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イメジン②  作者: 春巻き
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【第2話】隠れんぼ

「おい大介!何で俺のせいにするんだよ!」


「たまたまだよーん」


いつも俺のせいにするくせに。


「そや、ひろとー」


「何だよ?」


「後ろにいるオッサン知り合いかぁ?」


後ろ…?


「静かに!もうちょい声量下げろ」


確かに何かいる。

ストーカーか?でも、別にされるようなことしてないしな。


「ちなみに知らないぞ、あのオッサン」


「マジ?ひろとの知り合いかと思った…」




「社長、気づかれてませんかね?これ」


「そんなはずはない、見よ!この完璧な格好を!」


「社長、木の枝なんて持っても意味ないっす…」


「え?良くあるじゃん?」


「ならもうちょっと、こう…」


「ちょっと…!おい!」




「なぁ、ひろと」


「何だよ?」


「あのオッサン何やってんの?」


「そういうのは、あんまり見ない方がいい…」


「そうか…」


本当に何がしたいんだろう、あのオッサン。

木の枝増やしたぐらいで…逆に目立ってるな。

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