短編 「雪」
ただ単なる自己満足作品です。
これから頑張っていきますので、今回の作品はあまり期待しないでください。
初投稿です。
雪が降っていた。
ただ何の変化もない景色をただひたすら眺めながら歩く少年は、昨日の出来事を悔やんでいた。
少年は昨夜、少女を一人殺した。理由は少女の自殺志願。決して少年に殺害の意思は無く、ホントのコトを話せば誰もが許すであろう話しなのであるが、少年はまだ、悩み続けていた。
小鳥のざわめきが少年を襲うとともに、目の前に川が広がった。
少年は自分がこの森から出られると言う喜びが生まれると同時にそこに虚しさと悲しさが生まれ、複雑な意志の海へと潜っていった。
決して誰が悪いわけでもなく、もちろん少年は罪人ではない。
それでも少年は悔み、悲しみ、嘆くだろう。
昨日は雪が降っていた。冷たい氷の粒が少年の頬を伝い落ち、地面に多くの雨をもたらした。
そして今日も雨が降る。
読んで下さりありがとうございました。
素直な評価をお願いします。