【嵐煌18】異変
〜オアシス〜
ZX狼
「ゼゼゼゼ〜!?」
(バルディエルだよな!?、、、)
狼が呟いた。
「ゼゼ!」
(バルディエル!
おいらだ!ZXだ!
まさかこのタイミングで会えるとはな!
嬉しいぞ!)
バルディエル
「バルバルバル!」
(ZXじゃないか!!
生きてた!生きてた!
生きててよかったよZX!)
ZX狼
「ゼゼ!ゼゼゼゼー!」
(やっぱりバルディエルか!
WOW!WOW!WOW!
最高の気分だよ!
WAOOOOOON!!!)
バルディエル
「バールバルバル!」
(よかった!
本当によかった!
あの時僕がハンターに捕まっていれば良かったのにって、凄く凄く苦しかったよ!泣
ジャングリアン中を毎日毎日探したよ!
よかった!本当によかった!!泣
PAWOOOOOON!!)
フランク
「ほう、貴様がZXか。
バルディエルからよく話は聞いていた。
よかったなバルディエル。
友に会えたな。」
バルディエル
「バルバル!」
(そうなんだよ旦那!
いつも話してる僕の最高の友達さ!
まさかここでZXに会えるなんて!)
(おい、ZX!
あの後どうなったんだよ!?)
ZX
「ゼゼゼー!」
(あの後かー!?
そりゃもう大変だったよ!
あーしてこーしてあーなってこーなってさー!、、
でもそれでこのおいらの今の主のユージ兄に助けられて
今はこうやってアニキ(ユージ)の使い魔として使えてるのさ!)
※ZXは普段は(惑星津平)で過ごしている
そしてユージの魔法で、いつでもユージの掌から呼び寄せる事ができる。
因みに、呪文は言わなくてもいい。
バルディエル
「バルバル!」
(そうだったのかよ!
ユージさん!ありがとう!
僕からお礼を言わせて下さい!
あなたは僕の友達を救ってくれた英雄です!
ありがとう!)
ユージ
「ビボビボビボビーボビボ!」
(ZXから話は聞いてるよバルディエルくん。
コイツがたまたま俺の縄張りの津平で違法動物売買で捕まってるのを発見したからだよ。
俺の方こそZXの初めての友達になってくれてありがとう。
俺からも礼をいわせてくれ。
本当にありがとう。
、、、、、、、、
しかしここは暑いな、、、、、)
そう、、、
《オアシス》の気温は100°Cに近い。
さっきまでタクチ達がいた冬の鳥海山は
0°Cからマイナスの気温だ。
するとユージの顔と脇が汗だくになりながら
みるみるユージの体中が真っ赤になっていた。
「おい、ユージ。
てめぇその脇今直ぐ何とかしねえと脇に風穴開けるぞ」
タクチが静かな怒りを込めてユージに言った。
ユージの脇からは大量の汗が出ていた。
「ビボー!ビボビボー!」
(グヴヮァァァーーーー!
グヴヮァァァーーーー!)
ユージが今にも昇天しそうな勢いで苦しみながら叫んだ。
「バルバル!」
(ユージさん!
どうしたんですか!?)
フランク
「ここ《オアシス》の温度が高いからな。
だが湿度は居心地の良い温度の筈だが、、、?」
「ゼゼ!ゼゼ!」
(こんなアニキ初めてだ!
たしかアニキは、暑いのとゴリラが苦手って言ってたんだ!
ここはたしかに暑過ぎるかもしれない!
アニキ!氷の魔法を使うんだ!)
ユージ
「ビボビーボビボ!」
(そうだな!
古より生きとし津平の氷の精霊よ、我の脇を冷やしたまえ!)
※因みに、呪文は言わなくてもいい。
ユージは掌を天に向けて叫んだ。
「ビボ!」
(ダメだ!もう手の平の汗で魔法が使えない!)
ユージは手の平が乾いた状態でなければ
魔法が使えないのだ。
「ビボボボー!」
(助けてくれー!)
「ゼゼゼゼ!」
(アニキ!どうなっちまんうだ!
誰か助けてくれー!)
「バァァァァチコォォォォーーン!!!」
その瞬間、タクチがユージの左頬を物凄い勢いでブン殴った。
ユージの体重は約150kg
タクチの体重が約65kg
ユージの体はそのままの状態で
顔面だけが揺れた。
「おいユージてめぇ、俺様の言う事が聞けねえってんならそのひん曲がった鼻の穴、3つに増やしてやろうか?
あぁ?どうなんだコラァ?あぁ?」
タクチがユージをブン殴ってから尋ねた。
、、、、、、、、
ユージの脇から汗が止まった。
ユージは口からヨダレを垂らしながら気絶していた。
「ゼゼーゼゼゼー!」
(タクちゃん!凄い!
パンチで脇の汗を止めた!
WOOOOOON!!)
タクチ
「フゥー!
ゼっちゃんは可愛ええのぉー!
よしよし!」
タクチはZXをヨシヨシして撫でた。
「バルバルバルバルー!」
(よかったー!
でもユージさん大丈夫かい??)
フランク
「ふん、田舎者はこれだから困るな。
こんな田舎者共と長い時間居たら俺達まで田舎臭くなっちまうからな。
おい《ピラミッド》を動かせ。」
すると、フランク達を乗せた《ピラミッド》が動き出した。
フランク
「おい、バルディエル、ブレイド
戻れ。
旅の続きをしようじゃな、、、、(スパン!!)」
フランクが話してる途中で、一瞬で何かがフランクの腹に直撃し、フランクが倒れた。
(スパン!スパン!)
間髪入れずに、バルディエルとブレイドにも何かが直撃し、2匹も倒れた。




