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そこへ席を外していたライガードが戻ってきた。
「どうやら間に合ったようだな」
そう言うと、一通の書状を差し出した。
「陛下からの任命状だ」
「国王様からの?」
不思議そうに書状を受け取るハルフォードに、
ライガードは説明をつづける。
「我が国はルルカの親父さんが失踪した時に、
エスファルディアとの国交を断絶しちまった。
しかし、今回、国交を回復すべく
特別使者を派遣することとなった。
ヘタレボーズ、お前がその使者に抜擢された」
「俺が‼」
「そう、“ハルフォード=エスメラード”として」




