【新吉良11】 解体ランキング1位
そう言われ、ヒデキがダンプからバットを3種類持ってきた。
「今日は3種類持ってきてますが、どれにしますか?」
タクチは真ん中の、赤い炎のバットを掴んで言った。
「こいつは燃やして縛り上げねぇと気が済まねぇ」
タクチはバットを肩に担いだ。
「ひょぇー!炎のバットは初めてみるぜぇー!」
タクヤはワクワクしながら言った。
タクチは呪文を優雅に唱えながら、バットを天に向けた。
「アニメラメリー」
すると空から炎を纏った羊がバットに目掛けて飛んで来た。
その羊とタクチは一瞬だけ目を合わせ、すぐにタクヤを2人で睨み、タクチが訪ねた。
「おい、今俺様の靴を舐めて謝るならチャンスをやるぞ。
こんな美しい山を燃やしたくないからな。」
「だったらそのバットはじぃさんに預けて、素手でやろおぜ!」
タクヤはファイティングポーズをとった。
「ちっ、おいハゲ!水のバット持ってこい!燃やすのはやめだ!
こいつは溺れさせて吊るし上げる。」
しかしそう言った時、物凄い殺気を放った1人の男がバイクで頂上に向かってくる。
その男は、宇宙バイク(ハーレーインパクト)に乗ったワナベだった。
頂上にいるシノブ以外の人間は皆、数秒だけ時が止まったような気分だった。
「おぉ、ナベちゃん来てたのか。
元気か?マキバラちゃんには会ったか?」
「シノブさん、お久しぶりです。
元気ですよ、マキバラさんとさっきまで一緒でした。ケンタと2人でアキータラーメンに行くって言ってましたよ。」
「そうかそうか、元気なら成功者だぁ。」
とシノブは微笑み続けた。
「またどうしたの、頂上までトレーニングか?」
「いえ、アソコにいるタクヤって子に会いに来たんですよ。
ケンタとの怠慢みて僕もやりたくなっちゃって。」
「ほぉ〜そうかそうか、ナベちゃんは血の気が多いからなぁ〜、ほっほっほ。」
「オメェ、、、人間か?
今まで会って来た奴らとは桁違ぇの殺気だぞぉ」
タクヤが興奮しながら声を尖らせた。
ワナベは、世界中の大統領のボディガードを務める専属部隊(ワナベ新爆撃空手)の総師範だ。




