表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青春グルメ  作者: 飯梟 ヒラキ
1/2

嫌なこととステーキと美味しんぼ

 どうも飯梟です

 

突然ですが僕は辛いことがあるとステーキを焼く。


なかなかどうしてステーキを焼いているあの時間だけはどれだけムカムカしていたとしても頭を空っぽにして最高の焼き加減を求め始めるというのだから僕は都合のいい脳みそをしていくれているとつくづく実感する


普段能天気な僕がステーキのこととなるとどこにそんなパワーがあるのかというくらい集中してしまう


きっと僕のやる気スイッチはスーパーの特売のステーキ肉を触った瞬間をトリガーにキラークイーンしてしまうのだろう。


そして十六のクソガキのくせして一丁前にこだわりもいくつかあるのだ


例えば付け合わせはフライドガーリック、エノキダケとジャガイモを肉汁とバターでソテーしたものにするとか


肉は絶対に赤身の部分を使うそして目指すはジューシーで綺麗なレアだ


焼き方は時間なんかをはかるんじゃあなく、われらがバイブル、美味しんぼの三巻あたりに出てきたであろう伝助老人の自分の経験と耳だけを頼りにしたあの焼き方だ、


興味のある方は調べるなり美味しんぼの単行本三巻を買って読んでみてくれ、こんな私のエッセイなんかを読んでいる君たちは生粋の料理野郎であろうから美味しんぼは是非読んだほうがいい


個人的に好きな話はトンカツ慕情という話だまぁ単に店主のあの名言が好きなだけではある、


話がそれたが伝助老人の焼き方で焼いた肉は口の中に肉汁があふれ出るほんのり温かな超ジューシーなステーキになる、 


肉汁を吸ったえのきだけとポテトもこれまた絶品だ


想像してほしい自家製のハーブバターとワサビをちょいとつけて口に頬張れば

海原雄山だって皿にケチをつけて出て行ってしまうほどであろう


これを食っちまえばその日あった辛いことなんてもうどうでもよくなってしまうだろう、


そう、友達に借りパクされた美味しんぼのことなんてどうでもよく・・・


そんな青春の一ページ


では、おやすみなさい良い夢を

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ