表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/118

16小節目

というわけで、精霊王はずっとずっと長い間眠り続けてきた。

しかし、ルルカの詩によって覚醒したのである。


ーこいつが惰眠をむさぼっていたから、夢魔が王都にはびこんじまったんだね!

 なんか、腹立つ~!!


ルルカは仁王立ちになり、思わず王に向かってさけんだ。


「そこへお座り‼」

「はい!」


思わず条件反射で正座する。


かつて、ルルカレツィアの姉精霊に説教をくらうときは、いつもこの姿勢だった。

とにかく強くて、怖くて、容赦なかった。

なまじ同じ顔をしているだけに、内心冷や汗ダラダラものだった。

雷が落ちるのを今か今かと待ち受けていると…


「っふ、あははははは!」


落ちてきたのは、陽気な笑い声。

見上げた先には、かつて片思いだった女性(ひと)と同じ笑顔。


「王様ってば、素直なんだね。

そろそろ起きて、あたいたちの世界に

干渉してくんなきゃ!

それに、寝てばっかじゃつまんないじゃん。

世の中、そう捨てたもんじゃないよ!」


ーそうだな…こうして、また、再会できたから。


すっと立ち上がり、こんどは見下ろして微笑む。


「君の世界に案内しておくれ」

「無理!」


速攻一言。


スンガラガッシヤン。(精霊王のハートが砕けた音)


「だって、どうやって入ったかもわからないんだもん!

出れるわけないじゃん。

おおさま、い、け、ず!」


前言撤回、意味不明、意味不明、意味不明、意味不明、意味不明…



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ