20/118
18小節目
「ねえねえ、王さま〜」
「なんだ突然!気持ち悪いぞ!」
「お腹すいてない?」
「そなたといっしょにするでな」
ぐううううきるきるきる。
「············」
てへぺろ
スタスタスタスタ。
とっとと立ち去るルルカを精霊王が慌てて呼び止める。
「こら、またんか!どうやってかえるつもりだ?」
くるっと振り返り一言。
「ぶっこわす‼」
「ちょっと待てー!!
悪かった、悪かった。ちゃんと戻すから、送って差し上げますから!!」
慌てる精霊王の手をぎゅっとにぎり、ななめに見上げて可愛くお誘いする。
「王様も一緒に食べよ❤美味しいよ!」
「うん」
手を引かれた精霊王は素直についていく。
ーハールといい、王様といい、オノコは食い物に弱いのねえ〜
改めて二人のトリセツを心に刻んだルルカであった。




