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エイル・キー  作者: 新座ユイト
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第一話「炎と氷の手」

創生神ガンドロメイン この世界を造ったとされる第一の神だ。

神は人間を創り、人間に目的を与えた。それは「エイル・キーを集め創生神の足元まで行く」ガンドロメインはそれを行う人間達を見てただただ楽しみたいだけなのであった。


「いってきまーす」

そう元気よく飛び出ってた少年。彼の名はファルド・ノンド。彼は両手にそれぞれ違う属性のロメインを持っている。右手が炎で左手が氷だ。ロメインとは人間が一人一人持っているオーラの事だ。彼は珍しく二つのロメインを持っていた。彼はこれからこの世界の人間の目的エイル・キーを探しに行こうとしていた。

草むらを歩いているファルドは第一の鍵を探しに行こうとしていた。エイル・キーは全部で12個ある。その中で今まで発見されたエイル・キーは4つあり3つが入手されている。ただ1つだけ発見されているのだが入手出来ないものがあった。それがファルドが探している第一の鍵だ。第一の鍵は、ラーク遺跡にあると言われている。

「とりあえずラーク遺跡の近くの村ナズナロに行ってみよう」

───ナズナロ───

「ナズナロについた~!宿を借りて今日一泊しよう」

宿屋ナズナロにつき部屋を借りて明日の目的を確認した。

「明日は遺跡に入ってエイル・キーを探そう。モンスターがいるかもしれないな~。魔力を効率よく使っていこー。もう眠いから寝よ!」

朝早くから宿をでたファルドは、遺跡内に入り走り出した。遺跡の中は人間の骨ばかり落ちていた。

「うわっ!気持ちわりー骨ばっかで異臭しかしないぞなんかつえーモンスターでもいんのかな?」

とその時だった。いきなり地面や壁からドリルアイアントが大量に出現した。ファルドはロメインを展開し炎の初級魔法ファイアソードを出した。

「数はひーふーみー・・・げっ!?20体いるじゃねーか!」

ファルドは、敵の方に駆け出し次々と敵を切り刻んだ。ドリルアイアントは斬られた瞬間に燃えて跡形もなく灰になってしまった。だがドリルアイアントは増え続ける一方だった。

「やばいな!これじゃキリがない。仕方ないあれをやるか!!」

そう言い出すとファルドの目の前に巨大な魔法陣が展開され

『ファイヤーレインズ』

そう言うと敵の頭上に炎の雨が降り注いだ!

敵は粉々になりいなくなった。

「ふぅ~やっとおさまった」

ファルドまた遺跡の奥に向かっていった。

・・・と思ったのだが、後ろの方からわしゃわしゃ気持ち悪い音が聞こえたので振替って見ると、ドリルアイアントが今にも襲ってきそうな勢いでこちらを見ていた。

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ファルドは悲鳴をあげ逃げようとした。

『ファイアブレイク』

そう唱えられると目の前にいたドリルアイアントは消し飛んだ。

「大丈夫かい」

知らない声がした。見たらメガネをかけた赤髪の女性がいた。

「はい!助けていただきありがどうございました。」

とりあえず助けて貰ったし礼だけ言っておこう。

「君、エイル・キーを探しに来たんだよね?」

「そうですけど」

「ならやめた方がいい。ここには悪魔が住み着いている。力のあるものだけがこの遺跡に来た方がいい。」

「そんなのやってみないと分からないだろ!」

「ドリルアイアントすら倒せない君が遺跡に潜ったら即死ぬだけだ。」

「・・・」

言葉が出ない。

「君、私の弟子にならないか?」

「えっ!?」

急な話しすぎて頭が回らない。

「君にはまだ力がない。私の弟子になってロメインについて勉強しないか?」

(どうしよう・・・なってもいいけど、この人が強いか分からないしなー)

「じゃあ俺と勝負してくれよ。あんたが勝ったたら弟子になるよ」

「いいよ!ただ私に勝てるの?」

「なめないでくれ!」



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