嫌なこととステーキと美味しんぼ
どうも飯梟です
突然ですが僕は辛いことがあるとステーキを焼く。
なかなかどうしてステーキを焼いているあの時間だけはどれだけムカムカしていたとしても頭を空っぽにして最高の焼き加減を求め始めるというのだから僕は都合のいい脳みそをしていくれているとつくづく実感する
普段能天気な僕がステーキのこととなるとどこにそんなパワーがあるのかというくらい集中してしまう
きっと僕のやる気スイッチはスーパーの特売のステーキ肉を触った瞬間をトリガーにキラークイーンしてしまうのだろう。
そして十六のクソガキのくせして一丁前にこだわりもいくつかあるのだ
例えば付け合わせはフライドガーリック、エノキダケとジャガイモを肉汁とバターでソテーしたものにするとか
肉は絶対に赤身の部分を使うそして目指すはジューシーで綺麗なレアだ
焼き方は時間なんかをはかるんじゃあなく、われらがバイブル、美味しんぼの三巻あたりに出てきたであろう伝助老人の自分の経験と耳だけを頼りにしたあの焼き方だ、
興味のある方は調べるなり美味しんぼの単行本三巻を買って読んでみてくれ、こんな私のエッセイなんかを読んでいる君たちは生粋の料理野郎であろうから美味しんぼは是非読んだほうがいい
個人的に好きな話はトンカツ慕情という話だまぁ単に店主のあの名言が好きなだけではある、
話がそれたが伝助老人の焼き方で焼いた肉は口の中に肉汁があふれ出るほんのり温かな超ジューシーなステーキになる、
肉汁を吸ったえのきだけとポテトもこれまた絶品だ
想像してほしい自家製のハーブバターとワサビをちょいとつけて口に頬張れば
海原雄山だって皿にケチをつけて出て行ってしまうほどであろう
これを食っちまえばその日あった辛いことなんてもうどうでもよくなってしまうだろう、
そう、友達に借りパクされた美味しんぼのことなんてどうでもよく・・・
そんな青春の一ページ
では、おやすみなさい良い夢を