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吉良物語。〜1000年後の吉良へ〜  作者: 鳥巣頭104FLYAWAY
29/29

【愛雷鬼雷9】大東京警察魔物対策課 課長アキラ




〜〜〜〜〜〜〜〜

惑星 大東京

大東京警察本部

魔物対策課

〜〜〜〜〜〜〜〜



コヤマ

「うん、やっぱりそうだ

ここ最近魔物の発生率が上がってる

以前は年間で20体程度だったのに

ここ1年くらいで2〜3倍に増えた

どうしてなんだろう?

魔物は過去の災害や戦争兵器での化学反応から

突然変異したと世間では考えられているし

警察や魔物研究所からの発表も確かな事は分かっていない、、、」



大東京警察本部、魔物対策課のコヤマ キョウ(小山響)は

事務所でパソコンをいじりながら魔物の資料を見ていた。




コヤマ

「アキラ先輩

なにか分かりました?」




アキラ

「、、、

いやさっぱりだっ

お前は何か分かったか?」





冒頭で話したゴッドママのブローカーをしている

ヤマガミ アキラ(山神輝)だ。

コヤマはアキラの後輩刑事でもあり

パートナーでもある。






コヤマ

「それが全然分からないんですよ

こんなにも色々な機関が調べてるのに

全く分からないって事あります?

僕なんか魔物検定1級まで取得しちゃいましたよ?

魔物の特徴、特性、タイプ、種類、固有名詞なんかほぼ完璧に覚えてますからね?

でも、どこからどう産まれてきたとかはまだ分かっていない

医療班も死体を解剖しても中身は動物に似ているだけで動物では無い。

動物が化学反応で突然変異したと考えたとしても

辻褄が合わない事がありすぎるし

政府は魔物の研究には資金提供も惜しまないから早く成果を上げやすいんですけど

どうしたらいいんですかねぇ?

うーーーん。」




アキラ

「、、、お前は本当に真面目だな

尊敬するよ」



コヤマ

「いやいや全然ですよ!

刑事として当然の事をやってるまでです!

アキラ先輩の方が凄いですよ!

僕なんか足元にも及ばないです!」




アキラ

「ふっ

ありがとなっ」



アキラはスカしながら返事をして

ワイルドセブンのタバコに火を付けた。




ガチャン!

その時扉が開いた。




アサクラ

「おつか、、あ!

アキラくんまた事務所でタバコ吸ってるぅー!

減給よ!減給!」




アキラの後輩刑事のアサクラ カレン(朝倉香蓮)が入ってきた。

コヤマとアサクラは同期だ。




コヤマ

「アサクラさんの方こそまだ言うんですか!?

いいんですよ!

アキラ先輩は特別なんだから!」



アサクラ

「ううん!

ダメよ!何回だって言うわ!

アキラくん早くタバコ消して!」



アサクラは事務所の机にある灰皿をアキラに向けて差し出した。




アキラ

「はいはいっ」



アキラは椅子から立ち上がり

アサクラの前に立ち、アサクラの顔に顔を近づけて目を見つめながらタバコを灰皿に押し当てた。




アサクラはアキラの目を可愛く引きぎみで

「何よこいつ」みたいな感じで睨みつける。




アキラ

「ちょっと出て来る

お前らは引き続き仕事しとけ」




アキラは事務所から出て行った。



コヤマ

「あーあ

アキラ先輩怒って出て行っちゃいましたね」



アサクラ

「アイツが怒ったとこなんて見た事ないわよ

てか!そんな事よりやばい情報手に入れたんだった!

原宿に新しくキットカット専門店ができてたのよ!

凄くない!?ねえ夜勤前に夜ご飯で行ってみない!?」



コヤマ

「ててて、、、

そんな事ですか、

なんですかキットカット専門店って、しかも夜ご飯にキットカットっておかしいですよ

アサクラさん以外キットカットをご飯代わりにする人なんてこの宇宙に1人もいませんよ」




アサクラ

「おほほほほ!そうね!自慢じゃないけど

私の体はキットカットでできてると言っても過言じゃないわ!

おほほほほ!」



コヤマ

「そんなチョコばっかり食べて体調不良で仕事休みとかやめてくださいよー?」



アサクラ

「バカおっしゃいなさい!自慢じゃないけど

私はチョコはキットカットしか食べないのよ!

おほほほほ!」



コヤマ

「返事になってないですよ、、、

まあとりあえず、アサクラさん

これ見て下さい」



コヤマはアサクラに最近の魔物発生報告書のまとめ資料を見せた。



アサクラ

「うわー

最近やけに多いわね

“キットカットの魔物”みたいな奴出てこないかしら!

そしたら私が1つ残らず食ってやるのにいっ!」



コヤマ

「キットカットから1回離れて下さい、、、」





〜〜〜〜〜〜〜〜

アキラ

〜〜〜〜〜〜〜〜




アキラはタクシーに乗って都内の薬局

“クスリのアキオ”に来ていた。

そしてトイレに向かい、大便の個室に入る。


大便トイレのウォシュレットボタンを

【止】のボタンを10回押し、

【大】と【小】のボタンを同時に押した。


そして壁を押すと壁一面が反転し

反転側のルームに入った。


すぐに地下へ続く階段が見え、そこを下る。


すると扉が見え、中に入った。



アキオ

「おぉ、アギラきたっぺか」



クスリのアキオのオーナーのゴシマ アキオ(護島明生)がいた。

アキオは東北弁で喋る。

そこでは魔物の研究、いや、魔物を作っていた。



アキラ

「あれ?ママさんは?」



アキオ

「ママならベットルームで寝でらぁんじゃねえが?」



アキラはベッドルームに入った。



アキラ

「ママさん、起きろ

俺が来たぞ」



ゴッドママ

「うぅぅぅゔゔゔ

ぐぅぁぁぁう!」



ゴッドママは起こされた反動で寝言を言った。



アキラ

「まも、、

ママさん!起きろ!」



ゴッドママ

「たく、っるせえなあ

今起きるからあっちで待っといておくれ」



ゴッドママは気持ちよく寝ていたのに起こされて

ご機嫌斜めだった。



アキラ

「はいよ」



アキラはアキオの研究室に戻った。



アキオ

「おいアギラ見ろぉ

ほーれ」



アキオは猫の死体に、アキラが魔物の死体から切り取っってきた肉片から、独自に配合した注射を、猫の死体の心臓に打ち込んだ。



すると死体の猫は、みるみる血管に血が通い

痩せた肉は太り、目は白目だが、息を吹き返した。



魔猫

「ミャオ」



アキオは動物の保護に力を入れた活動をしていたが、

その役目は保護団体に任せようと考え、自らは

殺処分や餓死など、どうする事もできなくなった動物達を魔物の存在によって生き返らせる事はできないのか?と考え今に至る。



アキオ

「ほーれ

ピピーちゃんっ!

よしよーし」


アキオは息を吹き返した猫を可愛がり

『pipy』と刻印してある首輪をその猫に付けた。



アキラ

「えーーー

いつももっと大きくなって魔物!って感じになるのに大きさ変わらないんだ

この猫どうすんの?」



アキオ

「んだべー

まーだ薬さ改良して、大きさ変わらんようにしたべー

だったらペットとして飼えるべったぁ」



いつもは注射を打つと、動物の死体は魔物サイズ、ランダムによるが大抵は大人の熊程のサイズに大きくなる。

しかしアキオはペットとして飼えるように研究を重ねていた。



アキラ

「ほぉー

アキオさんの動物愛には関心するなあー

マジで尊敬するわー」



アキオ

「んだべー

して、おめさ今日はママもきて何すっぺ?」



アキオ

「あぁ、ただのたまのお茶会だよ」



アキオ

「おぉー、んだか」



するとゴッドママが研究室に入ってきた。



ゴッドママ

「おいアキラ」



ゴッドママがアキラを手で招いた。

そして2人は研究所から出ていき、給湯室に入った。



ゴッドマム

「アキラ、お前のおかげでウチのグループの売り上げは右肩上がりだ、ありがとな。」



アキラ

「全然全然

俺の方こそアキオさんを紹介してくれたおかげで

俺の計画も右肩上がりだよ

これはまさか過ぎる出会いだ」



アキラはそう言いながら、温かいお茶を淹れた。



ゴッドマム

「へっへ

お前の計画も右肩上がりか

そりゃあ良かったぜ」



ゴッドマムはアキラが淹れたお茶を美味そうに飲んだ。



ゴッドマム

「そろそろ教えてくれよ

お前の本当の計画をよぉ、

サツになりすましてなに企んでんだあ?」



ゴッドマムはアキラの計画を知らない。

アキラは誰にも本当の計画を話してない。



アキラ

「ん?

ただの金儲けだよ

何回も言ってるだろ?」



アキラも淹れたお茶を飲む。



ゴッドマム

「へっ

俺は魔女だぜ?

お前が嘘をついてる事くらい

わかるさ

まあ、別にマジで知りてえなんざ思っちゃいねぇがよお

俺は金が儲けれればそれでいいさ」




アキラ

「ふふ

ママさんこそそんなに金儲けして

その先は何がしてえんだよ」



ゴッドマム

「俺か?

俺はたいした理由はねぇよ、、、」


ゴッドマムはお茶を一口飲む。


「俺は経営者だからよぉ

息子も従業員も家族なんだ

そいつらを食わしていかねぇとなぁ

金がありゃ生きてく上じゃあ、ほぼ何でもできるだろ

人間だったら当たり前に考える事をやりてぇだけだよ

まぁ、俺は魔女だけどな?

はっはっは!」




ゴッドマムは嬉しそうに語った。



アキラ

「当たり前に考える事をか、、、

それが出来てるあんたは凄えよ

尊敬するわ」



アキラも淹れたお茶を一口飲んだ。



ゴッドマム

「お前“悪の魂”が宿っとる癖に

なんか優しい雰囲気だすよな?」



ゴッドマムが何か見透かす様に尋ねた。



アキラ

「そうか?

俺の“魂は悪”だよ」




アキラとゴッドマムはその後も金儲けの計画について話し合った。






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