青の戦士と橙の戦士
「そこをどけ!」
「どかない。」
「どけと言っているんだ!」
「どかないって言っているの!」
「どういうつもりだ?青の戦士!」
「あなたを行かせるわけにはいかない。橙の戦士」
「なぜ俺を止める?お前には関係ないだろ」
「関係ある。もう仲間でしょ?」
「俺にそんなつもりはない」
「じゃあ何で何度もわたしを助けたの?お姉ちゃんへの同情のつもり?」
「そんなつもりはない」
「なら、何で?」
「それは・・・俺にも分からない。」
「嵐が来る。戻らないと危険だよ。」
「だから、だからチャンスなんだ。今ならアイツらは動けない。奇襲するなら今だ!今しかない」
「アイツ・・・ら?神だけじゃないの?もしかして本当の狙いは・・・」
「そうだ。俺の狙いは最初から黄の戦士だ。」
「いると分かってるわけじゃ・・・」
「黒の戦士は言った。デリーターが神に必要だと、なら神は必ず黄の戦士と接触する。俺たちの所に来ないのがその証拠だ。それに黄の戦士はバカだがずる賢い。強い方に付く神の味方をしてもおかしくない」
「そう・・・なんだ。」
「だからどけ!今度こそ俺は黄の戦士を・・・」
「無駄だよ。勝てるわけ無い。何度やっても同じだよ。あなたは絶対黄の戦士には勝てない。ましてや2体1なんて」
「何度やっても勝てない・・・だと。ふざけるな!青の戦士!俺をバカにしてんのか?俺がアイツに勝てないだと?」
「勝てないよ。武器の問題でも、財力の問題でも無い。心の問題だよ。」
「意味が分からない。ふざけるな!俺は父さんのために。絶対に・・・」
「ならわたしは、ここであなたを止める。」
「どうするってんだ?」
「勝負よ。橙の戦士!」
「望むところだ。青の戦士!」




