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【新吉良6】 ザ・壊し屋の幹部
「、、タ、ンタ、ケンタ、ケンタ」
ケンタの頭の中に名前を呼ぶ声がする。
「あ〜、ハラヘッテ、ウゴケンタ〜、
マキバラ君、オニギリ、ある??」
ケンタが気絶から目を覚ました。
そこにはシノブの右腕のマキバラが立っていた。
「お前途中で自分運転モードに切り替えただろ。おれが最後まで操縦してたら
奴の体は、今頃生ゴミになってたぞ。」
マキバラは渋い声で言った。
ケンタは2度目のゼロブレイクを打つまでは、マキバラがコントローラーで操縦していた。
「出力80%に上げようとしたけど、お腹空き過ぎて間違えた。自分運転モードにしちゃったゴメン。」
タクヤとの怠慢時、ケンタは出力30%だった。
「へぇ〜、さっきの子なかなか強いじゃん。」
マキラの隣には(ザ・壊し屋)の解体ランキング1位のワナベも一緒にいた。