!」

「ハルフォード!」

「ハルフォード様!」

「ラインガード!」


「「「「っえ?」」」」


精霊王だけ違う名前を発し、一同が凝視した。


「王様、それ、誰?」


ルルカが思わずつっこんだが、精霊王は黙り込んで答えようとしない。


しびれを切らしたハルフォードは、月刀をぐいと差し出しルルカに言い放つ。


「受取るのか、それとも、いらないのか?」


ルルカはハルフォードの方を振り返り、ちょっと拗ねた口調で話しかけた。


「ハールってば、目覚めた時わかんなかったこと、まだ根に持ってる〜

なんか、おばばに吹き込まれなかった?

あたい、名前は絶対忘れなかったよ!」


じぶんが名前を忘れていたことを暗に指摘され、ちょっとむくれた。


「じや、なんで俺だってわからなかったんだ?」


彼を虜にした微笑みを浮かべ、ルルカは答えた。


「顔、忘れてたんだもん!」


ガラガラガラドングシャンパリン。


あわれ、ハートはこなごなに…


「それに、チョーかっけーし!わかるわけないじゃん❤」


この娘には絶対尻にひかれてしまうぞ!と、マルーカ、ナギ、ミスカから生ぬるい眼差しを向けられていることにもきづかぬまま、真っ赤なかおをしてうつむいてしまった純情ハルフォードであった。





ーまさか、あの男と同じ顔とは!

 ここまで、そなたは…

精霊王だけは、どこか遠い目をしてこの茶番を眺めているのだった。

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