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吉良物語。〜1000年後の吉良へ〜  作者: 鳥巣頭104FLYAWAY
14/29

【嵐煌14】 宇宙一の傾奇者




、、、、、


そして、タクヤ達との一件を後にした

タクチとヒデキは、鳥海山の頂上からダンプで更に奥へと進んでいた、、、



「ぼっちゃま、ミルクティーでございます。」


ヒデキがミルクティーを淹れてタクチに渡した。


「おぉ、おまえ中々できるハゲだな。

気に入ったぞ。」


「恐れ入ります。」


「うん、ユージの脇汗シロップより洗練されておるな。何を入れた!?」


「はい、同じく脇汗シロップでございますが、ユージのとは練られた期間が違うかと。」


「おぉそうか、お前達一族はワインみてぇな体だな。気持ち悪い奴だ。そのまま精進しろ。」


「恐れ入ります。」


タクチは、ユージとカツタが消えた事を気にもせず、ヒデキを大変良く気に入った様だ。



、、、、、、



しばらくすると、山の中に大きなピラミッドが出てきた。


タクチは太陽に照らされたそのピラミッドを目を細めながらじっくり観察した。


するとピラミッドの上層部に1人の男と、その両横にキャバ嬢みたいな美女が2人座り

3人でお酒を飲みながら談笑していた。



「ぬははははは!

おーい!シャンパン持ってこーい!

ぬははははは!」




タクチはすぐに叫んだ。



「おい!テメェら!

俺様より高え場所に居るんじゃねえ!

このピチピチに輝く俺様が目に入らねえのか!あぁ!?」



すると次の瞬間、目の前に体調約2mの純白のマンモスがタクチ目掛けて突進してきた。



「バゴーン!!!」


ヒデキがタクチを守り、マンモスを止めた。


するとピラミッドの男がタクチ達に目をやった。


「ほぉ、ブレイドを止めたか。

なんだ貴様ら。盗賊では無いみたいだが、田舎臭えな。消えろ。」


タクチがキレた。


「あぁコラ?降りてこいや?

口の聞き方教えてやるよ?あぁ!?」


「ふん、田舎言葉で何言っとるかわからんな。」


男は太い声で続けて呟いた。


「来い、バルディエル。」



しばらくすると地面が凄まじく揺れ、

「ドシン!ドシン!」

と凄まじい足音が聞こえてきた。


ピラミッドの奥のサバンナから体調約5mの純白の綺麗なマンモスが姿を現した。


するとヒデキが喋り始めた。



「ぼっちゃま、聞いた事があります。


宇宙のどこかにピラミッドあり。

そのピラミッドは仮想空間なのか、それとも現実なのか分からない。

分かっているのは、そこに1人の男と2匹のマンモス。

《オアシス》と呼ばれる《場所》。

いや、《空間》。と呼ぶが相応しい。


ここ恐らく、その《オアシス》で間違い無いでしょう。


だとしたら、あの男の名は、、、

ドン・フランク・リョウタ(猿飛 龍蛇)、、、

あの猿飛一族の末裔、

宇宙一の傾奇者でございます。」



タクチが話した。


「おいハゲ、誰が話していいって言ったんだぁ?あぁ?テメェもまとめて風穴開けられてえのか?あぁ!?」


タクチが優雅にミルクティーを飲みながら言った。


「よしよしバルディエル、ブレイドはまだ子供だからパパが守ってあげないとなぁ。」


フランクが白いマンモスを優しく撫でながら囁いた。




「オヤジ、変われ。」

ヒデキの頭の中で声が聞こえた。


「おぉ、ユージか。どうした。」



「オヤジ、いいから変われ。」


すると、ヒデキの体が一瞬光り、

ユージが現れた。


タクチは優雅にミルクティーを飲みながら見ていた。




すると直ぐにユージが呪文の様に呟やき、掌を前にした。

「ビボビボビボー!」

(目を覚ませ、その気高き孤高の漆黒の刃、、、ZX)




ユージの掌から黒い光を放ち、ダイヤモンドの様な輝きを放った1匹の真っ黒な狼が姿を現した。



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