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17小節目
むむむむむむむむむむー!!
二人でにらめっこをし続けた。
「「はあああ〜」」
同時にため息をついて、座り込む。
グルグルキルキルキル〜
「お腹すいたあ〜!!」
ルルカがさけんだ。
「そなた、乙女の恥じらいとかは持ち合わせぬのか?」
見かねた精霊王がルルカに尋ねると、呆れた顔で答えを返した。
「今どきそんなのいるわけな…あ、いた!
あたいとおんなじ顔のもうひとりの子が
人類最後の乙女かも」
「いやいい!絶対いい!!あいたくな、あわわ、あえなくていいから
ほっといていいから!!」
「???」
精霊王は必死で、全力で否定する。
同じ顔のもう一人は、凶暴で容赦ない姉精霊その人である。
王にとって彼女は怖い存在以外のなにものでもないのであった。




