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蜘蛛ですが、なにか? 作者:馬場翁
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63 鑑定さん、いや、鑑定様!

《熟練度が一定に達しました。スキル『過食LV4』が『過食LV5』になりました》

 おー。
 猿を食べまくってたら過食のスキルレベルが上がった。
 まあな。
 こんだけ食べればな。
 上がりもするわな。
 もうすでに3桁くらいの猿食ったんじゃね?
 それでも腹が膨れない不思議。
 過食発動時と進化直後に起きる不思議現象だけど、ホント、この大量に食ったものはどこに消えてるんだろうね?
 そして、こんなに食べてもまだまだ食べられるっていうね。
 とりあえず、猿を食い尽くす勢いで食べよう。

 食べながら毒関連以外のスキルも確認していく。
 今回すごいスキルレベル上がってる。
 特に嬉しいのが蜘蛛糸と操糸がダブルで上がってることだね。
 新スキルの毒攻撃ともども、私を支える主力スキルだからねー。
 蜘蛛糸は元々結構スキルレベル上げるの大変だったけど、高レベルになってからというもの、ホント上がんなくなってたからねー。
 ここに来てのレベルアップは嬉しいわー。

 んで、集中も上がってるねー。
 これ、猿と戦う前はレベルもっと低かったはずなんだけど。
 それだけ猿との戦いは激しかったってことかな。
 深く集中してたから熟練度の稼ぎも良かったとか。
 より濃い経験を積んだほうが、熟練度の上がりも良いと。
 命中とかもちょいちょい上がってたから、そういうことなんだろうねー。 
 そういえば、地龍から隠れてる時に、物凄い勢いで隠密と恐怖耐性のスキルレベルが上がったしね。
 あの時は文字通り必死だったし。

 あとは、お、毒以外の魔法2種も上がってる。
 どれどれ?
『外道魔法:魂を直接犯す魔法。使用可能な魔法はレベルによって異なる。LV1:不快LV2:幻痛LV3:幻狂』
『影魔法:影を操る下位の闇魔法。使用可能な魔法はレベルによって異なる。LV1:濃影LV2:大影』
『幻狂:魂に直接狂気を植え付ける』
『大影:影の大きさを変更する』

 なんていうのかなー。
 外道魔法がマジで外道な件。
 何?
 狂気を植え付けるって?
 強制的に発狂させるって事?
 えげつないわー。
 使いてー。

 で、影魔法の方は、微妙。
 これレベル1の濃影と一緒で、高レベルの魔法とセットでなきゃあんま意味ない魔法じゃん。
 どっちにしろ使えないけど、レベル上げるの大変そうな魔法だな。
 だって実戦じゃ今のところ使い道ないんだもん。
 どっちにしろ使えないけどね!
 大事なことなので2回言いました!

 耐性系もちょいちょい上がってるね。
 新しく手に入れた気絶耐性と外道耐性も調べておこう。
 腐蝕みたいに字面と中身が違うやつとかもありそうだし。
 いや、字面だけ見ても外道耐性って何だよと思わなくもないけどさ。

『気絶耐性:気絶しにくくなる』
『外道耐性:魂を直接犯す効果に対しての防御能力が増加する』

 まんま予想通りだった。
 うーん。
 外道耐性はまあいいけど、気絶耐性って、睡眠攻撃にも有効なのかな?
 いや、睡眠攻撃なんかあるのかわかんないけどさ。
 もしそういうのがあったら、睡眠耐性になるんじゃないの?
 気絶耐性はそこら辺どうなのよ?
 うーん。
 もし睡眠攻撃持った敵がいたら、気絶耐性はあんまあてにしないことにしよう。

 ふむ。
 あとは、生命と魔量、それから剛力と堅牢ね。
 大体の予想は出来るけどねー。

『生命:スキルレベル分HPにプラス補正が掛かる』
『魔量:スキルレベル分MPにプラス補正が掛かる』
『剛力:スキルレベル×10分平均攻撃能力にプラス補正が掛かる。また、レベルアップ時にスキルレベル分の成長補正が掛かる』
『堅牢:スキルレベル×10分平均防御能力にプラス補正が掛かる。また、レベルアップ時にスキルレベル分の成長補正が掛かる』

 まあ、予想通り。
 やっぱりステータスの底上げスキルだった。
 嬉しいのはやっぱり剛力と堅牢でしょ。
 強力と堅固が統合されたから、その強化系のスキルなんだってことはある程度予想してたけど、韋駄天みたいに成長補正が付くとは思わなかった。
 やっぱり、魔物の殺戮者の称号は、魔物殺しの称号の上位互換なんだね。
 魔物殺しで獲得したのが強力と堅固だったしね。

 わがままを言えば、強力と堅固も統合されないでそのまま残って欲しかったけど。
 私の貧弱ステを考えると、ちょっとでも底上げが欲しい。
 特に防御力。
 猿との戦いでは死にかけたしなー。
 うーん。
 でも統合されて熟練度に加算されてるのなら、早くレベルアップできていいのかな?
 そう考えると、やっぱ統合されてたほうがいいのかなー?
 まあ、今更ではあるんだけどねー。

 さて。
 最後だ。
 ええ、最後ですよ。
 最後まで残しておきましたよ。
 そりゃ、そうでしょ。
 最初は期待を裏切り続け、最近は調子がいいと思ったらこの体たらく。
 やっと、やっと私の期待に応えてくれるようになったと思った矢先にこの仕打ち。
 この私の落胆がわかるかい?

 ねえ、鑑定さん?

 君レベル上がってるよね?
 上がってるのにあんま進歩ないよね?
 いや、いいよ?
 確かにステータスからスキルポイントが見れるようになってるよ?
 便利は便利だよ?
 けどさ、このところの飛躍からしたら、君さぼってない?
 このところ調子良かったからちょっと調子乗っちゃった?
 ねえ、どうなのさ?

 はあ。
 ないわー。
 久し振りに言っていい?
 使えねー。

 あーあ。
 まあ、スキルポイントが表示されてるのは確かに便利だから我慢してあげるよ。
 ついでにスキルポイント鑑定しておこうか。
 今までよく分からずに使ってたし、一応概要くらいは見ておこうか。
 ポチッとな。

 ズラッとなんか出てきた。
 何これ?
 とりあえず中身を見る。
 …
 …
 …。

 鑑定さん、いや、鑑定様。
 ナマ言いましたすんませんごめんなさい!
 あなたは偉大でした!
 卑小な私めにはあなたの偉大さが理解しきれておりませんでした!
 平にご容赦を!

 そこに表示されていたのは、現在のスキルポイントで取得できるスキル一覧だった。
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