【新吉良8】 バチバチのルーキー
「んぁーあ、よく寝た。
おいユージ!ミルクティー用意しろ!
んぁ?誰だおまえら?」
「おっと、これはいかん起きてしまったか」
タクチが目を覚まし、ヒデキは姿を見られてしまった。
「おいそこのハゲ共!ミルクティー用意しろ!早くな!」
タクチは誰彼構わず奴隷にするのだ。
ちなみに、ヒデキもスキンなのだ。
「ヒデキよ、随分と元気な王子で結構結構コケコッコーてね。」
シノブは駄洒落を使いこなす。お洒落なのだ。
ブンブンブーン!!!
そしてそこに、XJR5000に乗ったタクヤが屋城の前に到着した。
「やっと着いたー!おー!?
破壊神ってスキンヘッドって聞いてたけど、もしかして2人いんのかぁ!?ワクワクすっぞぉ!」
「ほぉ、久しぶりの若ぇーお客さんかな?
元気が良さそうだあ
ヒデキよ、お前も少し遊んでいくか?」
シノブはヒデキに優しく微笑みそう呟いた。
その瞬間、頂上の空に雷の音がゴロゴロ音と共に凄まじい光を放った。
「んー?破壊神は裸のおめぇの方だな?
殺気が凄まじいぞぉ」
タクヤが声を尖らせワクワクして言った。
そこへ痺れを切らしたタクチが割って入った。
「おいテメェ、そのバイクうるせえんだよ。殺すぞ?早くミルクティー用意しろ!風穴開けられてえのか!?あぁ!?」
「おめぇ、それオラに言ってんのか?
オラに喧嘩で勝ったら美味ぇミルクティー用意してやるよ」
「てめぇ、誰にそんな口の聞き方してんだ、あぁ?こっち来いや、2度と逆らえねえ様に躾してやるよ」